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2018.07.23
カテゴリ：空手
私はいわゆるフルコンタクト空手をやっていました。
道場に入る際に礼をしたり、 組手をする際に相手に礼をしたりしますが、 その礼をするのに合わせて、 拳を握って胸の前あたりで十字を切るという所作を一番最初に教えられます。 『押忍！』と言いながら(笑)。 耳の辺りまで挙げた両手をクロスさせて、 そのクロスさせた手を礼をしながら腰の辺りに下ろしてきます。 この動作を「おー！格好いい！」と思っていた時期がありました。 でも、どうも近頃、この動作が仮面ライダー的といいますか、 ウルトラマン的といいますか、 武術的に有用な動作がデフォルメされてしまっている と感じてならなくなりました。 いわゆるフルコン空手以外のほとんどの(？)流会派で行われている帯の結び目の前辺りで小さく十字を切る所作の方が理にかなっていると思えてなりません。 広背筋に張りを持たせ、腰を割って立ち、身体に戦闘準備を整えるのには、 帯の結び目の前あたりでそっと十字を切れば十分です。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2018.07.24 09:35:48
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