国際遠距離恋愛時代~お互いの実家に泊まるとき
娘のボーイフレンドを家に泊まらせることを許す親ってそうはいない気がする。泊まらせる事になったとしても、同じ部屋に泊まらせたりはしないだろう。(私は娘にさせたくなーい!)今の夫と遠距離恋愛中だったある年の冬、彼が私に会いに来日し、3週間ほど私の実家に泊まったことがあった。相手が外国から来たとなると私の両親も泊まらせないわけにはいかない。その時驚いたのが、母が私の部屋に客用の布団一式を運んできたことだ。え?いいの?とこれにはかなりビックッリ仰天だった。確かに客室は父の部屋と化していて使えたものじゃなかったのだけれど。私はベットだったから「段」はあるものの、同じ部屋で眠れることがすごくうれしかった。内緒でシングルの布団に一緒に寝たりして^^♪♪♪友人に話すと、なんて寛大な親なんだ!とやはり驚いていた。しかしもっと驚いたのはその逆バージョンである。私が初めてオーストリアの彼の実家にやって来たときのこと。それは彼が日本からの留学を終えて帰国した時だった。彼女を連れて帰ってくる息子のために、なんと彼の両親、ダブルベットを買って彼の部屋に用意しておいてくれちゃってたのだ。ダブルベット 一応私も嫁入り前の娘である。これには相当なカルチャーショックを受けた。大変うれしいご好意なのであるが、私の両親には口が裂けても言えなかった。