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テーマ:鉄道(21842)
カテゴリ:さようなら列車の旅
今日の話題は富山から。長らく富山地方鉄道の顔として活躍してきた、10020形電車が今月いっぱいで、14720形電車が12月で引退することになりました。10020形が今月いっぱい、14720形が12月だそうです。そこで富山地方鉄道では、様々なイベントを企画しています。 今回引退する14720形電車は、1962年(昭和37年)に3両固定編成で登場し、後に中間車をクハ(制御車)改造したのと同時に、クハを2両増備して2両固定編成2本として構成した車両です。観光用ということで、扉間はゆったりした転換式クロスシート、両端部はロングシート、という構成で主に急行電車用として使用されました。 一方10020形電車は、1961年(昭和36年)に第1編成が3両固定編成で登場し、中間車をクハ(制御車)改造して2両固定編成となり、3編成が活躍しました。こちらは主に特急運用で使用され、編成の中にはマイクオルゴールやミュージックホーンを備えた編成もありました。 いずれの電車も老朽化が進み、他社からの移籍車両が活躍するようになると活躍の場が狭まって廃車となりました。また14720形の1編成は不幸にも立山駅で火災に遭い、そのまま廃車となりました。 それでも、富山地方鉄道の近代化に一役買い、一時代を飾ったこの2形式の電車は文字通り、特急電車から急行、各停と幅広く運用され、観光客や沿線住民の足となって活躍したその栄光の軌跡は大きなものがあります。 今回撮影した画像は、2013年(平成25年)に電鉄富山駅で撮影したもので、この時は富山地方鉄道一番の最古参車両でした。この2編成の引退に伴い、富山地方鉄道では各種イベントを開催するそうです。詳しくは、富山地方鉄道ホームページをご参照ください。 また富山地方鉄道のアテンダントさんのブログでも、この話題が出ております。 ※尚、鉄道会社への電話等による運用ダイヤの問い合わせは、現業の皆様に支障を与えますのでご遠慮くださいます様、よろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.09.10 20:12:47
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