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沖縄空手道「無想会」稽古ブログ

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ハリウッドアクションドラマの殺陣師になりたい。。

私の場合、デスクワーク中心の会社員のため、ずっと「在宅勤務」が続いている。振り返れば今年の3月の半ばから「在宅勤務」が始まったのだから、ほぼ自宅で過ごす生活が始まって半年以上が過ぎた。マンションが多いエリアに住んでいるため、徒歩圏内にスーパー、コンビ二がある。なので、毎日外出をして、食材を買いにスーパーへ行く。プリントやコピー、PDFデータ化などをしに近くのコンビニにたまに行く。その程度なのだ。外出歩きの頻度や距離は。週一回、空手道場へ指導に行く。でも、コロナの影響で稽古に来る生徒は少ない。ちょくちょくランニングも続けている。しかし、コロナ渦以前と比べて圧倒的に運動量が減った。。仕事しているときと仕事していないときの時間的・空間的隔たりが無くなって、コロナ渦以前と比べると全く異なる＜妙な＞状態が続いている。そんな話はどうでもいい。自宅で過ごす時間が圧倒的に長くなったので、時間つぶし代わりに私は有料配信でハリウッド映画やアメリカのドラマをよく見て過ごした。で、思ったのです。『全空連の型競技における「団体型」を必死にやっておけばよかった！』と。現在、開催が危ぶまれる東京オリンピックで採用された＜空手＞の競技は「個人組手」と「個人型」なので、この想いはオリンピックとは関係ありません。私がやればよかった・必死に取り組めば良かったというのは、正確に言うと、3人で型をシンクロさせて行う「団体型」の演武の後に披露される【分解型】のことです。『これ、すごいじゃあないですか！！』団体型 https://www.youtube.com/watch?v=LNWeZFj6xqg&feature=emb_rel_pause香港映画のカンフーファイトのテイストを取り入れワイヤーアクションを使用し、当時斬新な映像表現で話題をかっさらった1999年公開の映画「マトリックス」。恐らくこの映画製作の前後からそうなったのでしょう。ハリウッドのアクション映画に取り入れられる格闘シーンでの【殺陣（たて）】のテイストは、この在宅勤務中に私が見たハリウッド映画やドラマではどんどん＜香港映画化＞しており、今やそれに＜ブラジリアン柔術＞っぽいテイストの【殺陣】まで加わっています。かつてのハリウッドアクション映画の格闘シーンは、往年の西部劇や「ランボー」なんかもそうだった印象がありますが、出演する俳優たちが大きく振りかぶったフックパンチで派手に殴り合うような、アメリカンファイトスタイルでした。現在のハリウッド映画のアクションシーンの＜香港映画化＞というのは、『接近戦で中国拳法的＜推手（という呼称が正しいのでしょうか？）＞での攻防を激しく見せ、前蹴りでも食らわせようものならワイヤーアクションで吹っ飛んで、演者がケガしないような素材や作りで制作された机や家具に派手に激突して破壊する、というような演出シーンの増加』とでもいえばご理解いただけますでしょうか？いや～、クソ～！しかしですよ、もしわたしが【分解型】を必死にやって、自分で演武出来て、且つその演出ができたなら、香港映画のクンフーテイストに対抗できる「日本武術の殺陣（たて）師」として空手の分解型を用いたアクションを引っ提げてハリウッド映画界に打って出るのに～っ！！！！だって、すげえ"格好"いいじゃないですか。【分解型】。この「団体型」演武の後に行われる【分解型】は、敵がこう攻撃してきたら、こう反撃して、そうこうしているうちにもう一人の敵が攻撃してくるから、こういう技を使って倒してっていう、テレビや映画の時代劇中に出てきていたまさに殺陣ですよ。そして何よりも古伝の剣術・柔術の相対型と違うのは、観衆を巻き込み魅了する派手な演出です。演武者は、きりっと髪型を短くカットしてきちっとセットして、まるで糊が付けられたようにパリッとした純白の空手着を着て。１対２で繰り広げられる攻防の数々。遠い間合いからの美しさを感じさせる直線的な動き。攻撃が決まって敵を倒したときの裂ぱくの「気合」、そして睨みを利かせた「残心」と「見栄」。決まるたびに観衆は拍手喝采！これそのまんま使えるじゃんよ～、ハリウッドアクション映画の演出にィ～～。しかし、<無想会>の動きは「観る人が観たら分かる」という動きですし、四方八方の敵をバッタバッタと倒すような【殺陣】には向かない型なので、ハリウッドには向かないか・・・・。「日本武術とはいったいどんなものか！？」の一端をハリウッドで説明できる者にはなっているかも・・・。以上、在宅勤務で自宅での過ごす時間が増えたせいで生じた＜私の妄想＞でした・・。

2020.10.12

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「空手道着」の成り立ちがやっとわかった！！（気がする・・）

染織の本で見かけたこの藍染めの＜野良着＞の写真。＜野良着＞とは、百姓の人たちが田畑などで野良仕事をする際に着用した日本の伝統的な装束。これを見て「武道・武術に使われている道着って、もともとは＜野良着＞じゃないのか！！？？」と直感的に思ってたら、興味深い記事が「月刊　秘伝」（2019年9月号）に載っていました。道着【剣術稽古着　”運動するための衣”の誕生】　江戸中期まで、武術専用の稽古着はなかった。天保三（1832）年の『四藝沿革考』に、剣術について「昔は（中略）今の如く面小手といふものなく、只袴のもとだちをとり、たすきをかけたる斗り也」という記述がある。　藍染の木綿に刺子で補強した「稽古着」は江戸後期寛永六（1794）年頃には出現している。この”藍染＋刺子”というのは、火事装束や野良着で使われていた製法で、いわばワークウェアをスポーツウェアに転用したのが出発点と言える。野良仕事は、当たり前ですが、春から秋にかけて屋外で仕事をする肉体労働であるため汗を大量にかく。＜野良着＞は、その野良仕事のために作られ、百姓が着用していたのだ。丈夫で汗を吸う＜野良着＞は、武術の稽古にピッタリだ！ということだったのでしょう。国民のための百姓学／宇根豊【1000円以上送料無料】　柔術の稽古着は、1820～30年代に登場している。「襦袢」や「股引」と呼ばれている例があり、同時代的にはアンダーウェア由来という認識だったようだ。大正六（1917）年の野口潜龍軒『柔術教授書虎之巻』には、新旧の柔術稽古着が描かれている。古いものは袖も裾も短く、肘や膝のスリ傷が多かった。裾は幕末よりも明治初期に短くなっていったが、明治三十（1897）年、嘉納治五郎が「膝と踝の中間位」と指定した。袖は明治四十（1907）年、大日本武徳会が「手首に達する位迄にする事が必要である」と示し、柔道衣の基本形は完成してゆく。そうなのです。下に穿くズボンのような形状のものは、下着みたいなものでもあるのですね。そしてこの記事の記述は、こう続きます。　柔道衣は他の武道にも大きな影響を与えた。琉球文化圏に属した空手ですら、大正二（1922）年に船越義珍が講道館での唐手演武時に柔道衣を着用したのを契機とし、材料や裁断・縫製を改良しつつ現代に至る。やはり「空手着」は、「柔道着」から発展・改良されてきたのだ。剣道着、柔道着、空手着、いずれにせよその起源は、江戸時代の最良のワークウェアであり運動着であった＜野良着＞である！と言えるのではないでしょうか。むむ！？しかし、琉球国の武術「空手」は、日本本土に広まる前、沖縄ではどんな衣を着用して稽古していたのでしょうか？？

