みゃあみゃあのトーク＆トーク

皆様、おはようございます。いかがお過ごしでしょうか？今日の記事は、鉄道ファンの皆様必見です！

先日、お仕事で埼玉県の川口市へ行ってきました。その際、「かつての寝台特急『北斗星』の食堂車を使ったレストランがある！」という情報を掴んだので行ってきました。

武蔵野線を東川口駅で下車し、歩くこと7分。住宅街の中に青い食堂車が！

この地に置いてある食堂車「スシ24-504」号車の製造・改造銘板です。1973年（昭和48年）に、481系･489系特急電車用の食堂車「サシ481-64」として誕生。長年、電車特急の食堂車として活躍してきましたが、在来線特急電車の食堂車廃止により休車となっていました。

その後、上野～札幌間の寝台特急「北斗星」に使用するため改造がなされ、「スシ24-504」として生まれ変わりました。食堂車「グランシャリオ（フランス語で北斗七星の意味）」では、本格的なフランス料理のフルコースや、和風懐石御膳が出され、豪華寝台列車に相応しい車両となりました。

通路から撮影した厨房の様子です。現役時代とほぼ変わらず、今でも利用されているようです。

その車内です。４人席と２人席が並ぶその姿、現役時代そのものです。こういう素敵な所でランチ！気分がワクワクしてきました！

こちらのレストランのメニューです。土日祝日には、焼き立てパンと一緒に味わえるモーニングメニューもあるようですね！今度は早起きして来たいものです。

それではランチコースの始まりです！
まずは野菜のコンソメスープと、自家製焼き立てパンです。野菜本来の味が出された、優しい味のスープでした。

今回オーダーした「松花堂イタリアンランチ」です。手前から、玉ねぎのマリネやカリフラワーのカレー煮、セロリのトマト煮（？）、マグロと真鯛のカルパッチョに、味付け煮卵。二の膳はポテトのタルタルソース添え、ローストポーク、サラダ。見た目にも美しいだけでなく、味もヘルシーで抜群でした！

デザートです。今日のスイーツは「ほうれん草とバナナのケーキ」でした！苦みのきいたブラックコーヒーによく合います。これで税込み2,070円なら、納得でした。

ちなみに予約なしで食べられるカレーやハヤシライス、ハンバーグなどには、90分制で自家製焼き立てパンの食べ放題、という大サービスがあります！これは必見ですね！

このベーカリーレストラン「グランシャリオ」は、2016年（平成28年）に大宮の地よりトレーラーで運ばれてきて、50トンクレーン2本で釣り上げられて現在の地に安住したのでした。

これを考えますと、鉄道を保存することの大変さがよく分かります。よく引退した鉄道車両が、飲食店などに再利用されるという話は昔からよくありますが、その後の維持管理が難しく、結局は数年で閉鎖･解体となるケースが多い様です。そんな中でも「この車両を愛していた人々にもう一度愛して欲しい」という思いから、当時の姿を維持してレストランを運営。これはもう、脱帽ものです。

これをご覧の皆様も、コロナ収束後は是非このベーカリーレストラン「グランシャリオ」さんに行かれてみてください。きっと、寝台特急「北斗星」の懐かしい思いが蘇ってきますよ！

鉄道撮影は鉄道会社と利用客関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。感謝！撮影地(駅)では挨拶を！

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皆様から頂いたコメントには、随時お返事させていただきます。また、皆様のブログへも後程お邪魔させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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