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テーマ:鉄道(21841)
カテゴリ:鉄道フリートーク
1997年(平成9年)に全線が休止となり、後に廃止された青森県の南部縦貫鉄道のレールバスです。終着駅・七戸駅へと到着したところを撮影してみました。ちなみに写っているのは、24年前の筆者です。 最後までクラッチ操作で変速する「機械式レールバス」の残っていた南部縦貫鉄道。当時のレールバス2両とキハ104号車(元国鉄キハ10形)とディーゼル機関車は、現在でも七戸駅構内に整備保存され、時折車両公開も行われているようです。 この時は、当時走っていた寝台特急「はくつる」号で上野から野辺地へ行ったのですが、車両1両全部が「南部縦貫鉄道詣で御一行様」で占められました。各ボックスでは、缶ビールやおつまみの交換会が行われ、かつ撮影場所についての情報交換会があちこちのボックスで行われました。 「へー、そこで撮るのですか。俺はここで撮りますよ。」 「このアングルですと、景色が映えていい絵になりますね。」 「時間帯によっては、レールバスがくっきりと撮れそうですね。」 この様な和気あいあいとした情報交換が、夜遅くまで続いていました。 これを考えますと、今の「自己中なお子ちゃま鉄ヲタ」には嘆かわしく感じます。ここは俺が一番最初に見つけた場所だからどけ、前に入るからどけ、そんな安物のカメラじゃ撮る資格ねぇ、とか自己中心的な事ばかり言って、鉄道ファンの地位を下げているのが現状です。 残念な事に、そんな「自己中なお子ちゃま鉄ヲタ」による暴力事件や、列車の窓から紙を出して撮影を妨害する事件なども起こり、ますます鉄道ファンの信用は下がっています。そして、そういう「自己中なお子ちゃま鉄ヲタ」に限って「マナーを守れよ、ボケ!」みたいに罵声大会を開催するのです。言わば、自分が最大のマナー違反をしている事に気がついていないのです。 こんな時、真の鉄道ファンなら何をすれば一番良いのでしょうか? 答えは簡単です。撮影場所での挨拶を積極的にする、そして感謝の心を持って撮影することです。当たり前の事の様に思われますが、それが出来ていなくて鉄道ファンの地位が下がっているのです。ちょっとした挨拶や心がけが、その場の雰囲気を和ませ、 「ここで撮影して良かった!」 「新しい鉄道仲間が出来た!」 といういい雰囲気になるのです。そして、いい撮影場所は譲り合いの心を持って撮影することが何よりも大切です。 残念ながら下がってしまった鉄道ファンの地位を向上する一歩。それは「ちょっとした挨拶」から始まると言えます。ACジャパンのあのコマーシャルではありませんが、「あいさつは魔法の言葉」です。恥ずかしがらずに、まずは撮影現場で進んで、挨拶してみませんか? 皆様からのご意見も広く募集したいと思います。真面目な議論は歓迎いたします。 鉄道撮影は鉄道会社と利用客関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。感謝! Twitterもやっています。アカウントは「@Tabitotetsukiti」です。良かったら、フォローよろしくお願いいたします。 皆様から頂いたコメントには、随時お返事させていただきます。また、皆様のブログへも後程お邪魔させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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