2020.07.17

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太くて長い愛しの「大腰筋」に触れてみるのだ❕

　前回の私のブログに「大腰筋の触り方、知りたいですね！」と反応してくださった方がいらっしゃいます。そこで、さわり方について書かれた書物があるので、その部分を抜粋して記載します。　私が軽いギックリ腰になった時に治療してくださった大阪上本町「カラダセット」の整体師・荒巻院長にも、その記述について目を通してもらいました。荒巻さん曰く「いつも患者さんに教えてる方法と変わらないので、違和感ありません！」とのこと。カラダリセット　以下が、いまや社会的に認知度のがかなり高くなった「大腰筋」についての説明とその触り方です。　　　　　　身体能力を高める「和の所作」ちくま文庫 / 安田登(能楽師) 【文庫】　私たちの上半身と下半身は、骨で考えると、背骨と骨盤で結ばれていますが、筋肉でいえば、上半身と下半身は大腰筋によって結ばれているのです。　大腰筋は背中のやや下、腰椎（背骨の腰の部分）の両側から出て、腹部内臓と骨盤の間を通り、大腿骨のつけ根まで伸びています。私たちの体の筋肉で、上半身と下半身にまたがっているのは大腰筋だけです。それだけ長いうえに太く、姿勢をつくる最も重要な筋肉なのです。　大腰筋は体の最も深い部分にあるため、さわりにくく意識しにくい深層筋です。それでも、ちょっとしたコツを使えばさわることができます。自分の体の仕組みの一部を知るためにも、大腰筋を一度さわってみてください。　大腰筋にさわるには、あおむけになって、両ひざを立てます。そして、へそと腰骨の出っ張りのちょうど中間に人差し指と中指を置いて、息を吐きながら背骨の方向に向かって指を沈めていきます。　これをくり返すと、深いところに筋肉を感じるはずです。筋肉を感じたら、足の裏を床に着けたまま、ひざをほんの少し頭の方に引き上げます。このとき、指先に感じた筋肉が硬くなるのが分かります。その硬くなった筋肉が大腰筋です。　大腰筋には、・太ももを上げる・上体を起こす・背骨を支える・骨盤のバランスを整えるという４つの基本的な働きがあります。　ところが、悲しいことに、大腰筋は最も太くて最も使われていないという、不名誉な扱いをうけている筋肉でもあります。　大腰筋の働きの一つ、太ももを上げる働きを例にとっても、いかに使われていないかが分かります。太ももを上げる筋肉は大腰筋を含めて全部で９つあります。そして、そのほとんどが表層筋なので、私たちはふだん、意識しやすい表層筋ばかりを使って足を上げているのです。　（中略）　ちなみに、人間のものでなければ、大腰筋は簡単に見ることも、買って食べることもできます。実は、スーパーの正肉売り場に並んでいる「ヒレ肉」は、ブタや牛の大腰筋なのです。（「身体能力を高める「和の所作」」安田登著・ちくま文庫より抜粋）さて皆さん、「大腰筋」にさわれましたか？いまやスポーツ界でも非常に重要な筋肉として認識されているこの筋肉に触れて、その存在を実感できると、身体の操作する感覚が、今までとはまるで異なったものになると思います。

2020.05.27

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大腰筋を鍛えるために、田植えをした！

「うちの田んぼに田植えするから手伝いに来る？」と、大阪府能勢町に住む知人からの誘いを受け、緊急事態宣言が解除されたことだしと、＜田植え＞に行ってきました。田植え機を使わず、＜手植え＞です。なので、当然田んぼの泥に入ります。私の場合は裸足です。次の苗を植えるために田んぼの中を後ろに移動するのですが、ズブッと田んぼの泥に包み込まれた足を引き抜くのはかなり大変です。この時、大腰筋を上手に使うと、足を引き抜くことが出来き、移動できます。ホントに強い、大腰筋。特に無想会の会員の方たちは、この筋肉が使えるようにならないといけない大腰筋。一反三畝の田植えを、無事に手植えで、知人とその仲間達と終えました。大腰筋の良い鍛錬・修行になりました❕❕そういえば私は、自宅近くの整体院の荒巻先生（無想会初心者向けセミナーにご参加いただきました）に、大腰筋の触り方を教えてもらってからというもの、この大きく強い大腰筋を鍛えるとともに、たまにマッサージしております。http://karadareset.com/ところで、苗を手植えしていた昔は、今回の私のように当然裸足で田に入ります。しかし、田んぼの泥の表面が、足によって凸凹になるので、稲を植えにくくなります。なるべく泥表面が凸凹にならないようにするため、田植えは、男性と比較して体重が軽く、足の小さな女性の仕事だったそうです。さぞかしと昔の農村の女性は、大腰筋が強かったことでしょうね。

2020.05.26

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何故、両手で剣を持つに至ったのか？

空手には「夫婦手」＝両手を使う、というのがある。かつて＜空手は「突き」と「蹴り」の武術だ＞という思い込みが私にあったころは、「なんだか神秘的だ」と思ったが、、今思えば当たり前のことだ。左手で敵を掴んだら、右手で突けばいい。右手で敵を掴んだら、左手も使ってクシ（体の後ろ）の力を使って、引き落とせばいい、しかし、剣はどうだろう。ある時期から、日本では両手で刀を持つようになった。それは「太刀」から「刀」に拵えが変化したころだと言われているらしい。世界中に刀剣が歴史的に存在するが、どう見ても片手で扱うものばかりのように思える。刀剣ワールド　世界の刀剣半身になって膂力に任せて振り回す片手太刀ではなく、考えてみれば自らの身体を敵に晒すような両手太刀を選び進化させたのはなぜなのだろう。恐らく、両手で「刀」を持つことで刀身一如、つまり＜身と刀が一つとなって身体そのもので刀を使うことが出来る＞と感じたからではないのだろうか？これはまた＜空手＞も同じか・・・。あっ！NHK大河ドラマ「麒麟が来る」が始まった。この時代、「正座」なんていう座り方が特に正式でもなんでもなかった、というNHKの時代考証によってドラマに登場する役者たちは男は胡坐、女は左膝立て座りとなっています！興味深いですね！！

2020.04.19

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新垣師範の研究「ナイファンチ」

私の妄想メモとして前回書いたブログの内容は、とっくに新垣師範が研究され、語られているものでした（汗）。　　無想会チャンネル「沖縄空手誕生秘話ヒストリー」無想会チャンネル「ナイファンチの歴史」新垣師範、動画作成にご尽力された皆様、私はこれらの動画を拝見しておりませんでした。失礼しました❕❕❕❕❕

2020.04.17

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私の妄想＞＞空手の形「ナイファンチ」「鉄騎」は、400年前にはもうできていた？？

まず、いまから書くことは、私の忘備録というかメモというか・・・。また後日、いろいろ付け足して、もう少し説得力を持たせますので、お許し下さい。先日、FB無想会チャンネルのアップされた本部の正指導員・ロバート・ストリングハム4段のビデオの感想の続きです・・・。国際沖縄空手　無想会　新垣清　最高師範は、長年にわたる「空手」の修行と研究により、形「ナイファンチ（この際、「鉄騎」とも呼びます）」は船上での格闘法だった、という”ある一つの答え”を見出されました。無想会で稽古を積むと、誰もがある時、「ナイファンチで立つ」こと、また「ナイファンチで歩く」ことが体感として分かってきます。そして、ナイファンチで立つと、それは船上での波打ち動く＜揺れ＞を十分受け止め、かつ敏感に動くことが出来る＜立ち方＞である、ということも体感として分かります。いま我々は、空手の形「ナイファンチ（くどいけど「鉄騎」）」を船の上で行う必要はありません。とするならば、『船の上で体得された「身体操作法」を、陸上に上がって使ってみるとどうなるのか？』ということになってきます。どうなるかといいますと、波打ち揺れ動く船上から、平坦で硬い陸上に上がった途端、船上で起こる＜揺れ＞を自らの身体で操作・発生させて使うことが出来るようになるんです。それは18世紀の終わりごろなのか、19世紀の初めなのか、この＜身体操作方法＞を元にした格闘方法を、ストーリー仕立てすることで伝承できるように整えたものが、形「ナイファンチ」である、と言えるではないか！？しかし、この身体操作法そのものや、それを使用した格闘は、この形「ナイファンチ」が完成するまでもなく、ある特定の者たちによって随分以前から使用されていたのではないでしょうか？14世紀から19世紀に渡るまで続いた「明」そして「清」への＜進貢船＞を使っての朝貢。そして特に13世紀から16世紀まで非常に盛んに活躍した「倭寇」。進貢船に乗る者たちは、この倭寇から＜船＞を＜貢物＞を、そして＜自らの命＞を守らなくてはいけません。切実な厳しい戦いがあったはずです。ならば、伝承するための形「ナイファンチ」の完成を待たずとも、ナイファンチによる身体操作のもとに、武器を使用したり、素手で戦う術が、15・1６世紀にはすでにあったのではないか！？もちろん、そこには中国の南方拳からの技術輸入も大いにあったことでしょう。しかし、現在の南方拳の立ち方を見ると、空手でいう「四股立ち」のように深く腰を下ろした、＜居付いた＞立ち方になっているようです。なんとも、なんの検証もなく適当なことを申しますが、琉球の＜朝貢船＞に乗った武人たちが結果的に体得した（かもしれない）身体操作を、中国福建省の武人たちが見て「内帆船（ナイファンチ）！」と呼んだのか。はたまた、「南方拳（ナイファンチ）」をを学んだ琉球の武人たちが、学んだ拳法を船上での戦いに適応・変革したさせた自らの身体操作を、あえて「南方拳」と呼んだのか。てなことを妄想させる先日のビデオでした・・・（ウキウキ笑）。琉球という国があった（たくさんのふしぎ傑作集） [ 上里隆史 ]沖縄空手道の歴史琉球王国時代の武の検証 [ 新垣清 ]

