159664 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【お気に入りブログ登録】 【ログイン】

-log in-

腕輪の精











『ねぇねぇ、ダンジョン攻略行かない?(^o^)/
 久しぶりにあのレアレアな腕輪、見てみたしぃー☆(-3-)/』

ミストラルからこんな感じのメールが来た。
僕は、途中で偶然会ったブラックローズ(行こう行こうと言われた)と、ミストラルと一緒にダンジョン攻略に行く事になった。


『勇者カイト、さんっじょーーーーーーーーーーーーーーーーーー☆』


後でとんでもない仲間が増える事は少しも思わず――――――――――。


腕輪の精



「ねぇねぇ、腕輪使って!(^^/」

敵が出て来てのミストラルの第一声が是だった。

「・・・・うん。」

僕はミストラルに言われるままにデータドレインをした。

「うっわぁー!
 すっごーい(¥o¥)/
 流石だね、
カイトー、もう一回やってー☆」

ミストラルははしゃいだ。
僕はミストラルに言われた通りにもう一回データドレイン。

「わぁー!凄ーい(^^)/
 もう一回もう一回!!」

こうして僕は何度もデータドレインをするハメになった。
ブラックローズはというと僕達を見ながら呆然としていた。




    「ハッ!!」




この時・・・・、データドレインの時の掛け声をした後で僕は気がついた。
ウィルス侵食ゲージが赤に染まっていたのを・・・。


      『ザー』


画面に波線が走った。



     『GAME OVER』






















――――――何時もならそう表示される筈・・・だった。

「え・・・?」

その波線の入った画面に表示されたのは『GAME OVER』の文字では無く、人の蔭だった。
それは良く見ると、僕のPC―――つまり『カイト』にそっくりだった。

「何?何だったの?
 カイト、今のアンタ?」

「あの蔭はカイトのだったよねー?」

どうやら二人とも僕と同じ様にパソコン画面に表示されてたみたいだった。

訳のわからなかった僕は、正面に向き直った。

するとそこには――――――

「勇者カイトーーーーーー!!
 参っ上ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

僕とそっくりのPC・・・だった。
ただそっくりのPCって訳じゃない。

色も、僕の服についてるあの模様も――――僕とそっくり同じだった。
でも、しいて言えば、そのPCの方が釣り目だってことぐらいかなぁ・・?

「え?カイト?!
 カイトが何であんな所に?!」

「君、カイトだよねー?
 じゃあアレは・・?」

ブラックローズにミストラルに僕――――。
皆の視線が突然あらわれた僕そっくりのPCに行った。

「あ、カイト!!
 やっほー!」

その僕そっくりのPCは僕に向かって親しげに話しかけ、手を振ってきた。
「・・・カッカイト!!
 アレ、アンタの知り合い・・・?」

ブラックローズが震える手で、僕に向かって手を振る、自称・勇者カイトを指差した。
「・・ううん。」
僕は首を横に振る。
ブ「だっだってアンタの名前呼んでるじゃない!!」
カ「だって・・・知らないよ、僕。」
ミ「えぇー?!って事はアレはイベントキャラ?!
  レアー(キラキラ+」

「知り合いだよー?
 まっ正確には、腕輪をつけた時からの知り合いッて感じなんだけどねー♪」

自称・勇者カイトが僕達にそう言ってきた。

カ「え・・?」

ブ「え?って事は何?!
  
  腕輪の精って事?

ミ「すっごーい!!レアーーー!!\(\o\)/」

「まぁ、そーんな感じ!」

僕は話に取り残された。
腕輪の精・・・なんて言われても、今まで一回も居る素振なんてみせなかったし。(一回ぐらい腕輪が喋ったら良かったのに
困惑している僕にはお構いなしに自称・勇者カイト僕に向き直り、僕に向かって走ってきた。

「カイトー、君がデータドレインたっくさーんやってくれたから出てこれたんだよーっ。
 ありがとー♪」

ありがとうと同時に、自称・勇者カイトは僕に向かって思いっきり抱きついてきた。
訳がわからないのと、驚いたので、僕は自称・勇者カイトが突進して来た時、思わずワッと言ってしまった。

「ありがと~ぉ。カ・イ・ト♪」

自称・勇者カイトは僕にすりよって来た。
こういう時ってどうすれば良いんだろう・・・?

「ちょっ・・ちょっとアンタ!!
 イキナリ何かましてんのよっ!!」

何故かブラックローズが怒った。

「はーなーれーなーさーいーよー。」

ブラックローズが自称・勇者カイトをひっぺがそうと彼を引っ張る。

「アンタ、腕輪の精って事はNPCなんでしょ~~ぉ?!

 NPCのクセに生意気なのよ~。」

「いいじゃん別に~ぃ。
 感謝の気持ちを表してんだから~。それとも何?
 僕は僕に触れちゃいけないの?」

「な・・・?!」

ブラックローズの顔色が、イキナリ悪くなった。(何だか青いんだか赤いんだかわかんない

「よし!決めた!!」
ブラックローズを無視して、自称・勇者カイトがパンッと両手を合わせた。
決めたって何を?と僕が言うと、自称・勇者カイトがニコッと微笑んで言った。









  「カイトを僕のお嫁さんするよ。」











 え・・・・?

「なんですとーーーーーーー?!」

ブラックローズ達は声を合わせてそう言った。
「なっ・・!
 何なのよそれー!
 放浪AIがんな事出来る訳ないでしょっ。
 それに男同士じゃない!!」

「イイナーソレ(-v-)
 僕応援しちゃうよ。」

ブラックローズとミストラルが口々に何か言った。

そして僕は・・・・
 「アッレ~~?カイトどうしたの?何か固まってるよー?」

自称・勇者カイトが言った通り、状況が掴みきれずに固まっていた。





















               僕はこのNPCを一体どうしたら良いのかな・・・・?














たぶん・・・   終


****************************

 わー、やっちゃいました!
自称ネタ!!
今まで書かなければならないと思ってたんですけど、今回やっと書く事が・・・!!
自称って家のHPでは良く登場するんですけど、書いた事無くて・・・。(小説
これを読んで、何となく自称の細かい設定っていうのが分ってもらえたら嬉しいです。
一応終わりって事にしておきますが、もしかすると続くかも。
この状態でバルムンクさんと自称を対談させるとどうなるのかしら・・?
それではでは。

+Back+


Copyright (c) 1997-2018 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.