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MY HIDEOUT ~私の隠れ家~

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Jan 5, 2005
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カテゴリ:映画鑑賞記録
"8 FEMMES""8 WOMEN"
監督・・・フランソワ・オゾン
原作・・・ロベール・トーマ
出演・・・ダニエル・ダリュー、カトリーヌ・ドヌーヴ、イザベル・ユペール、エマニュエル・ベアール、ファニー・アルダン、ヴィルジニー・ルドワイヤン、リュディヴィーヌ・サニエ、フィルミーヌ・リシャール、他。

・物語序盤・
1950年代のフランス。
クリスマス休暇に、久し振りに自宅に戻ってきたスゾン。
雪に閉ざされた大邸宅には、祖母のマミー、母ギャビー、妹カトリーヌ、母の妹オーギュスティーヌ、更に二人のメイド、シャネルとルイーズ、そして一家の主で唯一の男性であるマルセルが暮らしている。
スゾンが帰宅した朝、マルセルはなかなか起床してこなかった。
様子を見に行ったルイーズは、寝室で背中をナイフで刺されて死んでいる当家の主を発見する。
驚愕し慌てふためいた一家の者達が、警察を呼ぼうと電話を掛けるものの、何者かによって電話線は切断されていた。
更に車にも走れないように細工がしてあり、邸宅は完全に陸の孤島となってしまった。
外部から何者かが侵入した形跡はない。
屋敷の中の女達は、内部に犯人がいるのではないかと疑心暗鬼を募らせ、互いを詮索し始める。

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コメディでミュージカルっぽいと聞いていたので、今迄敬遠していましたが、実際観てみると、とても楽しい映画でした。
映画というより、舞台劇のようですね。
コスチュームも全員カラフルで、別々の色にしていて、見た目にも華やかです。
序盤から歌が唐突に出てくるので、この調子で頻繁に歌うのかな…と心配していたら、然程登場回数は多くなかったですね。
適度な量で、私と同様にミュージカル映画の苦手な方でも、許容範囲ではないでしょうか。

放映前にテロップで、不適切な表現がありますが、オリジナリティーを尊重して云々というお断りの文章が出ました。
どんな凄い不適切な表現が出てくるのかと期待していましたが、別に普通でしたよ(笑)
シニカルな台詞やブラック・ユーモア的な感覚はありましたが、それでも仰天するようなブラックさはありませんでした。
逆に個人的には可愛らしい映画だなぁと思いました。
一応ミステリー仕立てですが、本格推理劇ではなく、飽く迄、女達のデフォルメされたキャラクターと遣り取りが面白い作品です。
それでも私は謎解きして頂くまで、真相が分かっていませんでしたが…。
レズや近親相姦や親族殺人など、普通は重苦しい筈のネタが、冗談のように普通に飛び出してくる所が楽しいですね。
こういうネタをギャグとして使える所が、性に奔放なフランス的と言えるかもしれません。
それでもラストは、ちょっとしんみりして悲しいお話なのですが。
女達のどぎつく際どい遣り取りが好きなら、楽しめる作品だと思います。
「愛人を持ったくらいで夫を殺していたら、夫なんて人種はこの世から居なくなるわよ。」とか、軽妙な台詞の応戦が楽しい方ならば。





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最終更新日  Jan 5, 2005 10:49:41 PM
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