2020.04.16

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空手の「形」の名称のこと、誰ぞ知る❕❓❕❓

私が「沖縄」の昔＝琉球王朝について関心があるのは、ここ数年です。沖縄で生まれた＜空手＞を学んでだいぶ経ちますが、＜空手＞と＜沖縄＞を結び付けて考えることはほとんどなかった。「無想会」の会員になるまでは・・・。これは空手「形」競技の日本人女子第一人者＜清水希容さん＞がNHK「サンデースポーツ」（2020年2月放送）に出演した際の内容をまとめたものです。　　↓NHK「サンデースポーツ」空手の形について画面をスクロールして見ていくと、世界空手連盟が認めているという【１０２】の形の名称が、出演者の背景に表示される。そして、「この102ある形の中で、清水選手が一番自信のあるものを選ぶとしたら、どの技なのでしょうか？」という問いかけに、清水選手が答えます。「「チャタンヤラクーサンクー」は私の所属する流派の最高峰の形でもあるので、やはり大事です。沖縄の北谷村の屋良さんという方がルーツになっている形なんですが、特徴としては俊敏性のある速い動きで、手数が多い形です。私自身ダイナミックさやスピード感が特徴なので、そういうところはしっかりアピールしていきたいです。」でも「クーサンクー」の意味は？答えにはありません。「空手」を何年も学んでいると、「空手」とは一体何なのか！？形の名称の意味は！？そして、形の中に出てくる動作の意味は何なのか！？「形」競技で採点される10項目には・立ち方・技・流れるような動き・タイミング・正確な呼吸・極め・一致性・力強さ・スピード・バランスとあるが、そんなものが「空手」の〈型〉に本当に重要なことなのか！？などという疑問が皆さん沸々と湧いてきませんか？？それを知ろうとすると、中国の王朝と、そして主に島津藩を通じて日本とも交流のあった＜琉球王朝＞（沖縄）の「歴史」的、「地勢」的」、「文化」的背景を知らないとわからないのです。しかし「国際沖縄空手道　無想会」には、その答えがもうすでにあるのです❕❕❕❕❕　　↓無想会公式HP

2020.04.15

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琉球王朝にまつわる伝奇小説！！

知り合いの「琉球放送」の人から教えてもらったんですが、『椿説弓張月』（ちんせつゆみはりづき）って物語。ご存じでした！？曲亭馬琴作・葛飾北斎画の読本。文化4年（1807年）から同8年（1811年）にかけて刊行された全5編だそうな。この物語が発表された1807年ごろと言えば、ちょうど「唐手・佐久川」が中国から中国武術を琉球（沖縄）に持って帰ってきた時期でしょうか？？？【中古】椿説弓張月中巻 / 曲亭馬琴, 和田万吉 / 岩波書店 [文庫]【宅配便出荷】【中古】私家本　椿説弓張月新潮文庫／平岩弓枝(著者) 【中古】afbこの作品は、強弓の武将・源為朝（みなもと　ためとも）と琉球王朝開闢の秘史を描く、勧善懲悪の伝奇物語であり、『南総里見八犬伝』とならぶ馬琴の代表作である。本作の次に書いたのが『南総里見八犬伝』で、今日ではこちらの方が有名になっているが、当時は逆だったんですって！！源為朝が琉球へ逃れ、その子が初代琉球王舜天になったという伝説をもとに書かれた物語なんだそうですが、私まだ読んでません！！江戸時代の大和の人たちが、琉球王朝に思いを馳せて読んだのであろうなあ、と思いますが、沖縄の人たちにはあまり面白くもない筋書きなのかもしれません。いや～、不勉強で知りませんでした（汗）。。

2020.04.14

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How was born the Kata "Tekki" ? (Karate)

Today I would like to show you the video of Mr. Robert Stringham, the official instructor of the International Okinawa Karate Muso-kai Headquarters Dojo, which was uploaded to Youtube Muso-kai Karate Channel.　　　↓https://www.youtube.com/watch?v=pASYWuF47FEWhat is talked about here is well-known content for Muso-kai members.However, it is surely a shocking fact for the most of Karate practioners in the world.<How was born the Kata "Tekki" ( "Naifanchi or Naihanchi")? > That's what he's talking about!In this Kata(form), the movement to raise one foot from the so-called "Kiba Dachi（sttradle leg stance）" comes out. The movement is called "Namigaeshi（Returning wave）”.It's just Namigaeshi（Returning wave）!!! Because, first of all, this Kata itself was born as a fighting method used on a small Okinawan ship in old times that advances on the waving sea.There are many Karate masters who interpret and explain about this "Namigaeshi(returning wave)" such as "It is a movement to receive lowkick." "It's a preliminary operation to kick the opponent's knee joint!! "in this world.Even when I heard such explanations like above before, I couldn't say "I see !".But what about this Video! The description of this video, the first of all, is the content that we can understand the root of the Kata(form) "Tekki (← Naifanchi or Naihanchi)"❕❕❕❕❕Then, what kind of technique is the operation of "Namigaeshi(returning wave)"?What kind of interpretation is the other movements in this Kata?If you would like to know it, please contact to the Muso-kai. Muso-kai Official HP >https://musokai.storeinfo.jo/

2020.04.12

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「ナイファンチ」「ナイハンチ」または「鉄騎」という形・２

Youtube＜Muso-kai Karate Channel＞にアップされた国際沖縄空手無想会総本部道場の正指導員ロバート・ストリングハム四段の動画について、書かなくてはいけないことがもっと他にありました！！　　　↓https://www.youtube.com/watch?v=pASYWuF47FEここで語られていることは、無想会会員にとってはもはや周知・納得の情報・内容です。しかし、無想会に触れたことのない空手（首里手の流れを汲む流派）家たちにとっては、きっと衝撃的な事実であるということです。＜空手の形「鉄騎（←ナイファンチあるいはナイハンチ）」がいかにして生まれたか！？＞ということを、彼は語っているのです！この形の中で、いわゆる「騎馬立ち」から片足を上げる動作は出てきますが、その挙動を「波返し」と呼んでいると思います。まさに「波返し」なのです。なぜなら、まずはこの形そのものが、まさに波打つ海の上を進む昔の小さな船の上で使う格闘方法として生みだされたからです。なのに、この「波返し」という動作を、『下段廻し蹴りを脛受けする動きだ！』とか、『相手のひざ関節を蹴る予備動作だ‼』などという解釈・説明をする有名な空手の先生がたが、この世にはゴマンといます。私は、かつてのような説明を聞いても、ず～～～っと腑に落ちずにおりました。しかし、どうでしょう！この動画の説明は、形「鉄騎（←ナイファンチあるいはナイハンチ）」の、その”根本”を理解することが出来る内容じゃあないですか❕❕❕❕❕ならば、「波返し」という動作はどのような技なんだ？だったら、形の中のほかの動作はどんな解釈なんだ！？それをお知りになりたい方は、全国各地で行われる無想会同好会の稽古会にお越しください。（現在の状況が早く好転することを祈ります。）無想会HP　https://musokai.storeinfo.jo/琉球船漂着者の「聞書」世界『大島筆記』翻刻と研究 [ 島村幸一 ]琉球という国があった（たくさんのふしぎ傑作集） [ 上里隆史 ]

2020.04.12

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帯をなんで前で締めるのよ⁉⁉

古（いにしえ）の日本人の身体操作とはどういうものであったか？少しでいいからそれを体験してみたいと、中古着物リサイクルショップに行って、おそらく昭和40年代くらいに仕立てられた紺の紬の長着（サザエさんの波平さんが来ているような着物です）なんかを買って着てみたりしてるここ数年。最初は、着物を着てマンションから外出するのさえ気恥しかったのですが。。。たまたま知り合いになったレンタル着物ショップを経営されている方の「和装を楽しむサークル」ってのに顔出したり。「無想会」とは別に私が所属する道場の師範を誘い込んで、着物で飲みに出かけたり。夏になれば、道場の仲間で浴衣を着て楽しんだり。和装好きな女将さんのいる居酒屋で、彼女と着物談議で盛り上がってみたり。そんなことしているうちに、随分着慣れてきました。男の着物の着装は、女性のそれと比べてとても簡単ですし。まあ現在は、コロナウイルスの影響で、私はいわゆるサラリーマンなので「在宅勤務」を会社から命じられ、ここ数週間ずーっとほとんどマンションの自室に籠っているのですが、それをいいことに”たま～に”剣道着というか居合道着なんかを着用して部屋で仕事して過ごしております。（気分は甲野義紀さん:－））あっ、「居合」をやっている方と同じように＜角帯＞を締めてから居合袴を着用しております。居合袴ですから、本チャンの袴に比べたら「股立ち」はかなり浅いです。前置きが長くなりましたが、この＜帯＞について書きたかったのです。＜帯＞。「首里城」へ訪れたときのことでした。もちろん大変遺憾ですが「消失」する前のことです。城内の案内係のスタッフは、琉球王朝時代の首里城に勤めていた官人の服装をしているのですが、男性の帯の締める位置が後ろではなく「前」だったのです！いや、女性もそうだったかもしれませんが、羽織を着ていたかで見ていませんでした。角帯というものは体の後ろ側の腰で、「貝の口」やら「片ばさみ」やら「神田結び」なんてので締め結ぶものだと思っていた私には衝撃でした。しかし、調べてみるとどうやら私が楽しんでいる着物（長着）というのは江戸時代後期以降の服装であって、鎌倉・室町・安土桃山時代の装束を見てみると帯を前で締めていたようです。現在放送中のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に登場する武将たちの服装も、現在着物に使用する角帯とは違う材質の帯を身体の前で結んでいるようです。これはNHKの時代考証の結果だと思います。（俳優たちが着装している装束は、信じられないくらい良いものなんでしょうね～。。歴史ドラマを見る際に、剣術・体術だけでなく、是非＜装束＞にもご注目して楽しんでください。）図解日本の装束【電子書籍】[ 池上良太 ]琉球には、この古い装束文化が残って今に至っているのか！！と思ってみたり・・・。事実を知るまで調べるには至っておりませんので、ご存じの方がいらっしゃったら教えてくださいまし。なお、空手着を着装する際の帯締めが＜前＞なのは、柔術・柔道からの流れであろうと思っています。そして、柔術で帯締めが＜前＞なのは、長襦袢を締める「腰紐」を＜前＞で締めるのと同じ要領で、簡単だからそうなったのだろうと解釈しています。

