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カテゴリ:1号・2号
なんかすごいリアルなタイトルです
でも切実な問題です。 なんとか坊主通学1週間が終わりました。 金曜日、坊主を学童・トモを保育園からピックして家に帰宅すると・・・ 家の前の道路で学童でも一緒のお兄ちゃんたちが遊んでいました。 お互い「あれ~???」と車から降りるや否や一緒に遊び始めました。 どうやらお兄ちゃんたち、うちの3軒先に住んでいてお互い「こんな近かったんだね」とビックリ! それにお向かいの4歳の子も加わり子供5人で外で元気に自転車で遊んでいました。 家の前の道路は車の往来がほとんどなく、いい遊び場だな・・・と思っていました。 さて、ここで坊主と意気投合したお兄ちゃん軍団(兄弟)K君とN君。 この日はお夕食前まで一緒に遊んでくれて、おかげで坊主もトモも夕食モリモリ~ いい傾向だわと思っていたのですが・・・。 さて、翌日は土曜で休日。一週間ぐうたらな私が超規則正しい生活を余議なくされ、慣れないことをしたせいかとにかくお疲れ・・・ 「明日はゆっくり寝てられるや」なんて坊主たちもここ1週間9時前には「とにかく寝なさい~!!」なんて雷落とされながら急いで寝ていたのですが、この日はちょっと夜更かし←つか、今までの就寝時間だよ 見たかった「ゲキレンジャーvsボウケンジャー」のDVDを見てから就寝しました(余談ですが、いいぞ、これ!) そして母もちょっと夜更かし~たまっていたドラマなんて見ちゃったり・・・。 しかし甘かった。翌日旦那の出勤を見送り、「まだちょっと寝れるかな」なんてベッドにもぐりこんだ途端・・・。 「ピンポ~ン」とK君とN君が「あ~そ~ぼ」 急いで着替えて、坊主たちを叩き起して・・・。 そうか・・・これからは休日といえども油断できないんだ ねぼすけの母には子供の進学は地獄の日々。。。 本当に今までどんだけ怠惰な生活してたんだ~??? と反省でも夜型なんだもん。。。グスン そんなわけで朝から元気に自転車で遊びまわる子供たち。 おかげでこちらは予想外の早起き?で子供は家にいないわでゆっくり新聞なんて読んでPCで仕事までできちゃいましたよ するといきなりK君が家に入ってきて「N(弟)が車にぶつけちゃった」と。 「なぬ~??」と急いで外に出るとお隣のアパートの前の駐車場(道路に面していて柵とかも何もない)に停めてあった車に曲がれずぶつかってしまったとの事。 みると傷はあるけどちょっと位置的に違う感じ??それに子供たち曰く「もともとあった」とのことですし・・・。 なので「車の回りは自転車で走らないで」と注意してそのまま遊ばせていたのです・・・。 お昼から少林拳のお稽古に行ったのですが、行きの車で坊主は寝ちゃうし、トモは肝心の稽古中に眠くてグズッて寝てしまうし・・・。 朝から思いっきり遊んだからだ・・・なんてこったい 「なんかこの生活ちっとも予想もしきれないし、慣れないなあ」と思いつつ家に帰るとまたK君とN君が外で自転車で遊んでいました。 坊主もトモもそれを見るとまたまた車から飛び出して一緒の遊んで・・・。 「友達ができて遊ぶのはいいけど、肝心なものができなくなるまで遊ぶのってどうなのよ」と母ちょっと呆れ気味。 時が過ぎると外の子供の声が聞こえなくなったので心配して外に出ていくと朝方ぶつけた車の持ち主が坊主とN君に何か言っています。 どうやら事情聴取している様子。 私もその傷は前からあったみたいだということは報告したのですが、現場を見ていないので。。。 しかし持ち主は納得いかずN君を問いただします。 坊主が横でその事故の再現とか余計なことをベラベラうるさいし、ほかの車の目の前でわざと急ブレーキしたり、明らかに「子供が傷をつけた」と印象を与えることしかしないので(KYですから・・・) トモもその持ち主に「どうしたの?怒ってるの?」とか火に油を注ぐようなことしかしないのでN君に「お兄ちゃんかお母さんを呼んできた方がいいよ」と伝えN君の分が悪くなることしかしないうちの愚息を撤収させていました。 結局持ち主がN君に何を言ったのかは分かりませんが丁度坊主を家に撤収させていた時にN君が悔し涙のように声を押し殺して泣きながら自転車を引いて家に歩いていきました。 私はそんなN君の姿にグッときていたのですが、KYの坊主「あ!N君だ!バイバ~イ」なんて能天気に・・・ するとN君が「坊主、ちょっと来て。坊主だけ、来て」と呼び出し。 母はN君に「お前が目の前で危なく曲がったり自転車走らせるから俺が曲がれなくて車にぶつかったんじゃないか!(か、どうかはしらないけど。想像)もうお前と遊ばないからな!」 