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カテゴリ:行政書士
ご依頼者やご紹介者(他士業の先生)から、なかなか「頼める行政書士」を見つけられないという話は時々、お聞きします。 それは、行政書士という制度にも問題があるのだと思います。行政書士100人のうち半数は、6号会員と言って国家公務員や地方公務員を退職した方々で、行政書士試験は免除されています。60歳を過ぎてからの開業ですし、年金で生活出来るので、あまり働く必要はないようです。 次に、残り50人の内の半数の25人は税理士・司法書士・社労士・土地家屋調査士が本業で、行政書士は登録しているだけ若しくは殆ど仕事はしていないという方々です。つまり、行政書士登録者100人のうち、4分の3の75人以上は、殆ど行政書士の仕事をしていません。 更に、不動産業や保険代理店等と兼業とい人もいます。行政書士試験に合格して行政書士専業という人は、元々、100人中20人ぐらいしかいません(5分の1)。 しかも、行政書士事務所の大半は、2・3人の家族経営事務所か所長1人の事務所です。つまり、行政書士試験に合格しても、勤務先は殆どありません。 専業でも親や夫の扶養家族で、行政書士の仕事はあまりしていない方もいます。 更に、行政書士の仕事の範囲が広すぎるのも、「頼みたい行政書士」を見つけられない理由の1つに挙げられます。 行政書士の主な業務は、建設・経審・産廃・宅建・運送・会社設立・相続離婚・在留資格・風俗営業・成年後見等があります。 例えば、この中の建設業関係だけでも、許可追加や経管・専技変更、許可換え(般→特、知事→大臣)、経審、入札資格等があり、建設業許可に精通した行政書士事務所でないと対応は難しいです。 加えて、建設会社は、産廃・宅建等の許可も取る会社もあります。しかし、建設のみで産廃や宅建はやったことがないという行政書士事務所も結構あります。 元々、試験合格組で行政書士専業が20%ぐらいしかいない上に、A建設産廃 B法人設立 C相続離婚 D運送 E後見 F在留資格 G風俗営業など、専門分野が細分化されています。 当事務所に例を取れば、湘南地区に200近くある行政書士事務所で、ABC、特にAは最も実績のある事務所の1つですが。 EFGは開業当初1・2件関与したことがある程度です。 世間の方からみると、行政書士登録しているので専門家のように見えるかもしれませんが。行政書士は取扱業務が広いので、それぞれの分野の専門家でないと、完璧な仕事は出来ません。 当事務所の場合ですと、EFGのご依頼はお受けせず、他の行政書士事務所を紹介させて頂いてます。 Cの相続離婚は話し合いのついているもののみ扱っております。相続税が発生するものは税理士、争いになっている相続離婚は弁護士を紹介させて頂いてます。 よろしかったら、クリックよろしくお願いします!。 ↓ ↓ ↓ 山崎行政法務事務所・代表・行政書士・山崎正幸 電話0466-88-7194 FAX0466-47-8383 http://samurai-search.sigyo.net/detail/yamazaki-gyousei.html
【当事務所が直接、お手伝いできる主な内容】 <営業許可> <法人設立> <相続・離婚>
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Last updated
2014.11.24 08:19:40
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