2020.04.11

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小説「天地に燦たり」

第二十五回松本清張賞を受賞した長編歴史小説「天地に燦たり」（川越宗一著）。豊臣秀吉が1592年と1597年の二度にわたって大名に命じた＜朝鮮出兵＞を題材にしてたものだ。この作品は儒教の“礼”を小説の根底のテーマとして、「島津の武士」「朝鮮国の非差別民の少年」そして「琉球国の密偵」の三人の視点から朝鮮出兵を描き出している。当然のことながら、朝鮮国の宗主国であり、琉球国がその冊封を受け、秀吉の朝鮮出兵の目的先でもあった「大明国」も登場する。まあ、私の場合は、≪琉球≫と＜明＞＜島津＞との政治的な関係や人の交流を描く場面を読みながら、小説に描かれている時代の200年ほどのちに「手（ティー）」あるいは「首里手」という空手のもとになる武術が創成されることを想像して、ワクワクしたんですけどね。これは、著者の意図したのとはかなり違う読み方でしょう（笑）。天地に燦たり [ 川越宗一 ]

2020.04.11

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「ナイファンチ」「ナイハンチ」または「鉄騎」という形

世界総本部道場の正指導員ロバート・ストリングハム4段の動画が、Youtubeの「無想会空手チャンネル」に挙げられています。彼はユタ州在住のアメリカ人ですが、空手に対する深い愛情と理解、沖縄に対する憧憬をお持ちの方です。さて動画の内容は、形「ナイファンチ」の歴史・技の意味などの解説です。https://www.youtube.com/watch?v=pASYWuF47FE彼の解説の中の「船に乗って揺れているとき、自分は自然と＜ナイファンチ立ち＞をしたら、船の揺れを吸収できて、他の人たちより上手く立っていることが出来た。」というようなコメントをここで再び聞いたときに、ある映像を思い出したのです。それは、「宇城憲治」さんという空手家をYoutubeで検索して、彼に関する映像をいろいろ見ていた時に見つけた動画なのですが（今一度検索してみたのですが、削除されたのか、見つかりませんでした（汗））、彼が出演したテレビ番組の中で使われた＜実験映像＞です。（ちなみに、その＜実験映像＞そのものに宇城憲治さんご自身は全く関係ありませんでした。）どんな映像かというと、確か人工的に地震の揺れを再現する機械（何かの耐震実験をするための機械）に10名ほどの若い人たちを＜2種類の立ち方＞で立たせ、どちらの立ち方の方が立っていられるか？という実験です。2種類の立ち方というのは、【内股】と【外股】です。空手家のために言い換えれば、【三戦立ち】と【ナイファンチ立ち（違いますが騎馬立ち）】です。つまり、この2種類のどちらの立ち方が揺れに強いか？という実験映像です。10名ほどの被験者たちが【内股】で立った場合、揺れが起こるとほとんどの人が我慢しきれず、崩れしゃがみこんでしまっていました。それほど強い揺れを機械で起こしての実験なのです。ところが、同人数の被験者たちが【外股】で立った場合、同じ強度の揺れを起こされても、明らかに【内股】と比較して楽に立ち続け、崩れしゃがむ人数は先ほどのそれとは格段に少数でした。何故、こうまで＜立ち方による違い＞が出るんでしょうね？お知りになりたい方は、コロナウイルスが収束しましたら、是非、日本全国にある「無想会同好会」の稽古会に、或いは年二回開催される新垣清最高師範直伝「無想会セミナー」にお越しください。沖縄空手道の歴史　琉球王国時代の武の検証／新垣清【合計3000円以上で送料無料】

2020.04.11

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中世日本人の体の動きを知りたかったのだ！

私は思うところがあって、昨年からなんと「能」の＜謡＞と＜仕舞＞を習っています。その能を習い始めた理由をほとんど同じくする人の著書に出会いました。「能はこんなに面白い！」（内田樹・観世清和著、小学館刊）という本です。この著書の中で、合気道家でもある思想家・内田樹氏はこう述べているんです。「武道というのは戦国時代にかたちを整えた戦技の体系である。ならば、その身体運用はおのずから中世の日本人のそれに準拠しているはずである。ということは、中世日本人がどんなふうに立ったり、座ったり、歩いていたりしていたのか、その所作を学ばないと武道的身体運用の蘊奥（うんのう）には接近できぬのではあるまいか、そう考えた。　中世日本人の身体運用を今に伝えるものとは何であろう。思いついたのは、茶の湯と禅と能楽の三つだった。その中では、能楽が身体運用を学ぶのに最も適しているように思われた。」　そうなんです。ほぼこの通りの思いから、50歳という年齢を前にして「能」を習う始めるという暴挙（笑）にでたのです！！　私の場合、「武道」という言葉は使わず「日本武術」と言い換えたいし、「茶の湯」をやってみようとは思いませんでしたが、まさに古（いにしえ）の日本人たちの、特に武士階級の人間たちの身体の動きがどのようなものだったかを体験してみたかったのです。　無想会で学んだ武術的身体操作の考え方とその方法や、それらを演舞線に落とし込むことで敵に仕掛ける連続した技に転換していく工程を、中世日本人の身体運用を今に伝えるもの＝「能」の中で試してみたかったと言えます。　能の稽古を始めたばかりに等しい私が、「能」について、また「能」と武術の（無想会の）身体操作上の共通点などについて、ここで云々語るのは今のところ控えておきます。　ところで、共著者である第26世観世流宗主・観世清和氏が同じ著書の中で「能」についてこう述べています。　「能は省略を美とする演劇です。…（中略）…舞台は省略の上に省略を重ねた極めて簡潔なものとなっています。逆説的ですが、だからこそ、観る者の心の中には、静や弁慶の苦悩が、また全山を覆う花の美しさが、純粋に再現されるのです。具象的なものを徹底して捨て去ることで、脳は、舞台上に純粋な情念の世界を表出することを可能にしました。観る者は、どのような具象的な物にも邪魔されることなく、そこに表現されている情念そのものを受け止めることができるのです。　省略し、余白をつくること、その余白に物語らせること、これは日本の絵画において用いられる技法であり、一輪の花にすべての花の美しさを託した茶道の精神も、同じ美意識の発露といえます。表現し尽くさず、何も描かれていない余白を作者と鑑賞者が想像力の限りを尽くして完成させる、それが日本の美の精神であり、脳がマイナスの芸術と言われる由縁です。　同じことは、ごく限られた型の表現しか持たない、能の所作や舞にも言えることです。能では演技もまた具象的な物を排し、限りなく省略されています。泣くことは、やや面を下げ、眉あたりに手をかざす「シオリ」という型で示されます。それだけで、演者が悲しみを表現するために何かほかの所作を工夫したり、付け加えることはありません。」　　能に限らず、「日本文化」というものを一言で表現するならば「省略の美」といえるでしょう。　この「日本文化」の特徴である無駄なものを削ってそぎ落していく稽古を無想会では求められます。なので、無想会の上級者が行う「形」を素人の目で見たら、「なんと動きの小さくダイナミックさのない地味でつまらない運動なんだ！」とに映るかと思われます。しかし、そぎ落とせない最後の部分を身体に残し、身体のなかを大きく動かしているのです。

2020.03.11

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クシですべてを操作する。

夢想会日本縦断セミナー終了後、昇給審査が行われました。私は受審していませんので、審査の模様を受審する方の後方から眺めておりました。今回はお二人の方が受審されました。中級ぐらいでしょうか、以前と比べて明らかにお二人のクシ（身体の後ろ、腰）に張りが出ています。クシに張りがあるナイファンチ立ちは、かかとが内に入らず、足がまっすぐに正面を向きます。きれいなナイファンチ立ちです。確実に上達されています。さて、形・ナイファンチ全段を行った方を後方から観ていたのですが、ナイファンチ初段部分は素晴らしいものでした。しかし、二段、そして特に三段部分で顕著にクシの張りが失われ、当然膝の張りも失われ、形が崩れていくのが観て取れました。右（横方向）に腕を出す動作と同期して右足を左足に後ろ交差させる動作などをする際に、クシの張りが失われ、上体が倒れ（折れ）てしまう様子です。「クシ（広背筋を含めた身体の後ろ、腰）を使って＜四肢＞を操作するのだ」ということを忘れないようしなくてはならないと、自分自身深く思いました。

