ああ、哀愁の上野公園モノレール!
皆様、おはようございます。今朝は朝5時に目が覚めてしまいましたので、ラジオ番組「森永卓郎の朝はニッポン一番乗り」を聞きながら執筆しています。今日は上野公園のモノレールについて書きたいと思います。上野動物園の本園(東園)から分園(西園)の間を約2分で結ぶ「小さな空中散歩」上野公園モノレール。このモノレールは東京モノレールのように跨座式モノレール(1本レールの上を走るモノレール)ではなく、日本初の懸垂式モノレール(ぶら下がり式のモノレール)で、このタイプとしては湘南モノレール、千葉市モノレールなどがあります。上野動物園・東園駅にある「モノレールの移り変わり」30年前の3歳の頃、上野動物園に連れてきてもらった時、このモノレールに乗りたいと親にせがみましたが、「距離が短いから歩く」と却下され、駄々をこねた事があります。その無念を30年目にして晴らすべく、この様にして乗ったのでありました。説明によれば、現在の車両で4代目。運賃150円の切符を買い、ホームへ行ったのでした。やがて静かな音をさせながら、2両編成のモノレールが入線してきました。上野動物園分園(西園)駅に停車中のモノレール上野公園モノレールの車内(貫通路の通りぬけはできません)上野公園モノレールの運転台(ワンマン運転です)多くの家族連れが乗りこむと、やがてドアが閉まり、モノレールはゆっくりと走り出しました。時間にしてわずか2分ほどの「空中散歩」でしたが、子供心にとってはこれが「未来の乗り物」に感じるのだな、と感じました。懸垂電車(モノレール)についての案内遊園地の豆汽車、動物園の「お猿電車」など、子供心をくすぐる乗物って、結構ありますよね。幼い頃絵本で読んだ「未来の乗り物」モノレールも、姫路市営、よみうりランド、向ヶ丘遊園、横浜ドリームランド(後者2つは遊園地そのものが閉園しました)など、一部の路線で老朽化などから廃止や休止になったものもあります。その絵本の中の「未来の乗り物」の中で、実現したものは果たしてどれだけあるでしょうか?ちなみにこの「上野公園モノレール」、懸垂式モノレールとしては日本で一番最初にできたものだとか。当時としては、まさに「未来の乗り物」だったのですね。上野動物園分園(西園)駅を発車するモノレール時間にしてみればわずか2分程、という短い時間でしたが、これで30年のリベンジを果たした満足な気持ちになりました。その後は、やはり「懐かしい気分になれる場所」で食事をしたいと思い、上野松坂屋の大食堂「ファミリーレストラン」(南館7階)へ。メニューの中に「お子様ランチ」(750円)というのがありました。「年齢制限ありますか?」と聞いてみると年齢制限はない、との事なので頼む事にしました。上野松坂屋の大食堂「ファミリーレストラン」(許可を得て撮影)やがて、750円の「お子様ランチ」が運ばれてきました。上野松坂屋の「お子様ランチ」 (750円)ふりかけ御飯、卵焼き、フライドポテト、エビフライ、カニコロッケ、ウインナー、スパゲティ、ゼリー、乳酸飲料と、子供好みの内容でした。またお絵かき帳のおまけ付。料理もアツアツで「子供だからといって手抜きはしませんよ」という姿勢がうかがえました。この上野松坂屋の大食堂「ファミリーレストラン」(南館7階)は、昔ながらの「デパートの大食堂」といった感じで、和食・洋食・中華何でもあります、という楽しい食堂でした。しかしながら合理化その他の理由で、700席あったのを168席にしてしまったのは惜しまれます。この様な形の「デパートの大食堂」、いつまでも残っていて欲しいものです。かっては、デパートへ出かけることが一つの「お出かけ」でした。デパートの大食堂でご飯を食べ、屋上のミニ遊園地で遊ぶ。そんな時代も、もはや昔かもしれません。今はデパートのレストランもテナント制になり、直営の大食堂は姿を消しつつあります。大阪では有名だった、梅田阪急の大食堂も2002年になくなってしまいました。東京で現在、このような何でもある「お好み食堂」が残っているのは、上野松坂屋の他、日本橋三越、新宿京王、伊勢丹「イセタンダイニング」、高島屋「ファミリーレストランRose」ぐらいになってしまいました。皆様からの「お子様ランチの思い出」、「デパート大食堂の思い出」等も是非、お聞かせ下さい。尚「楽天広場会員」以外の方で、御意見・御感想・コメントのございます方も、どしどし下さい。ご参加、お待ち致しております。最近ブームになっている「油そば」。私もこの間食べました。ここのショップのは美味しいですよ!