中央大学法学部卒という経歴について
http://news.nifty.com/cs/topics/detail/160530100711/1.htm どういう理由で上記のような記事が出ているのか、知りませんが。中央大学法学部というのは私の母校であり、10年以上このブログを書いていますが。中央大学法学部卒という経歴について、ストレートにコメントした記憶がないので、この機会に書いてみようと思いました。 高校2年生までは、理工系の学部に進学しようと思っていました。友人が一ツ橋に行って公認会計士になりたいと思っていると聞いて、自分も専門職を目指したいと思いました。数学・化学は兎も角、物理に苦手があったので、一流どころの理工系進学は難しいと思い、中央大学法学部に進学し、法曹(裁判官・検事・弁護士)をめざすことにしました(1975年 昭和50年)。 旧司法試験を受けるつもりで入学したのに、在学中はさほど勉強することなく4年間が過ぎてしまいました。3年間の猶予を貰いましたが、結果は出せず、裁判所事務官などの公務員試験は幾つか受かりましたが。湘南地区から転居する必要のない学校法人立の専修学校(予備校部門)の専任教員という道を選択しました。 その当時は法曹や法学部教授しか興味がなかったので、再び、法律を勉強したり、法律に関する仕事に従事することはないだろうと思ってました。 しかし、10年経つと、バブルの崩壊や18歳人口減少、その他による勤務先の予想以上の経営危機が起き、転職することになりました。教えるプロであること、元々、法律が専門であること、公務員試験の実績があることなどから、法律専門学校の公務員講座の専任講師に転職しました。 当時、法律専門学校講師の殆どは旧司法試験組でした。私が勤務していた学校では中央大学法学部卒が一番多く、次いで早稲田、あとは旧帝大。半数近くが中大法卒でした。私はその法律専門学校に入職する10年前に旧司法試験からは引退してましたが、受験を続けていた同僚はいました。 昭和50年代の旧司法試験は合格率1.5%、合格者400人台。現在の司法試験とは全く別次元の試験ですが。中大時代の勉強仲間の10人中5人が合格し、1名検事4名弁護士。他の者は法務省・地方公務員上級職等になりました。検事になった彼は検事正を最後に早期退職し、都内で公証人をしています。成年被後見人選挙権剥奪違憲訴訟で勝訴し、国の法律を改正させた裁判の主任弁護士も当時の仲間です。 ところで、法律専門学校に入職後、当時は行政書士試験の問題が公表されていなかったので、問題再現と解答速報要員として、法律系の講師は全員試験を受けさせられました。 実際、大学の法学部を卒業するだけなら東大をはじめ、どこの大学でも法律の知識など殆どなくても、卒業できると思います。 ところが、中央大学法学部はあまりにも多くの法律関係者を輩出しているので、一定の評価を受ける半面、一種の有名税なのでしょうが、いわれのない中傷を受けることも少なくないのが実情です。よろしかったら、クリックよろしくお願いします!。 ↓ ↓ ↓ にほんブログ村 山崎行政法務事務所・代表・行政書士・山崎正幸電話0466-88-7194 FAX0466-47-8383 携帯090-9375-9558 (9-20時。土日祝、事前予約頂けましたら対応させて頂きます。)nqk55757@nifty.comhttp://homepage2.nifty.com/0466887194/ 【当事務所が直接、お手伝いできる主な内容】<営業許可> 建設・経審・産廃・宅建・運送・古物。建設業許可相談室<法人設立> 株式会社、医療法人等。法人設立・会社法について<相続・> 遺言・遺産分割・相続放棄。相続遺言相談室