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渡辺真由子のメディア・リテラシー評論(旧)

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いじめ報道のリテラシー

2008年09月28日
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「いじめ自殺をなくすために
~メディア報道のあり方を考える」
というテーマで講演を行なった
大阪府茨木市人権推進課が主催する自殺予防啓発講演会で、
手話通訳が付く。

講演では、
いじめ自殺のご遺族が
メディア取材に抱く思いを紹介し、
「自殺報道」から「自殺『予防』報道」へのつなげ方などを
お話させて頂いた。

2006年秋から2007年夏にかけて
メディアのいじめ自殺報道が多くなり、
自殺する子どもも相次ぎ、
「連鎖反応」と騒がれた。

実際は、毎年発生するいじめ自殺の数は
大きく変わらない。
要はメディアが報じるか報じないかだ。
そこに「メディア側の都合」がある。
詳しくは『オトナのメディア・リテラシー』
読んで頂きたい。







最終更新日  2008年10月02日 21時57分19秒


2008年03月27日
若者による凶悪事件が、立て続けに起きた。
茨城連続殺傷事件、JR岡山駅突き落とし事件共に、
容疑者が自暴自棄になっていた特徴がある。

私が注目するのは、
岡山の事件で逮捕された少年(18)が、
小学校から中学校の長期にわたり
いじめを受けていた点だ。
「いつか、やり返してやる」とも
口走っていたという。

いじめは被害者の自尊心をズタズタにする、
精神的・身体的な虐待である。
被害者がいじめの加害者、もしくは
いじめの存在を許した社会に対して
復讐の念や殺意を抱いても、
決して不思議ではない。

茨城事件の金川真大容疑者(24)も
卒業した小学校を襲う計画だったというから、
小学校時代に何らかのいじめに遭っていた
可能性がある。教師が気づいていなくても。

もちろん、いじめ被害の経験があるからといって
これらの事件を引き起こすことは許されない。
だが、いじめがそれほどまでに
被害者の心を深くえぐりとることを、
加害者や学校、家庭は認識する必要がある。

いじめと少年犯罪や引きこもりの関係について、
詳しくは今夏発売予定の
「ネットいじめの真実とネット・リテラシー(仮題)」で
述べる。

なお、金川容疑者はゲームにはまっていたとも報じられている。
ゲームは人間の暴力的な言動に影響を与える。
だが、それだけではない。
詳しくは「オトナのメディア・リテラシー」
【メディアと少年犯罪の関連性】
にて。






最終更新日  2008年03月27日 16時22分06秒
2008年02月10日
知る権利シンポ.JPG

学校でのいじめ・事件・事故をめぐる
親の「知る権利」を問うシンポジウムが、
都内で開かれた。

主催は、NPO法人「ジェントルハート」。
福岡県筑前町や横浜市、北海道滝川市など、
全国のいじめ自殺で我が子を亡くした遺族たちが集った。

あなたは、自分の子どもがいじめで自らの命を絶ったら、
どう対応すればいいか理解しているだろうか?

予想だにしていなかった出来事が身に降りかかった遺族は、
何よりもまず「学校で我が子に何が起きていたのか」を
知りたいと思った。
「我々がきちんと調査します。任せてください」という
学校側の言葉に、すがった。

ところが、その後学校側は
「調査はしたが、いじめはなかった」の一点張り。
いじめに関する同級生へのアンケート結果も、
「個人情報ですから」と見せようとしない。
いじめ自殺事件の多くが、このパターンを辿る。

「なぜ親である私たちが、知ることが出来ないのか?」

遺族たちは、「親の知る権利」の確立を求めて昨年10月、
文部科学省に質問状を送った。
きょうのシンポジウムは、その結果の報告会である。

文科省は、予定より一ヶ月以上遅れて回答をよこした。

遺族側からの41項目の質問に対し、
回答は21項目のみ。
文科省が、質問項目を勝手に「くくった」のだ。

読めば、いま文科省がいじめ問題に対して
どんなスタンスで臨んでいるかがおわかりだろう。

例えば、回答【3】~【5】。
学校で起きた事故について、
教育委員会などが文科省へ報告する手段は、
なんと「口頭」でもOKという。
……形に残さなくて、いいんですか。

そして、「一般論」という言葉の多用。

「教育行政トップとしての当事者意識が欠落した、
責任逃れの内容」と、遺族たちは憤る。

また、これとは別に気になったことがある。
一年前に同様のシンポジウムが開かれたときは
会場を埋め尽くしたマスコミが、
今回はほとんど来ていなかったのだ。
いじめ問題は、マスコミにとって
「関心のピーク」を過ぎたのだろう。

私がテレビ朝日の番組でコメントしたように、
メディアにとっての「ニュース・バリュー」は
問題の深刻度よりも時勢に左右される。
そのことを、改めて感じさせた一日だった。






最終更新日  2008年02月10日 23時47分07秒
2007年11月20日
群馬県伊勢崎市講演2007.11.20.jpg

群馬県庁主催「人権啓発フェスティバルinぐんま」での
講演を終えたところだ。

「いじめ自殺報道と人権」をテーマに、下記のようなことをお話した:

・いじめ自殺報道の問題点
・人権に配慮したいじめ自殺報道とは?
・受け手に求められるメディア・リテラシー

講演終了後、会場の外で拙著
『オトナのメディア・リテラシー』の販売&サイン会が
開かれたのだが、なんと販売コーナーには長蛇の列。
あっという間に完売してしまった……。
ビックリである。

購入されたお一人お一人に、サインをさせて頂いた。
「自分の子ども宛てに書いて欲しい」とおっしゃる方も
少なからずおられた。
子どもが成長したら、読ませたいというのである。
嬉しく思う。

伊勢崎市の皆さん、ありがとうございました!






