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テーマ:ミステリ小説(44)
カテゴリ:讀書録
読んだことのない作者で ミステリかなと思ったけど 早川書房さんの宣伝文句が「令和日本に放つサイバーパンク巨編」だったので じゃあSFなんだということで読みましたが・・・ 意外にもハードボイルドの傑作でした 先日 原尞さんがお亡くなりになって 個人経営の私立探偵事務所がつぎつぎに廃業し やたら 刑事ばかりが幅を利かせているハードボイルド界隈 もう昔の作品を読むしかないのかなと思っていたのですが 思ってもみなかったこんなところに ハードボイルドの新しい萌芽があったのですね そりゃ サイバーパンクですから AIや自動で動き回る凶悪な機械が動き回り セキュリティーは進化して どこかに侵入するのはほとんど不可能になって 捜査は検索中心で 手がかりを探して歩き回るなんて流行らないですけど でも 男達の矜持は変わってはいないですよね あ 女性もです 失礼しました と書いたものの サイバーパンク小説はほとんど読んでないので ギブスンの『ニューロマンサー』あたりから 読まないといけないかな そして 結城充考さんについても しらべたら ミステリ中心だけどハードボイルド系だと思われ 少くないけど SFも書かれていらっしゃるようなので そのあたりも 読まないわけにはいかないでせうね 手を広げすぎて 時間がないですけど 本書について ひとつだけ残念だったのは 事件の性質上 三人の主人公が登場しますが Co-と Ku-の 二人に絞ったほうが ハードボイルドの文脈で言うとよかったかもしれません 特に あのラストシーンを読んだあとでは・・・ 『アブソルート・コールド』 著 者 結城充考 発行所 早川書房 初 版 2023年4月25日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 23, 2023 07:56:29 PM
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