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カテゴリ:韓国国内の話題
朝、テレビをつけるとマラソン中継をしていました…と思ったら、画面の表示が少し変です…よく観るとその競技は”マラソン”ではなく、”駅伝”でした…。それも「韓国高校駅伝大会」のようです…。
胸のゼッケンや走っている車線(日本と逆)以外は、日本の駅伝大会と殆ど変わりません。 場所は、韓国の古都慶州です。まるで京都で行われる「全国高校生駅伝」の”韓国版”です。 <写真:高校男子の競技の様子> ただし…日本の大会と異なるのは、全国大会にもかかわらず、”男子部”と”女子部”の競技が同時に行われているようで、中継地点では男女の選手が混じって襷の受渡を行っています…。更に、中学生男子・女子の競技も距離は短いようですが同時に行われています…。 <写真:高校女子の競技の様子> <写真:男子選手に混じって高校女子選手も襷の受渡が行われています> <写真:(自称)韓国の”野口みずき選手(目標の選手)”だそうです> <写真:桜の花が咲きつつある春の慶州の街を走ります> <写真:男子中学生の部優勝のソウル体育中学校の選手と”大会マスコット()”> <写真:女子中学生の部優勝の東仁川女子中学校の選手> <写真:全力を尽くして倒れこむ選手> <写真:この選手は、元々在学していた高校のマラソン部が”解体”されたので、現在の高校に転向してきたそうです> 皆、朝から頑張って走っています…。 ところで、私が観ていて気になったのは、この大会の「大会名」です。 何故なら、”駅伝=EKIDEN”は今や世界に通用する単語となりましたが、 当然ですが「日本語」です。「日帝の残滓を消し去ろう」という動きの韓国社会において、「駅伝」と言う日本語を使用しているのかテレビ画面を凝視していましたが、なかなか大会名が出てきません…。 漸く出てきた大会名…「第25回コーロン(韓国の企業名)区間マラソン大会」だそうです…「”駅伝”を”区間マラソン”」と言い換えていました…。 <写真:走るコースを説明する画面…右下に「第25回コーロン高校区間マラソン大会」と表示されています> 数年前、インドネシア沖での地震で大津波が発生した際も、「”TSUNAMI”と言う単語を、なるべく使いたくない…」といった雰囲気が見られましたが、「駅伝」と言う単語もまた、「グローバル・スタンダード」に逆らった「ウリナラ(韓国)・スタンダード」で捉えられているようです…。 <写真:中継放送を担当したKBSが誇る”最新中継機器”だそうです> ↑ 皆さんのをお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.03.30 08:22:23
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