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カテゴリ:メディア批評
「ラスト・フレンズ」というドラマがフジテレビで始まった。
様々な社会問題を描く、と謳うので注目している。 なかでも、性同一性障害がテーマの一つになっているのに 新鮮な驚きを覚えた。 性同一性障害や同性愛といった セクシュアル・マイノリティー(性的少数派)の存在が 大っぴらに語られることは、日本ではまだ少ない。 私はテレビ局記者時代、 当時競艇選手だった安藤大将さんを取材したことがある。 性同一性障害であることを公表し、 女性から男性へと性転換した方だ。 以降、性的少数派の人々と接する機会が多くなった。 カナダは、性的少数派を取り巻く環境が 少なくとも日本よりは整っている。 留学していた2005年に、 同性間の結婚が合法化された。 ここ(ALC)で述べたように、カナダでは 同性愛者は極端に異端視されているわけではない。 テレビや雑誌にも、よく登場する。 「同性愛者です。悩み抱えてます。夜の店で働いてます」 といった紹介のされ方ではない。 メディアは彼女ら彼らを、 学生や会社員、街行く人の一人として ごく自然な形で扱う。 このため、カナダにいた時は 性的少数派の人々を、無意識の内に身近に感じていた。 だが日本に戻ってからは、 その類の情報がパッタリ入らない。 メディアで「普通に」目にすることが、なくなったのだ。 同性間結婚をするために、 日本からカナダへと海を越えた人も取材した(AERA)。 性同一性障害のため、 女性から男性になる手術を受けたいと 家出同然に日本を飛び出してきた人の相談に 乗ったこともあった。 女性から男性になろうとする人に対する社会の視線は、 男性から女性になろうとする人に対するそれより、いやらしい。 なぜだかわかりますか? 今回、性同一性障害というテーマを プライムタイムのドラマに組み込んだ、 フジテレビの心意気を評価したい。 願わくは、正確な知識に基いた 描写がなされますように。 ----------------------------------------- 今後の更新をメールで通知⇒メルマガ登録 メルマガ限定プライベート・トークもあり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月08日 18時02分14秒
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