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救急車出動、搬送時間は過去最悪 受け入れ先減少影響か
総務省消防庁は8日、昨年1年間に全国で救急車が出動した件数は大幅に減ったものの、搬送者を病院に収容するまでにかかった時間は過去最悪だったと発表した。同庁は搬送時間について「医師不足や病院の経営難で受け入れ先が減った影響が出ているのでは」とみている。 救急車の出動件数は近年、増加を続け、救急車を病院へのタクシー代わりに使うなどの問題も指摘されていた。しかし、08年は全国で509万5千件で、過去最多だった前年に比べ19万4千件(3.7%)減った。搬送者数も22万5千人(4.6%)少ない467万7千人だった。件数、搬送者数とも、63年に統計を取り始めてから最も大幅な減少となった。同庁は「適正使用を呼びかけた効果が出てきた」とみている。 一方、通報から病院に収容されるまでの時間は平均34分30秒。過去最悪だった前年より1分余り遅くなった。 2009年9月8日19時58分 朝日新聞 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
September 20, 2009 11:39:27 AM
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