最終更新日  2007年11月20日 21時34分55秒
2007年11月11日
「ニュースや広告の見方が180度変わった」
「親になる前に読めて良かった」などなど、
『オトナのメディア・リテラシー』への感想が
続々と寄せられている。
あなたがメディアの意図を見抜くきっかけとなれば、嬉しい。

さて、今月20日は
群馬県庁主催「人権啓発フェスティバルinぐんま」にて
講演を行なう。
「いじめ報道を人権の視点で考える」をテーマに、
受け手はどのようにメディアを読み解くべきかをお話する。

また、会場では『オトナのメディア・リテラシー』が販売され、
購入した方にはその場でサインをさせて頂く。

では、伊勢崎市でお会いしましょう!

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【人権啓発フェスティバルinぐんま】
2007年11月20日(火)  
伊勢崎市文化会館にて開催

・14:00~15:10 講演第1部 
 井沢元彦氏(作家) 
 「マスコミとTV報道から見る人権問題」
・15:20~16:30 講演第2部
 渡辺真由子(メディアジャーナリスト)
 「メディアに隠された意図を読み解く」

【お問い合わせ】
群馬県庁 人権男女共同参画課
電話 027-226-2906(直通)
Eメール jinkendanjoka@pref.gunma.jp







最終更新日  2007年11月12日 18時36分02秒
2007年11月01日
日本メディアリテラシー教育推進機構(JMEC)の研究会にて、
「いじめ報道とメディア・リテラシー」をテーマに講演した。

お話したのは、次のようなことだ:

・私はいじめ自殺事件をどう報じてきたか
・なぜ、報道するのか?
・最近のいじめ報道の傾向
・いじめ報道をメディア教育に活かすには

学校教員、大学教授、キー局のディレクターといった
方々が聴講に参加。
「いじめ報道はどうあるべきか」をめぐり
議論は白熱した。

詳しい内容は、当日参加した学校教員の方のサイト
まとめられているので、興味のある方はご一読を。






最終更新日  2007年11月02日 12時16分12秒
2007年08月21日
先日テレビ朝日で放送されたメディアリテラシー番組
「伝えたこと 伝えられなかったこと
 ~ある記者のいじめ報道の軌跡」。

多方面の方々から、予想を上回る反響を頂いた。

特にテレビ局や新聞社の方々は、
同じ作り手として考えるところがあったという。

放送を見逃した首都圏外在住の方、
もしくは寝過ごした方向けには、
テレビ朝日HP「バックナンバー」に
詳細が掲載されている。






最終更新日  2007年09月17日 22時44分12秒
2007年08月17日
今週日曜、19日早朝のテレビ朝日で
メディアリテラシーに関する番組が放送される。

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番組:
はい!テレビ朝日です
「伝えたこと 伝えられなかったこと」

8月19日(日)午前4時50分~5時20分
首都圏版
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いじめ自殺事件を
9年間にわたり取材してきた私が、
カナダでメディアリテラシーを研究したことで
作り手としての視点をどのように変化させたか?
を番組が追う。

さらに、全国のいじめ自殺遺族が、
メディアの報道被害と影響力の大きさについて
思いの丈を吐露する。

メディアを作る側、取材を受ける側それぞれの
本音と苦悩を描いた作品だ。

・・・超朝型!じゃない方は録画でどうぞ。






最終更新日  2007年08月17日 22時35分05秒
2007年07月24日
いじめ自殺講演用 019.jpg

いじめや暴力で亡くなった全国の子どもたちの写真や言葉を
紹介する展示会が、20~22日に福岡市で開かれた。
遺族の方に話を聞くため、私も会場へ。
テレビ朝日のクルーも一緒だ。

この春より、テレビ朝日から密着取材を受けている。
元テレビ局報道記者の私が
カナダでメディアリテラシーを研究したことで、
いじめ報道への視点をどう変化させたのか、
をテーマに番組を作るらしい。

いじめ自殺遺族にとって「伝えられる」こととは、
メディアの作り手にとって「伝える」こととは…。
メディア自身がその報道のあり方を問う、
画期的な番組となるだろう。

放送は首都圏で8月19日(日)、
「はい!テレビ朝日です」午前4時50分~5時20分。






最終更新日  2007年07月25日 16時50分58秒
2007年03月14日
宣伝.jpg

先月松山市が開催したいじめ自殺シンポジウムで
私が講演した内容を報じた記事(2007年2月18日付)が、
愛媛新聞社から送られてきた。
当日は地元の新聞やテレビ局が数社取材に来ていたが、
関東在住の私には
どのように報じられたかまで見届けられないため、
このようなご配慮はありがたい。

「いじめられる子は弱いと言われるが、人を傷付けたがらない
優しすぎる子がいじめられる」、
「いじめる子の心の中に悩みや問題が潜んでいる」といった
私のコメントを紹介し、ポイントをわかり易くまとめている。

シンポジウムの取材・記事執筆を担当したのは
入社1年目の女性記者だ。
そういえば私が飯塚いじめ事件の取材を始めたのも
新人の時だったな・・・と振り返りつつ、
こうした問題に敏感な記者が、沢山育つ事を願う。






最終更新日  2007年03月19日 13時59分00秒

全12件 (12件中 1-10件目)

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