2019.11.19

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武道ツーリズム　Budo tourism

これはスポーツ庁が以前に発表した参考資料だ。日本の「観戦型スポーツツーリズム」は、今年開催された「W杯ラグビー」に続きいよいよ来年行われる「東京オリンピック・パラリンピック2020」でピークを迎えると予想される。この「観戦型」の次に来るのが、まだほとんど認知されていない「ワールドマスターズゲームズ2021関西」という「参加型スポーツツーリズム」イベントだ。様々なスポーツ競技に、文字通り＜参加＞するために、世界中からあらゆる年代の人達が日本の関西地方にやってくる。実はこのイベントも、国を挙げてのイベントだ。そして、”更にその先”のスポーツツーリズムを拡充していくための施策が、この図である。https://sports.go.jp/movie/post-17.html＜武道＞という名のもとに、どのような人たちが、どのように、何を伝え・学ぶのだろうか。

2019.11.18

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In the name of OKINAWA KARATE. 「沖縄空手」という名のもとに

空手の発祥の地「沖縄」。だから「沖縄」は空手の聖地になり、空手家たちは「沖縄空手」という名称に惹かれ、世界中から聖地「沖縄」へと向かい、「沖縄空手」なるものを学ぶ。https://sports.go.jp/movie/post-14.html沖縄県は「KARATE」を観光促進のコンテンツとして、利用・活用している。沖縄の空手関係者も経済的に潤う。https://www.ageshiojapan.com/jp-aboutusカラテツーリズムでビジネスをしているヨーロッパ人だっている。http://karateglobal.blogspot.com/?view=flipcardでも、『「沖縄」で行われ学ばれている空手こそが、本来・生来の「空手（唐手）」である』などと盲信しない方がいい。一度、「無想会」の空手に触れてみて下さい。その理由がきっと分かります。

2019.11.18

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腰

結局、襦袢を着て、長着を着て、角帯締めて、袴を身につけ、足袋を履き、2キロ弱の刀を、「手の内締めて」持たざらば、日本武術は分からない。などと、妄想しております。そして、その肝心要は、腰。。。その腰という概念を、いかに捕らえるか。また、その腰をどこにどのように運ぶか？その事を、考えております。

2019.10.05

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歩行

この数ヶ月、ずーっと、歩行について考えていました。足袋が、ほぼ90度に足首を固めます。更に、草履や雪駄を穿くと、前に出る際に後ろに蹴ることが出来ないのです。踵から前に前に移動していきます。無想会で教わった形・ナイファンチがその事を気づかせてくれました。特別な動作ではないと、最近やっと実感しました。これは、刀を持つと尚更実感出来ます。そして、やはりその移動は、敵に入って行く、と実感しています。

2019.10.05

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動かないから、動くのだ！

最近、とある理由から「能」にはまりました。。。能は、【最小限の動きで無限の世界を表現する】世界的に非常に歴史のある舞台芸術です。理解するのに、多少お勉強が必要ですが。。。翻って、無想会の空手を通じて新垣師範から教わった最大の教えは、「最小限の動きで最大限の速さとエネルギーをどうしたら得られるか」ということかと思います。しかし、「能」という舞台芸術を完成させたと言われる観阿弥・世阿弥という親子は、凄まじい天才です。。ホントに、最小限の動きで、能舞台という最小限の空間を無限の時間的・空間的空間に広げてみせる方法を確立しました。これは歌舞伎や文楽とは全く違うのです。能舞台には、始まりも終わりもハッキリなく、幕もありません。歌舞伎でいうところの花道なんてのもないです。ところで、私が初めてセミナーに参加したあとの懇親会前後で「俺は空手に捕まれた男だから。。。」とおっしゃっり、今なお空手とは何なのかを追求し、自らの空手に変化・変革を続ける新垣清師範も、別の天才ですね。(あっ！持ち上げ過ぎたかな⁉️) 最小限の動き。しばらく私はこれにこだわってみようと思います。

2019.06.03

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回し受け、という名の「投げ」

無想会の形・ピンアン、チャンナンにでてくる極真会館でいうところの回し受け、という名の「投げ」。これをする際に使う「広背筋の収縮」に同調して起こる、あるいは故意に起こす「大小腰筋の収縮」。この「大小腰筋」の収縮を意識するあまり、【投げ】に呼応して前足を引くという動作を、これまた「故意に」行う人がいます。今回のセミナーで、私は棒を"背中で"、または"身体で"振ることを体感しました。上記の「投げ」も背中もしくは身体で行うべきものだから、大小腰筋の収縮で前足は自らの方引かれるのではなく、浮かなければならないと思うのです。仮想重心を外に出しているので、相手の重みを引き入れることはないので、相手の重みを実際の体重そのものの重みとして感ずることはないですが、身体そのもので投げ、身体を前屈みさせず、まっすぐ立てて投げるべきです。投げた結果として、前足が自ら方に引かれてしまいこといわゆる猫足立ちになるのはあるかもしれません。ところで、棒は突きの感覚を養うという境地に至らない今の私は、棒は投げ(前へだけでなく左右へも）の感覚に近いように感じています。

2019.06.03

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波返し

無想会の形に頻繁現れる膝蹴り。ナイファンチで「波返し」と呼ばれる動作がありますが、これは【膝蹴り】だと教わっているので、「膝頭で蹴った方がよいだろう」と実は最近まで思っていました。そして、この膝蹴りは無想会の他の形にも頻繁に現れます。しかし、膝頭で蹴るのは「違うのだ」ということが、今回のセミナーで新垣師範がおっしゃった【一言】でわかった気がします。膝蹴りは正確には蹴るのではなく、相手の頭部を引き込んで膝に衝突させることなのです。そして、衝突させるのは膝の膝頭ではなく、膝の少し内側なのです。だから、波返しのような動作になるのです。膝に衝突させる相手の頭部は硬い。頭蓋骨ですから硬い。そんな硬い頭部を膝頭に当て続けたら、膝の皿が割れてしまいます。だから、膝の少し内側に衝突させます。そして、何より波返しのような足の挙げかたをするためには、腰を開く・割る必要があり、より身体が浮きます。浮くから、次の技に繋がっていくのです。「今ごろ、そんなことに気付くな‼️」ですって？ホントに今頃今更ですわ。

2019.06.03

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空手の形は止まらない

昨年の秋の無想会沖縄セミナーで、形・パッサイの第一挙動から左に方向転換する動きを、流れるように行っていた沖縄同好会のTさん。新垣師範が再興された空手の形は、技を出したら、あるいは動いたら、それが次の技・動きを生み、またそれが次の技・動きを生むというように、途切れることがなく、最後まで流れて行きます。形から学ぶことはいくつかありますが、どの形においても、形の中の技一つ一つをいかに淀みなく、しかも技として効果的に繋げて出せるか？という命題のもとに行うことは、型を分解などせず【一つ】として捉えるためにとても重要です。いま私は、今回のセミナーのメインテーマであった「五十四歩」という比較的長い型を、【一つ拍子】で出来ないものか？と妄想しています。

2019.06.03

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棒も背中で振る

無想会大阪セミナーで「徳嶺の棍」を復習しました。私の棒を見た新垣師範から「肩でリズム(調子)を取ってるよ。それはダメだ。」とのご指摘を受けました。ハッ！と気付き、肩でリズムをとらないように肩を落とし首を長くしたまま棒を振ると、見事に棒を背中で振ることが出来ました。肩はもちろん、腕も使わずに棒を振るので、【ゆっくりと、しかし早く】振ることが出来ました。この振り方で練習していけば、徳嶺の棍を会得出来るように感じています。徳嶺の棍の順番は、大阪同好会代表のSさんに教わりました。この棒を振る感覚、つまり背中で、あるいは身体そのもので棒を振る感覚を得られたのは、Sさんのおかげとも言えます。ありがとうございました(^-^)/

2019.06.03

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内閣府のホームページ

日本政府は＜内閣府HP＞で沖縄に対して行っている色々な政策を広報している。その政策を記載してあるページの中に『沖縄空手―空手発祥の地　沖縄―』として【空手】を紹介している。http://www8.cao.go.jp/okinawa/okinawakarate/okinawakarate.html政治的なことを言及したくないので、簡素な言い方をしますが、日本政府が様々な理由から特別な政策を施している「沖縄」を象徴する事柄として【空手】が書かれてある。【空手】に関わってしまった僕らは、”そのような【空手】”を見続けなくてはならないと思う。日本の空手、世界の空手。でもやはり沖縄の空手なのだ。書いてることが抽象的過ぎますな‥…、すみません。。。。