な~んて言われたらどうしよう!2日目にして友達関係破棄?? とよからぬ事ばかり頭に浮かびハラハラ。 でも坊主が「じゃあね、バイバイ」という声が聞こえたので急いで外に出ていくとN君は「もう自転車であんな風に曲がるのよそうな」とだけ坊主に言ったのだそう。 N君、目の回りが涙でぐちゃぐちゃだったけど、すっごいかっこよく見えました たぶんこれから子供の声や自転車の音がするとあの車の持ち主もそうだし、他の車の持ち主(=隣のアパートの住民すべて)もいつ傷つけられるか気が気でないだろうし、最悪クレームが出て自転車禁止令は避けたかったので、とりあえず当分は自転車で遊ばず、外では違う遊びをしようと提案。 家に帰って坊主とトモには改めて車への近付き方、接し方?をこっぴどくレクチャー。 でもわかっているのかいないのか 先程N君と坊主に「外で違う遊びをしなさい」とアドバイスしたけどよく考えるとお決まりのかくれんぼなんか、私の時代では町内の他の家の庭に入っても、塀によじ登ってもそんな怒られなかったし、自転車も結構遠くまで乗っていた記憶が・・・。 でも今はよそのお庭に入るなんて言語道断、(怒られても昔は子供だけだったけど今は家まで怒りにきそうだし)自転車も乗り回す所なんてないし、公園は遠いし子供だけで行くのもこのご時世、大変危険だし。。。 ではいったいどこで自転車を好き勝手乗らせられるのか?それに自由に外で遊ばせられるのか? と考えると答えは「ない」です。 それでもここはかなり田舎なのにも関わらずこれですから、都会に住む子供はもっと外で安全にかつ自由に遊ぶ場所などないのではないでしょうか。 小学校前の子供はお母さんが公園についていって遊べますが、小学生になってもお母さんと公園?? 結局安全なのは家の中なんです。 でも女の子みたいにリカちゃんで遊ぶこともない男の子は結局ゲームで遊ぶことになりますよね。 今までは傍観者として「子供が学校から帰ってみんなで家に集まってゲームなんて・・・!外で遊びなさい!」なんて思っていたのですが、当事者になった今はそれができない環境なのだと初めて気付きました。 周りの環境が、住環境が、大人の考え方が私が子供の時とは全然変わっているのです。 昔はアパートとかも今ほどなかったから車もほとんどがちゃんと駐車場にしまわれていたし、路駐もなかった。 道もこんなに車が通らなかったから危険じゃなかった。 外に変質者もいなかった。 大人もおおらか?だった。本当にみんなで子供を育ててくれていた。 なんだか悲しいけど子供には可哀相な世の中になってきているのは事実で、ますます外で子供の声を聞くことは少なくなってしまいます。 帰宅後暇で外でも遊べないなら・・と塾やおけいこに通ったり、全くもって子供の外遊びは阻まれていくのでしょう。 これが子供の体の(骨格・筋肉)の軟弱化に拍車をかけていくのだということ。 教育現場でも今は教師が小児科医のようにリスクの多い子の教育を拒否しているのも事実です。 少しでもみんなと同じことができないこ、デキの悪い子は特別学級へ、みたいな構図も無きにしもあらず・・・。 ということは親も子供に「みんなと同じことをしなさい」「みんなと一緒に」と教えざるを得ないですよね。 これが結局「自分で考えない大人」「言われたことしかできない大人」と作り上げることになります。 私は個人的には前者の体の軟弱化も、言われたことしかできない大人も作りたくないのですが、実際子供の置かれている社会ではそんなレールしか選択できないようになっている気がします。 なので先日そんなジレンマを抱えながら私も坊主にそのような事を悔しい思いをしながら指示してしまいました。 個性を尊重する世の中になったと言われていても結局は同じ個性を持つ子供の大量生産をせざるを得ない世の中なのか、と大変残念です。 私がもっと強ければ。。。周りの反感にも耐えれるポリシーを持った強い大人なら。。。と思いますが、今の私には役不足です。私はそこまで強くない。。。 坊主が進学してまだたった1週間だというのに、既にそんなジレンマと闘う母です 周りによき理解者がいてくれればこの難問も解かれるのかもしれませんが、頼る人が身近に一人もいないので神経衰弱な毎日です。 旦那・・・?ダメです、ちっともアテになりませんから・・・! 坊主と共に母も日々闘いです。 あかん。考えすぎで頭いたい。神経ボロボロになりそうだわ・・・。 なのに明日から仕事復帰です。 大丈夫かな、、、私 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年04月14日 00時07分10秒
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