2006/05/15(月)14:40
母の日によせて
長女(7歳)にとって、母の日はかなりのイベントらしい。
教会や学校から持ち帰ってくる母の日の手作りプレゼントを、「見ないで!」って隠したり。
朝気が付くと娘が弟たちを下に連れて行き、朝食を準備して持ってきてくれた。
プレゼントも持って3人で「ハッピーマザーズデー!」と寝室にやってきた。
一日だけでも女王様みたいで嬉しかったよ。
昨夜は自分の日本の母親との疎遠なことに悲しくて、涙してしまった。
私の生活に興味の無い母親にいくらがんばって連絡しても、むなしいだけだな、と思った。
義妹や義兄たちは毎年、母の日は必ず義母の所に集まってプレゼントを渡したり、食事に行ったりする。
日本とアメリカの差はあるといえ、子供のときもカーネーションとかあげてたけど本当に喜ばれていたのかなあ・・・?
母との楽しい思い出が少なすぎて・・・。
その分、ワディーのママに愛してもらって、子供たちにも存分に愛されているのは感じるからそれで十分だと思う。
昼過ぎに義兄と新婚の妻の家にママも皆招待されてラザーニャでディナー。
一番新入りの彼女、一生懸命がんばっているな。
でも子供はいないし、そんな家にうちの怪獣たちを連れて行くのは心配だったんだけど、案外大丈夫だったよ。
やっぱりワディーのお兄さんたちは存在感があるから、息子たちもあまりおいたはできないのかな。
私一人だとやっぱり、男の子って早々にママにはむかって権力を示そうとするみたい。
2歳前の次男だって反抗的な態度で試したりする。
今日読んだ記事ではっとした。
母になることとは、子供に万が一のことがあったら、という本能に常に支配されることの始まりだ、という。
まだ子供のいない友人に聞かれて答えに困って考え込んでしまったらしい。
本当にそうだよね。
母性本能で子供をとにかく守らなければと思うし、自分が身代わりに迷わず死ねると断言できる。
だから新聞で子供が犠牲になった事件なんかを目にすると背筋が寒くなる・・・これがうちの子だったら・・・。
母親になるってだから大変だよ、精神的に。
体力もいるしね。
でもいつもワディーに愚痴を言っているけど、ほんとは専業主婦でいられて嬉しいし、彼に感謝している。
子供たちがいない生活なんて考えられない。
子育てに行き詰って3人に怒ってばかりになると、そんなことを思い返してまたがんばる私。