2018.11.22

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N.Y.の KARATE事情

無想会とは別で私が属している道場に、普段ニューヨークに住んでいる女性がいます。大阪のご実家に戻った時に、稽古に来ます。昨日、その女性から聞いた話です。「誠道塾」という空手組織があります。この組織を創設されたのは、＜中村忠＞会長です。極真空手の黎明期とも言える時期に、その組織作りをされ、後に極真会館を離れ、ニューヨークで「誠道熟」を立ち上げられた方です。（このブログを読んで頂いている方ですから、私よりずっとお詳しい方も多いでしょう・・。）この組織のWeb-siteの出来も凄いです！　　↓http://www.seido.com/http://www.seido-tokyo.com/index.htmlニューヨークでは、この道場が随一の規模・人気を誇っているそうです。その人気の理由の一つに、各級ごとに習得する基本技、セルフディフェンス、約束組手、型が明確に決められていて、上級者になるまで組手はさせず、各クラスで＜メディテーション＞を40分くらいさせるというその独自のメソッドにあるのではないか、と彼女は話していました。精神修養と空手の連動。N.Y.のいう大都市に住む人達の人生を豊かにすることにもの凄く貢献されているのでしょう。年齢・性別・人種区別なく取り組めるシステムを構築されているこの会長は、Dojo経営者としても敏腕な方だと思われます。翻って、「無想会」は＜技術（武術）＞のみ。新垣師範から＜武術的身体操作による技術＞を学び、それを追い求める組織。しかし、こちらも年齢・性別・人種に関係なく習得できる技術ですね。

2018.11.19

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琉球王朝の武術

先日、「首里城」を訪れ、思いを新たにしました。＜空手＞は、約450年間、国王を擁した「琉球王朝」の武術なのだ！日本の伝統武術の一つだ、などと軽々しく思ってはいけない。

2018.11.16

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空手の大衆化

先日、久しぶりに「文楽（人形浄瑠璃）」を国立文楽劇場へ見に行きました。歌舞伎ほどではないでしたが、文楽にもいわゆる「見栄を切る」シーンがありました。ところで、11月6日～11日にマドリードで行われた世界空手道選手権大会。喜友名諒選手が男子の型3連覇。清水希容選手（く～ッ！美人だ）が女子の型で惜しくも銀メダル、3連覇を逃したそうです。以下は、その清水選手に関するある「記事」の抜粋です。『清水はそんな交流を自身の競技に生かしている。　16年1月には練習の合間を縫ってアイスショーにも足を運び、羽生の演技も実際に見た。「形とフィギュアスケートは結構、重なることが多いんです。例えば全体の構成。形は（自分で構成を）作れないんですが、全体の流れだったり、部分部分で大事にするところの表現の仕方、インパクトの与え方は人それぞれ。決まった動きなんですが、やる人によって、見え方が違うんです。同じ（種類の）形をやっていても『力強い』、『表現がうまい』とかに分かれる。その目線で羽生選手を実際に見ていましたが、映像で見るのと全然違う雰囲気や、貫禄があって、見入ってしまいました」』空手は、もはや柔道や剣道など以上に、＜武術＞というものから遠くかけ離れてしまったようです。最初に書いた「見栄を切る」という挙動は、観衆に【何か】を投げかけ観衆の視線を集め、感動・同感・同意といった心理的変容を観衆が表現する掛け声や拍手を促す行動と言える気がします。親族にその関係者がいるから肩を持つような言い方するわけではないですが、＜能・狂言＞には「見栄を切る」という動作は現れないかと思います。＜文楽＞も＜歌舞伎＞も江戸時代には、大衆・町民の娯楽として栄えた大衆芸能。それに対して＜能＞は、その源流を辿れば決して最初から高貴なものではなかったでしょうが、江戸時代には徳川に庇護され、文化的に昇華された芸能となりました。<芸>や<術>が一般大衆化すると、いや、一般大衆化するためには、「見栄を切る」といった動きを入れて、最大公約数的な意味で誰でも見れるように、つまり＜ショー＞にしなくてはならないのか・・・・。＜武芸＞＜武術＞の一つといえる「空手」も、誰でも見て誰でも出来るものにするために、元の姿形を変えてしまったのか・・・・。しかし、清水希容選手は美人だ～～～！！！！

2018.11.16

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マチワラ(巻き藁)を縦に割る

荷物がかさばり面倒だったので、首里城から那覇空港までタクシーに乗った。タクシーの男性運転手が色々話しかけてきて、空手の稽古に那覇に来たことを告げると、嬉しそうにこんなことをおっしゃった。「私も若い頃、小林流をやってました。先生は、背が低いけど強かったよー。先輩で強い人は、マチワラ(巻き藁)を突いて割っちゃうからねー。マチワラがボキッと折れるんじゃなくて、ピシッと縦に割れるのよ。新品のマチワラがね！」運転手の方の見た目のご年齢から推察すると、４０年位前の沖縄の話かと。改めて、頭を垂れて謙虚に生きていこうと思ったのです。。

2018.11.12

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かかと一本歯下駄

先日、いわゆる一本歯下駄でフルマラソンを走るランナーを見て、驚き、ネットで検索してたら、もっと凄いのを見つけてしまいました。後一本歯下駄。この下駄で人知れず、人に言わずに鍛練を積み、無想会の会員諸志の前で、あっ！という新体操作を見せようと目論んでいたのですが・・・・、人間としての軽さのせいか、沖縄セミナーで、新垣師範とセミナー参加者にペラペラしゃべってしまいました。これを履いて立つと、かかとからくるぶしを抜けて、股関節、腰、肩甲骨間の背中、首根っこにピンと筋が通ります。そして、やはり腰を割り・・・・、あ、これ以上は言いません。ある感覚を覚えました、私。。。しかし、こんなものを思いつき、商品化した人に尊敬の念を抱きます。無想会の会員の皆さん、この下駄履いて立呑屋巡りませんか(^○^)？無想会のロゴを入れて販売しようかな(^-^)v。

2018.11.12

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棒を袈裟に振るときに、身体は浮く

棒を袈裟に振る。棒の先を重力に抗わず降りおろすとき、身体は浮かねばならない。すると、重力に引かれ振り下ろされる棒のスピードに、逆の天に引かれる身体の浮きによって産み出される上へのベクトルが働くと、私から見た棒は倍の速さを生み出す。しかし、現象面では腰を割って、身体ごと棒が振り下ろされているようにしか見えない。

2018.09.30

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技を掛けるとき、身体は浮く

技を掛けるとき、身体は浮く。そして、常に重心落下する。。日本武術の根底は、それか。。。。

2018.09.21

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形・舞

空手の形(型)は、「私は形を型通りここまで出来るぞ！」と第三者に見せ・見られるものだから、第三者に見せ・見られる【舞】のようだ。では、形の何を見せるのか？そして、その第三者とは一体誰なのか？

2018.09.15

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Marshal Arts マーシャルアーツ

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%84 このWikipediaの記述に驚きました。武術の英訳だと思っていたMarshalArtsは、「武芸」の英訳でした。そして、日本人が英訳して伝わり、使われるようになったんですね。

2018.09.15

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「羅漢（ローハイ）の型」を舞う⑥（最後）

琉球民謡のリズム。独特のリズムでレゲエのリズムに似た感じがします。＜裏リズム＞とでも言いましょうか・・・・。このゆったりとしたリズムに合わせて型「松茂良のローハイ」を行ってみると、この型の持つ＜美しさ＞と＜凄さ＞がより感じられるような気がします(笑)。この型はご存知の通り、前方への倒れ込み（倒木法、仮想重心を利用した落下）を利用するので、もの凄いスピードが出ますが、キチンと相手を想定してこの型を行うには、本当はゆったりとした民謡のリズムに合う位の動きになるのではないかと思います。（そんなことしてるのは、私だけですね・・・、笑わないでくださいね。）

2018.09.13

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「松茂良のローハイ」について

個人的なつぶやきです。型「松茂良のローハイ」の＜相手の頭部を捻じりながら＜右＞膝蹴りを入れて最後に突く＞という動作。この動作の右左斜め前方へ２回行う部分を省略してしまって、正面にのみ一度だけ行っても、この型は成立するように思います。しかしその一方で、以前から思っていたのですが、ローハイの最後に出てくる挙動である「演武線から右足を一歩右横に出し、両の掌を前に出す」という動作は、実はそこから＜左＞の膝蹴りにつながり、「相手の頭部を捻じりながら＜左＞膝蹴りを入れて最後に突くという動作」が前半同様に３回続いていく－-それが元々の型だったのか？そしてその＜左膝を使う後半＞を松茂良興作師が、切り捨てたのではないでしょうか？

