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シルバースクリーンの妖精

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2003年06月28日
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今日は初めて毎年行われるという"Thunder In the Valley"という、全米中のバイカーたちが集うフェスティバルに行ってきた。といっても、別に不良の集まり、という感じじゃなく、少なくとも昼間は食べ物やTシャツなんかの出店がたくさん出ていて、子ども連れファミリーもいっぱい。
メロディー、ナイルとワディーの4人でお昼過ぎ、日がちょっと傾いたところでダウンタウンに出向いた。

いつもさびれて週末でも人がまばらなダウンタウンに久しぶりの活気!びっくりしてしまうくらい。
いろんなタイプのバイクが、車をいつも止めるスポットにずらりと並んでいて、歩きながら眺めた。
メロディーは相変わらず「あれ買って~・・・これ食べたい!」とおねだりばっかり。ナイルは静かにベビーカーに座っていた。町中はレザーとバンダナ、長髪のカップルだらけ、それも若い人ばっかりじゃなくてむしろ中年のバイカーたちをよく目にした。
広場のステージではロックバンドじゃなくて、けっこう上手なレゲエバンドが長いこと演奏していたのでいい感じで、「こんな風にレゲエ・フェスティバルがあったらいいね」とワディーと話した。

道行くバイクが「ぶおーっっっんっ!」とすごい爆音で、夜子どもたちが眠った後にも続くのでちょっと迷惑。
だけど大した蚕業も何もない町だから、毎年のこういうイベントが町にお金を落としていってくれる観光客を呼ぶのがありがたいんだろう。

だけどシアトルと違ったのが、路上でティーンが「小銭恵んで」「25セントください」とか街角ごとに立っていないこと。それは今日ふと気付いたことなんだけど。
シアトルでは色んなエキセントリックなファッションとか人間を見慣れていたので、ここでちょっとそれっぽい人を見かけると「おっ!がんばってるやん」と嬉しくなる。

結局子どもたちを公園で遊ばせ、音楽を聞いてアイスクリームを買って食べたりして時間を過ごした。
二人は日に日に色がこんがり、濃くなっていっている。
私も早く日焼けしないと、ショーツから出てる脚がみょーに生っちろいので恥ずかしい。
こちらではとってもバカにされる。だから白人の女の子は日焼けサロンに行ったりしてる。
私は元々色白で、日本では(特に年寄りに)重宝がられたもんだった。
私も子どもたちが生まれる前はそんなことする余裕と時間があったけれど、日焼けベッドはお肌に良くない、というのを読んで以来行ってないな。
セルフタンナーを買って、ワディーに首の後ろからつま先まで塗ってもらうと数時間であら、不思議!こんがり小麦色になる。その方が私は好き。・・・ただ、子どもたち、私に3時間も触れないでいられるか?
やっぱり1時間サロンに行った方が早いかも。





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最終更新日  2003年06月29日 11時56分58秒



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