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テーマ:食べ歩き(4411)
カテゴリ:おいしいものトーク
さて1月は大学の定期試験があります関係で、執筆も不定期になります。そのため長編のものが書けない分、今まで撮ってきた写真とその話題を中心にお届けしていきたいと思います。 今日は、昨年9月25日に惜しまれつつも改装のため一時閉店した、吉祥寺の焼き鳥屋「いせや」さんについて書きたいと思います。井の頭公園の「公園通り」を進み、もうあと少しで中央線のガードという所で、左手に見えていた古い建物。これが焼き鳥の「いせや総本店」さんでした。古くから吉祥寺の町を見つめ、変遷を見守ってきました。また焼き鳥がどの部位でも1本80円、という安さから常連客も多く、先ごろお亡くなりになられたフォーク歌手の高田渡さんも、ここの常連客でした。 しかし建物の老朽化と地区の再開発で、この建物を取り壊し、跡地に14階建てのビルを建築する事が決まり、昨年9月25日をもってこの吉祥寺の「いせや総本店」は改装のため、一時閉店(仮店舗での営業)となることになりました。 その「いせや総本店」に、最終日に行って来ました。狭いその店には、もう人の波。立ち飲みカウンターにはもう、いつ入れるか分からないほどでした。そして「午後8時以降の御新規のお客様はお断りします」の張り紙。果たして、食べられるのでしょうか?座敷の方の行列は、200メートルは続いているでしょうか、近隣のお巡りさんや警備員まで出動して人員整理を行っています。カウンターに入りきれない人は、道路の路上で乾杯をやっています。 30分ぐらいたった頃でしょうか。「兄ちゃん、ここ空いたぞ。」と、どこかのおじさんが入れてくれました。 「注文はちょっとお待ち下さい!」さっきからひっきりなしに焼き鳥を焼いている店のお兄ちゃんが叫んでいます。焼き鳥を飛べている人の中には、カメラを店内に向けている人もいました。いつもなら「誰の許可得て撮っているんだ!」と喧嘩の一つも起こるところでしょうが、今日はこの店の最終日。カメラを向けられた人達の中には、こちらに向かってピースサインをする人もいます。 ようやく注文がまわってきました。まずは生ビール。そして、カシラ、ハツ、ネギ、焼き鳥盛り合わせなどを頼みます。この状況では焼き鳥がいつ出来るか分かりません。間をつなぐために、鳥刺しとおしんこも頼みました。生ビールはすぐに運ばれてきました。 まずは、隣りの人達と乾杯。これも立ち飲みのいい所です。そして鳥刺しとおしんこをつまみながら、焼き鳥を来るのを待ちます。隣りのおじさんは、近くに下宿があった事から、若い頃は毎日のように通っていたとか。それだけ、安い店だったのです、ここは。(あとで聞いた所によれば、ここのジャンボシューマイも美味しくて名物だったとか。)ウイスキーや焼酎を頼んでいる人達は、カウンター上の梅シロップを入れて、割って飲んでいます。そんな自由な雰囲気も、この店が愛された理由なのかもしれません。 もうもうと煙が立ち込める中、アフアフと食べる焼き鳥のおいしい事。すぐにビールはカラになり、チューハイを追加で頼みます。チューハイに焼き鳥、これはもう、最高の組み合わせです。 そうしているうちにも人の波は次々と押し寄せています。締めにこれまた名物の「焼きトウモロコシ」を頼み、自宅への土産として「焼き鳥盛り合わせ」を2人前頼みます。カウンターに入れなかった人達は、「焼き鳥盛り合わせ」をお土産で買って帰る人もいました。 立ち飲みの流儀。それは長居せずにサッと飲んで、サッと出る。勘定を払って、「いせや総本店」を後にしました。人の波はかなりのもので、外観の写真を撮っている人も一人や二人ではありませんでした。 跡地の再開発ビルは数年後に完成しますが、1階と2階にはこの「いせや総本店」が入り、建物もその昔の建物風のつくりになるそうです。さすがは「文化の根付いている街」吉祥寺ですね。新しい建物になっても、「1本80円」という安い値段は変わらないでいて欲しいものです。 ふと旅に出かけたくなった・・・・・・。 そんな時は、お出かけする人も、そうでない人も、日本各地の観光情報なら、国内旅行情報サイト「日本の旅ドットコム」を是非、ご活用下さい。 尚「楽天広場会員」以外の方で、御意見・御感想・コメントのございます方も、どしどし下さい。お待ち致しております。 日本の心・和の心。織部は、そんな和の心を大切にする美濃焼を窯元から直接提供している和洋陶器の専門店です。 本店は、大きな店舗面積を生かした圧倒的な品揃えが魅力。うつわ邸は古商家屋を店舗として利用し、美濃の人気作家の器が並びます。様々の表情を持つ器たちとの出会いを、心ゆくまでお楽しみくださいませ。 最近ブームになっている「油そば」。私もこの間食べました。ここのショップのは美味しいですよ! ◎伊豆長岡温泉「南山荘」 古き浪漫漂う、数奇屋造りの宿。露天風呂をはじめとする3つの温泉が自慢です! ◎白馬風の子 365日、一人旅大歓迎!白馬の楽しい旅を、風の子が応援します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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