2018.09.13

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「羅漢（ローハイ）の型」を舞う⑤

お分かり頂いていると思いますが、これは個人的なブログであって、私のただの忘備録・感想録であることを前提にお読みくださいませ・・。この男性の写真は、ネット上で検索して見つけた琉球舞踊を舞う男性の画像です。形「松茂良のローハイ」に出てくる動作のある瞬間と非常に似ています。この舞手（まいて）である男性は前方への重力落下こそしていませんが、もし彼が修練を積んだ舞手であるならば左足の膝を抜いて重力落下を起こし、右手の脇を締め、右足をヒョイと軽く挙げて宙を舞うように舞うことでしょう。そういえば、先日私がたまたま観たNHK-BSの沖縄民謡を紹介する番組で、民謡に合わせて琉球舞踊を舞手が舞っているのを見ました。そこで見た数々の琉球舞踊には、この男性がとっている動作と同様の動作が頻繁に出ていたように思います。歌舞伎の＜見栄＞を切る所作と比較すると、手(腕)の形こそ似ているように見えますが、そっと宙に浮かんだような琉球舞踊の男性(上の写真）と居着いた歌舞伎役者（下の写真）ではまるで違います。この琉球舞踊に見られるポーズは、船に乗ることが日常だった琉球の男たちが、船の上で自らのバランスを取るために自然に行っていたかのような所作が形骸化し、【舞】に取り込まれたのでしょうか・・・。そして、松茂良興作（まつもら・こうさく）師は、このような【舞】の所作を、彼の創作した【型】である「ローハイ」の中にわざと取り込んだのではないでしょうか？沖縄（琉球）の武士たちが日常的に見慣れた琉球舞踊の所作を、武術の修行方法である【型】に取り入れることで、修行者に【型】を親しみやすく修行しやすくしようとしたのでしょうか？いやいやそんな目的ではなく、【型】を武士の武術修行の手段だけに留めず、美しい【舞】としての存在価値をも【型】に与えようとしたのではないでしょうか？つまり、松茂良師は【用】としてだけの【型】ではなく、【舞】という＜遊び心＞とも言えてしまいそうな「味付け」を【武術としての用】の邪魔をすることなく【型】に加えたのではないか・・・・？？と感じてしまいます。。

2018.09.13

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「羅漢（ローハイ）の型」を舞う④

さてここでやっと無想会において習得する形の一つである「松茂良のローハイ（羅漢）」について書いてみます。この型を新垣師範から学んだ時（いや、まだ習得している最中ではありますが）、「なんと美しい型だろう！！」とひどく感激したのを覚えています。その理由はなんなのか、あまり考えておりませんでした。以前に私はこのブログで以下のことを書きました。『「松茂良のローハイ」。右と左の斜め前へ、そしてまっすぐ前へ。簡素な演武線の上で技を繋げていく。舞を舞っているかのような美しい型。この型は、重心を自分の身の「内」に入れることができないように作られているように感じます。』そう、この型を行っていると【舞】を舞っているかのように感じ、またそれが理由なのか「美しい」と感じるのです。このブログ記事での私の記述について、新垣師範がコメントをくださりました。以下はその一部です。　『私事になりますが、このローハイ（羅漢）に関しては非常に深く研究、修行した心算です。～(途中省略)～上記の中国拳法の羅漢拳の套路を、泊手の中興の祖としても良い、松茂良興作（まつもら・こうさく）師が、大和の武術である日本剣術、沖縄の文化である琉球舞踊の原理原則を導入して、誠に見事な武術としての沖縄空手の形を創作したのです。～（以下省略）』私はこのコメントの中にある「沖縄の文化である琉球舞踊の原理原則を導入して、」という記述にこの型の＜美しさの理由＞を見つけた気がして、「なるほどな～」と感慨に打たれたのを覚えています。

2018.09.13

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「羅漢（ローハイ）の型」を舞う③

さて、空手の【型】において「コンテキスト（文脈、前後関係）」が無いものは意味をなさない！ということは、無想会会員ならば皆さん理解していることかと思います。『空手の型は、技の百科事典みたく、色々な技を繋ぎ合わせた技の集合体である。』とか『カラテの形は、四方八方からの仮想の敵と戦いを繰り広げる稽古法である。』といった、世間で流布している型についての理解は、新垣師範から学んだ我々弟子たちにとっては、どう見ても納得性の全くない（コンテキストの無い）ものです。「コンテキストと物語の違い」をココで議論する気は無いので、コンテキスト＝物語としてもいいし、前後関係が納得のいくコンテキストの連続で出来上がるのが物語としても構いませんが、【型】は物語です。身体で物語を表現する【舞】と似ています。しかし、単に体で表現することを【舞】にまで昇華させるには、その動きの構造や本質を見て「美しい」と感じられるものにしなくてはいけないはずです。一般大衆ではありません。＜武士の審美眼＞を持って「美しい」と感じさせる身体の動きにしなくてはならないはずなのです。　このように【舞】の昇華していく先は、最小限の動きで最大限の効力を発揮するために、不要なもの（動き）をそぎ落とし、最速で最短かつ最も重いもの（動き）に昇華させようと稽古する無想会の空手＝真の沖縄空手と同じではないのか？と思ったのです。無想会の空手＝真の沖縄空手の【型】は、武士の審美眼を持ってしてやはり「美しい」と感ずることが出来るもののはずなのですから。

2018.09.12

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「羅漢（ローハイ）の型」を舞う②

前回からの続きです。。私の妹の夫は、いわゆる狂言師です。（夫の名前は、本人に要らぬ迷惑を掛けたくないので伏せさせて頂きます。）狂言師の正式名称は、「能楽師狂言方」といいます。狂言師とは、能楽師なのです。ちなみに、＜能＞というのは面を使用する音楽劇で、舞踊的要素が強く抽象的・象徴的表現が目立ち、またその内容は悲劇的なものが多いです。これに対し＜狂言＞は、一部の例外的役柄を除いて面を使用せず、セリフも含め写実的表現が目立ちます。内容は風刺や失敗談など滑稽さのあるものを主に扱い、観衆の笑いを誘います。超自然的なテーマを幽玄な演出で見せる「能」の劇の合間に、現実社会の映し出した＜狂言＞劇が行われます。現実と幽玄の間を行ったり来たりしながら、舞台が進行します。そして通説では、＜能（猿楽）＞は織田信長や豊臣秀吉ら時の権力者に愛好されました。江戸時代には、徳川家康や秀忠、家光など歴代の将軍が＜能（猿楽）＞を好んだため、＜能（猿楽）＞は歌舞伎などとは違い、武家社会の文化資本として大きな意味合いを持つようになり、「武家のたしなみの一つ」にまでなるに至ったようです。（Wikipediaから大きく転用（汗）。皆さんそんなこと知っとるわい！という内容を長々と説明してしまいました。。ご容赦を。）そんなことで、親族に＜能＞関係者が出来たという理由から、成人してから何度か＜能＞舞台を観ることになりました。ご存知の方も多いと思いますが、舞台上での＜能＞の舞はいわゆる＜踊り＞とはまるで異なる身体操作で行われます。師範曰く「日本の能が日本剣術と同じだ」とおっしゃるのは、＜能（猿楽）＞が武家の式楽になった結果なのだろうとも思われますが、極度に無駄な動きがそぎ落とされ、芸術的にもの凄く昇華されたものであることを私なんかでも感ずることが出来ます。かなり脱線しましたが、＜能＞は劇ですから、舞台上では当然「物語」が繰り広げられます。この「物語」を表現するのは、＜能＞の謡や囃子に合わせて舞台上で繰り広げられる【舞】です。逆に言えば、【舞】は「物語」を表現するもので、音楽に合わせて体を動かす【踊り】とは違うものなのです。

2018.09.12

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「羅漢（ローハイ）の型」を舞う①

私としては予想も期待もしていなかったのですが、私の過去のブログ記事について、新垣師範ご自身のブログの中で言及頂きました・・・。新垣師範に言及して頂いたのは、すでに消去してしまった＜羅漢（ローハイ）の型を舞う＞というタイトルの私のブログ記事でした。確かにこの中で私は「型は舞であるべきです。」ってなことを書いたように思います。この記事を書いた当時、確かに師範がおっしゃるように＜武とは用である＞という他の無想会会員の方が書いた記事がブログに上げられたりして、＜＞などというタイトルのブログ記事を私が上げておいたら、『我々無想会の会員達は、歌舞伎役者のように見栄を切ったり、タメを作ったり、技の”緩急”なんてものを求めたり、演武開始前に型の名称を大声で絶叫したり、そういう武術的に意味の無いことをするのは空手の「型」としておかしいし、間違っていると思い、無想会の型を学んでいるのだ。なのに今更＜型を舞う＞とは、なんてことを言うんだ！！無想会の会員として、なってない！！』と会員の皆様から批判をされるのではないかと恐れて(笑)ブログ記事を【消去】してしまいました。「どうも他の会員の方と違う視点で、空手や型を私は観てしまっているのではないか？」と疑念を感じますが、師範に言及頂いたので奮発して今一度このことについてブログを書いてみます。新垣師範がそのブログの中で、剣と能の関係性について言及されていますので、次の記事はそこから話を始めさせて下さい。。

2018.09.12

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無想会セミナー＠沖縄に参加したスウェーデンの空手家

無想会セミナー＠那覇にスウェーデンから参加していた人のBlogと彼の経営する道場のサイトを見つけました。彼は自称「空手オタク」だそうです。しかも、かなりの"カラテビジネス"マン。http://www.karatebyjesse.com/https://www.seishin-international.com/彼のBlogに「沖縄空手と日本本土の空手との違い」についての記述もありました。http://www.karatebyjesse.com/10-differences-okinawan-karate-japanese-karate/しかし、不思議なものですね。あの沖縄という島で生まれた「空手（手、唐手）」が世界中の人を魅了し、その魅了された人たちが「空手」を商売にし、純粋にあるいはその商売のために「空手」そのものを理解しようとしているのですから。我々、無想会の会員は、「空手」とは何なのか？自らの答えを持たなくてはなりませんね。そのために、新垣師範に出会ったようなものですものね。

