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カテゴリ:おいしいものトーク
昨年の年末、1年間アクセク働いてきた自分へのご褒美として、浅草にあるすき焼きの老舗「米久本店」へすき焼きを食べに行ってきました。 繁華街・浅草には、実に数多くの牛肉料理店があります。その中でも、明治時代から続くのが老舗の「米久(よねきゅう)本店」。店構えも立派で、定期観光バス「はとバス」も立ち寄るほどの人気店です。 見てみると、上すき焼きで3,160円(野菜、生卵付き)とお財布に優しい値段。老舗のすき焼き屋だから、かなり取られるのかと思っていましたが、これは予想外にリーズナブルな値段でした。締めのご飯と、お銚子1本と一緒にオーダーです。 「こちらのレンゲで、汁をご飯にかけても美味しいですよ」とレンゲを置いていってくれたので、さっそく汁をご飯にかけてみました。牛肉の旨味が浸み込んだ汁が御飯に染みて、食べるのが停まらないほどの美味さでした!言われてみれば、よく一般的に食べられている牛丼も、元々はすき焼き屋のまかない飯やシメ飯として食べられていたのがその元祖。美味しくないわけがありません。 1886年(明治19年)創業の米久本店。その歴史の古さから、数多くの文学作品にも登場しました。中でも有名なのが高村光太郎の「米久の晩餐」。明治時代の店内の様子が、詳細に述べられているのが特徴です。明治の初期でハイカラだったのが、ビールを飲みながら牛鍋をつつくという風習。まさに文明開化の味でした。 尚、当面の間コメントは「メールでのみ」受付させていただきます。皆様、どしどし下さい。ご参加、お待ち致しております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.01.04 18:40:53
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