皆様、おはようございます。いかがお過ごしでしょうか?今日も、千葉県いすみ市は
「ポッポの丘」のリポートをお届けしたいと思います。今回は、同園内にいる他の展示車両のご紹介です。
右にいるのが八高線でデビューして、後に久留里線で活躍した
「キハ38-1」号車です。通勤仕様のため、車内はロングシート
(トイレの前のみボックスシート)でした。
左にいるのは、長野電鉄デハ1003号車です。この電車は戦後間もなく登場し、晩年は屋代線
(現在は廃止)で活躍していました。廃車後は小布施駅の
「ながでん電車広場」で展示されていましたが、後に旧屋代線信濃川田駅跡に移動し、雨ざらし状態だったところを一部カットしてこの地に運ばれ、整備がされました。
加越能鉄道高岡市内線
(現在の万葉線)デ7052号車です。高岡駅前と越ノ潟を結ぶ路面電車で、現在は車内に様々な種類のガチャガチャの販売機が置かれています。
こちらは銚子電鉄デハ701号車です。元々は滋賀県の近江鉄道の電車で、銚子電鉄に移籍して活躍していました。この電車は、1990年代後半ごろからまとっていた赤と茶色の塗装になっています。車内はミニ図書館になっていました。
こちらは銚子電鉄デハ702号車です。上のデハ701号車とは兄弟に当たり、近江鉄道からやって来ました。この電車は、1970年代に銚子電鉄がまとっていた青い塗装になっています。同じ形の電車でも、塗装で年代を見比べることが出来ますので、楽しいですね!
元・北陸鉄道モハ3752号車です。1951年製で、最初は加賀温泉郷を走る加南線
(1971年全線廃止)用の観光電車として活躍していました。車内は観光電車に相応しくクロスシートで、山中温泉・山代温泉へと向かう観光客を乗せて運んでいました。
後に観光電車
「くたに」号と
「しらさぎ」号がデビューするとその座を譲り、石川総線
(現在の野町~鶴来間)へと移籍しました。この時に車内は、通勤仕様のロングシートに改造されました。東急電鉄からの移籍車両がメインになったのをきっかけに引退して、このいすみの地にやって来ました。
地元・いすみ鉄道を走っていた
「いすみ204」号車です。ポッポの丘の歴史は、この車両から始まったと言っても過言ではなく、当初はこの車両1両だったのが段々と増えていき、現在の様な感じになったのです。
この
「いすみ204」号車は現在、
「カフェTKG」として使用されています。果たして
「TKG」とは、何なのでしょうね?
答えは
「Tamago Kake Gohan(卵かけご飯)」の略でした。ここポッポの丘では、毎朝産み立ての卵を使った卵かけご飯を食べることが出来るのです!
卵を割って、アツアツのご飯の上にのせてみました。普通の卵に比べて、卵の黄身がこんもりと盛り上がっているのが分かります!
卵かけご飯専用のお醤油をかけて、かき混ぜてみました。口に運ぶと、卵のコクが口の中に広がり、幸せさを感じるほどです!これはもう、おかずは何も要らなくなるほどでした。
食べ終わって食器を返した時、レジの所には
「炊飯中」の札が下がっていました。この産み立て卵の卵かけご飯、今ではポッポの丘の名物として大人気で、早い時では13時位には売り切れてしまう程です。確実に食べたい方は、11時のカフェ開店と同時に行きましょう。
営団地下鉄
(現在の東京メトロ)丸ノ内線で活躍していた454号車です。廃車後は都内の幼稚園で保存されていましたが、その後縁あってこのいすみの地にやって来ました。この電車では、圧縮空気を利用して警笛を鳴らす体験が可能です。
この後は旅行会社・
トラベックスツアーズ主催のガイドツアーがあり、それに参加してきました。そこでは、超楽しい体験をしてきたのですが、そのお話については次回をお楽しみに!
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