2018.08.13

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ナイファンチの最初の動作

ナイファンチの型を行う最初の動作であるのが、右手の拳の上に左手の掌を重ね合わせ、胸の辺りの高さから股間の高さに下ろしてくる、という動きになります。無想会大阪同好会の代表Sさんが、無想会セミナー出始めた頃(７年前？)、新垣師範から「拳と掌も正中線に沿わして、下に下ろしてきたら真下に向けるのです。」ということを聞いたそうです。なるほど～。理にかなっています‼️ これをする意味は、広背筋の締めと、重心を外(前)に掛けることです。広背筋を締めると下ろしてきた拳と掌が真下を向き、自然と身体の前面が張り開き、そして拳と掌の重みで重心が前にでます。自然と腰が割れ、ナイファンチの準備が完了です。今頃気づくな〰️‼️とおっしゃらないでください。。。とにかく、これ、十字を切るのと同じ意味がありますね💧 あ、ローハイの型の最初の動作とも同じ体感がありますね💧

2018.08.12

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空手とは、首里手とは、

空手とは、結局歩くこと。なーんて、思います！新垣師範が、ご自分の著者に書かれていた通りだと感じます。勿論、その歩行とは、身体のどこをどのように使うか？という修練の先の歩行です。

2018.08.10

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空手という名の海

世界中で空手の競技人口は約6500万人で、柔道のそれが約130万人あることをはるかに上回るそうだ。(※安易にネットで調べた数字だから、事実と異なる可能性はあるけれど、競技空手をしていない空手関係者・愛好家の人を含めたらもっといるはずだ。）これだけの人達が、＜空手という名の海＞に漂い、泳いでいる。海は、川の水が流れて来て、存在する。そして川は、最初から川ではなく、川となる源流が存在する。この源流からチョロチョロと流れ始めた水が、やがて川になり、河口に向かってその川の広さを広げ、海にたどり着く。空手は、沖縄で生まれた。沖縄を取り囲む美しい海は、沖縄から流れ出して出来た空手の海だ。（※空手の原型は中国から沖縄に渡ってきた中国武術で、そこに日本武術による変質が加わり＜空手＞となった・・・などの歴史的な記述・解説は、このブログにたどり着いてくださった方ならご存知だと思うので、割愛します。）この沖縄で生まれた「手」という川の源流は、様々な歴史、関わった人達の影響や誤解・変革を受けながら、海に流れ着き「唐手」「空手」「カラテ」となり、海を渡って「KARATE」となっていった。あなたの今まで経験した空手も、2020年五輪で行われるKARATEも、私がかつて稽古したフルコン空手も、源流は同じだ。ある流会派は、源流から遠く離れた随分と沖の方で漂っているのかもしれない。ある流会派は、河口付近にいるのかもしれない。沖縄にあったはずの＜源流＞から流れ出た空手が、いま地球を覆う＜空手という名の海＞を作っている。そして空手を学んだ多くの人たちが、その「空手の源流にたどり着きたい」、「源流を見てみたい」と思っていると確信している。もっと分かりやすく言えば、「自分が何度も何度も稽古した型(形)の意味を知りたい！」と思っている人がたくさんいると思う。だって、沖縄にその源流がまだ存在していると信じて、毎年多くの空手家・空手愛好家たちが世界中から＜沖縄＞を訪れるのだ。いまや沖縄の空手道場で稽古が出来るツアーまで存在しているのだから。しかし、その沖縄に空手の原型はまだ残っているのだろうか？一体、空手の源流＝最初の一滴とはどんな姿をしていると思いますか？私は、無想会の稽古を通じて、空手という名の海から流れをさかのぼり、その＜源流＞を垣間見てみたい、いや、そこまで近づくことは出来ないかもしれないが、少しでも近づきたいと思っています。先日、”世界中から”老若男女が集まった「沖縄空手国際大会」を那覇で観戦したあと、渡嘉敷島であまりにも美しい海を見て、ふとそんな感慨に耽ったのでありました・・・・。

2018.08.08

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無想会セミナー@沖縄

セミナーとそれに伴ういろいろな手配と調整を、会員のH口さんとTご夫妻がしてくださりました。あれだけの人数ですからね、大変な思いをされたと思います。本当にお疲れ様でした。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました❕ セミナーの感想、特にユタ州から来た本部の会員の方たちに関する感想を追って書きます。日の夜以降に😪

2018.08.07

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沖縄の海

沖縄空手国際大会を観戦し、新垣師範の無想会セミナーに参加するために那覇へ行ってきました。そのついでに、あくまでついでに、沖縄大好きな知人に勧められて、渡嘉敷島の海を潜りに行きました。果ての無い美しい海と空。波の音。那覇に戻った夜には名店:うりずんに行きました。沖縄の家庭料理と泡盛の古酒((´ρ`)。カウンターの隣でお一人で呑まれていた地元の年上の男性と、空手(手)のついて話をして盛り上がり、呑みました、酔いました。「俺は沖縄の人間として空手には大変な誇りを持っているんだよ。」てなことをおっしゃっていました。 (そのお陰で、翌日は1日中二日酔い。無想会のセミナーの日ですよ！師範に事前にご報告したら、空手をしに沖縄に来たんではないのか⁉️と苦笑いでお許し(?)頂きました。) 少し話が逸れましたが、私、海と泡盛を改めて身近で感じて感慨深く思ったのです。こんな小さな島＝沖縄で生まれた「手」「唐手」「空手」が、世界「KARATE」となり、オリンピックの競技種目にまでなったんです。那覇の空手会館と武道館で開催された沖縄空手国際大会では、それこそ世界中から空手愛好家達がわざわざやって来て、道着を着て帯を締め、ならい覚えた型を懸命に披露していました。くどいですが、あんな小さな島で生まれた空手ですよ。しかし、その空手は私が見ていた美しく厳しい海を渡って行ったのです。泡盛で酔った勢いで申し上げますが、私たち空手家・空手愛好家は、あの美しく厳しい海に漂っているのではないかと思うのです。「空手という名の海」に。

2018.08.07

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足より手が先、棒が先

棒の指導を新垣師範がされる動画を見ております。師範曰く、「足より棒が先だよ。」身体の使い方がより一層分かりました。そう、やはり足より手が先になるのですね！！突きでもなんでも技が先にあるのです。理由は、さんざんブログに書きましたので、やめときます。。。

2018.07.28

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技を出すとき、一歩踏み出す

酒を飲みながら夢想会の昨年秋のセミナーのDVDを見ています。スミマセン！酔うと言葉が出てきます。お許しくださいませ。相変わらずDVDで新垣師範がナイファンチを指導されているのを見て、また書き留めたくなったことが出てきました。技を出すとき、一歩歩むのです。いや、一歩が技を出してくれるとも言えます。ナイファンチの最初の右足を左足の左側にそっと置くのだってその一歩です。その一歩とは、夢想会の稽古で新垣師範からずーっと教わっている、一歩です。別に前に踏み出すだけではありません。ナイファンチのように横であろうと、転身で後ろに歩もうと、どこにその一歩を踏み出そうがどうでもいいのです。骨盤周りの深層筋で脚を引き上げる一歩です。その一歩により脇が締まり、技が出るのです。逆にも言えます。技が一歩の歩みを要求するのです。いや～、酔っ払ってきました・・・・・・。すいません・・。

2018.07.28

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沖縄空手道「無想会」稽古ブログ

ハリウッドアクションドラマの殺陣師になりたい。。

「空手道着」の成り立ちがやっとわかった！！（気がする・・）

太くて長い愛しの「大腰筋」に触れてみるのだ❕

大腰筋を鍛えるために、田植えをした！

何故、両手で剣を持つに至ったのか？

新垣師範の研究「ナイファンチ」

私の妄想＞＞空手の形「ナイファンチ」「鉄騎」は、400年前にはもうできていた？？

空手の「形」の名称のこと、誰ぞ知る❕❓❕❓

琉球王朝にまつわる伝奇小説！！

How was born the Kata "Tekki" ? (Karate)

「ナイファンチ」「ナイハンチ」または「鉄騎」という形・２

帯をなんで前で締めるのよ⁉⁉

小説「天地に燦たり」

「ナイファンチ」「ナイハンチ」または「鉄騎」という形

中世日本人の体の動きを知りたかったのだ！

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In the name of OKINAWA KARATE. 「沖縄空手」という名のもとに

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マチワラ(巻き藁)を縦に割る

かかと一本歯下駄

棒を袈裟に振るときに、身体は浮く

技を掛けるとき、身体は浮く

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Marshal Arts マーシャルアーツ

「羅漢（ローハイ）の型」を舞う⑥（最後）

「松茂良のローハイ」について

「羅漢（ローハイ）の型」を舞う⑤

「羅漢（ローハイ）の型」を舞う④

「羅漢（ローハイ）の型」を舞う③

「羅漢（ローハイ）の型」を舞う②

「羅漢（ローハイ）の型」を舞う①

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ナイファンチの最初の動作

空手とは、首里手とは、

空手という名の海

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足より手が先、棒が先

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