開業以来13年間、間断なく仕事を頂けて、感謝の念に堪えません。ところで、「何故、開業早々、行政書士で食っていけたの?」と聞かれたことがありますが。開業当初から専業だった訳ではありません。
開業1年目は、まだ法律会計専門学校専任講師で行政書士は副業でした。2年目3年目から行政書士が本業で平日は行政書士。学校の方は非常勤講師にして頂き土日は終日講義をしてました。行政書士の収入だけで生活出来るようになったのは登録してから3年ぐらい経ってからです。
試験に合格してスグ開業ました訳ではありません。開業を意識し出してから実際開業するまで準備期間は数年ありました。その間、行政書士自体や行政書士実務に関する情報や法改正等は、ある意味、今より遥かに入手してました。
勤務先の実務講座や出身校等の関係で、日行連・東京会・神奈川会の幹部とは開業前から面識はありました。法律会計専門学校で10年間専任講師(正社員)をしましたが。非常勤講師の人達は現職の税理士や司法書士、社労士、行政書士ですから、知人は多数います。中央大学法学部、神奈川県立横須賀高校卒ですから、同級生・友人らにも弁護士や税理士はかなりいます。門外漢の人間が、イキナリ開業した訳ではありません。
誤解のないように申し上げておきます。専門学校講師時代や高校大学の同窓の方々から、開業前や開業当初、色々なことを教えて頂いたことは大変感謝しておりますが。開業したての新米の人間に、仕事を紹介してくれるほど甘い世界ではありません。仕事を紹介して頂けるようになったのは開業して3・4年経ってからです。当方から、知人の税理士・社労士・司法書士・弁護士の先生がたをお客様に紹介させて頂けるようになってから、弊所も逆にご紹介頂けるようになりました。
当時、こちらは開業数年の新米でしたが。お客様に紹介させて頂いた知人の税理士・司法書士・弁護士の方々は、同世代の友人とはいえ、開業20年25年のベテラン、しかも一線級の先生ばかりですから、弊所がお客様の信頼も得られたのかもしれません。弊所にも新人の行政書士・社労士・税理士・司法書士・弁護士等から多数の案内状は頂きますが。お客様に新人さんを紹介したことはモチロンありません。
ヒヨコ狩りセミナーは、試験に受かっただけの人が、素人に毛の生えた程度の人に引っかかるのでしょうが。儲かっている人間が、儲かっていない人間に儲け方を教えるなんてことがある訳ないのが分からないのでしょうか?。
真面目に行政書士業務に専心している人間が最後には残るのでしょうが。今は新規開業者があまりにも多く、食えない行政書士があまりに多すぎるためか、「ひよこ狩りという詐欺的商法の方が行政書士は儲かるの?」と思ってしまう程ですね。
「ジバン」「カバン」「カンバン」なしでここまでやってきましたと謙遜(OR自慢?)している人がいますが。行政書士本業で成功している人は、「ジバン」「カバン」「カンバン」のいずれかは、ソレナリに持っている人が多いと思います。
ヒヨコ狩りの輩がどういう人間かは、全く付合いがないので知りません。知る必要もないのでしょうが。
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山崎行政法務事務所・代表・行政書士・山崎正幸