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カテゴリ:その他諸々
不動産や外車等を複数保有して、ライオンズクラブやロータリーの会長等の役員を歴任していれば、士業としては一応は成功者として看做されるのでしょうね。税理士だろうと行政書士だろうと弁護士だろうと。 一方で、まさか、そんなお粗末な人は世の中にいないと思いますが。俺は○○士と××士を持っている等と連呼しつづけて開業30年・40年。自宅事務所で補助者ナシという人が仮にいたら、複数資格を保有しても受験生以外は誰も興味を示さないでしょうね。 因みに、法律資格学校の講師は行政書士宅建の他、社労士・司法書士・土地家屋調査士・中小企業診断士・通関士など2つから7つぐらい資格を持っているのが当り前ですが。開業して成功している人は殆どいません。試験に受かる能力と、実務で成功する能力は全く別物です。 彼らは以前は中大法や早慶・旧帝大法出の旧司法試験組、今はロースクールの三振組です。一般受験生より頭は遥かに良いです。しかし、実務の世界ではそれだけでは通用しません。 私は専門学校講師時代、いずれは経営者になるつもりでしたので、資格コレクターには走らず、校舎の責任者や講座の責任者として経営者のすぐ下で働いてました。 そもそも、資格などなくても商売は出来ます。私は15年前まで法律会計専門学校の校長兼講師をしていました。既に、ある分野のコンサルタントとして成功している人で、「資格は何を持っているんですか?と聞かれた時に、何もないより有った方がいいので、一応、行政書士を取っておきたい」と言う受講生が何人かいました。 ライオンズやロータリーに入っている行政書士は非常に少ないです。大半は元々大地主の家柄の人とか、大手事務所の二代目さんとかですが。前述のような特殊分野のコンサルタントで行政書士という人とライオンズクラブの会合でお会いしたことがあります。 1つの資格もなくても成功している人、1つの資格で成功出来る人、2つ以上ないとダメな人、2つ以上あってもダメな人。色々います。 元法律会計専門学校の校長が言うのも何ですが。あまり成功しているとは思えない人で複数資格を勧める人は、資格学校のマワシものかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.02.28 00:47:44
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