散文小径

2011/11/28(月)06:49

随筆・あっそう!里見発見伝

八犬伝じゃない里見の歴史、一緒に追いかけてみましょう。 時は戦国ただなかへ、いざ、出陣。 お疲れ様!里見市民まつり  11月27日(日)に館山城下で開催される「里見市民まつり」。  里見氏大河ドラマ実行委員会は、大河ドラマ化をNHKに要望するための署名活動をここで行いました。  大したことはできませんが、夢酔、寄騎仕るべく、推参してきました。  大河ドラマ化実行委員会幹事長のメールによりますと、昨日の館山城下の署名総数は436名分でした。  この数字は、世の大河招致運動のそれと比較したら、決して多いモノではありません。真田幸村関係なら、千単位を稼ぐことさえ楽勝だと思いますし、余所でもそれ近くは稼いでいるんじゃないかな。  数は少ないですが、しかし、重い数字です。  釣りと一緒で、数だけにとらわれる勝負をしたら、里見は不利です。持久戦こそ有効な戦い方だと思います。地道にコツコツ重ねていく。こういう戦い方が必要だと、実行委員会にも提言しました。(生意気ですね、夢酔)  この里見市民まつり。もとは館山市の産業まつりだそうです。開会の挨拶で、市長が左様おっしゃっておりました。実にのんびりとした会場です。 それでこれだけの数字を頂けたことは、市民の皆さまが多少なりとも里見氏に関心をお寄せくださっている証拠ではないでしょうか?  ご都合よく夢酔は考えております。  それから。  この日の開会挨拶で、館山市長がこの署名のことを口にされました。 とうとう、市長も無視できなくなったということですね。 これも今までにない快挙かなと思っております。  秋山県議も駆けつけ、あたたかいお言葉を頂戴しました。  ひとつの地域興しに繋がればいいですね。 「首都圏に最も近い、有名な無名大名!」  これは会場で夢酔がつけた里見のキャッチコピーです。  立地的には東京に近い。八犬伝のおかげで海外にまでネームバリューだけはある。しかし、真実の里見家はあまり識られていない。これほど不幸な戦国大名は、他にいるでしょうか?  そろそろ馬琴さんの呪縛から解き放ってあげなければと、夢酔は思っております。  里見氏大河ドラマ実行委員会も、一所懸命やっております。しかし、まだ駆け出しですゆえ、地元の皆さまから里見氏への関心がなかなか頂けないようで、ご苦労なされているそうです。 「大河ドラマの里見は無理ですよ」  みんなが思っているようだという声も、聞かないでもありません。  確かに、その他の署名活動の様子を伺うと、とても適わない数字であることが想像されます。何万人もの署名を数回、十数回に分けて、NHKへ要望しているとも聞いております。そこまで集めたって、容易に大河にはならないという現実があります。  しかし、声を挙げなければ、誰にも気付いてもらえません。  里見氏大河ドラマ実行委員会の意義は、そこにあると、夢酔は思っております。  残念ながら、夢酔はお祭りの途中で退場することになり、最後まで見届けることが出来ませんでした。  ご署名に参じられた皆さまの期待に応えられたらいいですね。  与力甲斐のあった1日でした。 追伸 この日は、甲冑姿でサンドイッチマンでした。 こだわって眼鏡外してましたから、対応したひとり一人のお顔、実はよく見えておりません。見えないからこそ、誰彼かまわず図々しいお願いが出来たとも云えます。 ヒゲ武者と対応された皆さま。ボンヤリ近視乱視なので、後日お会いする機会がありましたとき失礼がございましたら御免なさい。先に謝ってしまおう!                   ◆  ◆  ◆  戦国武将里見氏のNHK大河ドラマ放映を目指す「里見氏大河ドラマ実行委員会」が組織されています。里見氏終焉の地である鳥取県倉吉市、里見氏発祥の地の群馬県高崎市、そして館山市で、NHK側にドラマ化を働きかける運動を行っております。 「2014年に里見氏の物語をNHK大河ドラマで!」  皆さまの温かいご声援をお願いします。 にほんブログ村

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