昔、ラジコンカーにはまってた話
古い写真(デジカメ写真じゃなくプリント写真)を整理していたら、懐かしい写真を見つけた。35年くらい前の写真で、会社の同僚たちと遊んでいたラジコンカーの写真だ。仲間のT君が撮ってくれたのを思い出した。自分のマシンは赤白の「マクラーレンホンダ」、この写真撮影のためにタイヤサイドのホワイトレターまで付けてる。ヘルメットのカラーリングとゼッケンを見ると「アイルトン・セナ」のマシンだ。当時自分は、どちらかというと「アラン・プロスト」ひいきだったんだけどな。たぶん、当時強かったセナにあやかったんだろうな。1990年前後のF1ラインナップ。完成直後に撮った写真で、みんなきれいに仕上げてる。後からもう2台参戦して、計6台で遊んでいた。ベネトン、マクラーレンホンダ、ウィリアムズホンダ、フェラーリプリント写真のスキャン自分たちがラジコンを楽しんでいたのは、なんと平日の会社😳。午前中にバッテリーを充電しておき、昼休みに速攻でランチを済ませたら、各自マシンを持って廃棄物集積所前の少し広い構内道路に集合。最初の頃は、パイロンを立てたコースを、フリー走行しながら時々バトルするという感じで走っていたんだけれど、みんなそこそこ上達したころになって、レギュレーションを決めてレースをしようという話になった。マシンはタミヤのF1カー。モーターや電装品、バッテリーは自由。サスペンション等のパーツ装着や改造も基本自由。タイヤも自由。レギュレーションという割に自由なんだが、コースの広さ、路面の状態、自分達の腕から、扱いやすいモーターやタイヤがだいたい決まってくる。ハイパワーモーターを使っても、路面のグリップが悪いのでスピンばかりして扱いきれない。そんなわけで、結局みんな初心者向けレベルのモーターに落ち着いた。月曜日にコースレイアウトを決めたら、月曜日〜水曜日がセッティング出しのプラクティス。木曜日に予選のタイムアタックしてスターティングポジションを決める。そして金曜日に決勝レースという日程。順位に応じてポイントを付与して、年間チャンピオンを決めるというシリーズ戦。大真面目でしょ😄。マシン壊れて参戦できないのはもちろん、金曜日出張で決勝参戦できないという場合も、容赦なくポイント0。ほんとみんな大真面目でやってて、雨で走れない昼休みには、会社の工作室でマシンの改造やメンテナンスしてたっけ。その後、グループCカーやGTカー、ラリーカーなんかでも遊んだけど、会社の空きスペースに飽きた僕たちは、わざわざ県境を越えてラジコンサーキットに通うようになった。そこでは、圧倒的に速い本気のレーサー達がいて、内輪の遊びでやってる自分達はとてもついて行けないレベルの世界があった。それでも、しばらくはサーキット通いをしてたんだけど、サーキットが閉店し、きわめつけは職場の移転があってラジコンカーができなくなった。そして、みんな大人になって、ラジコンカーはいい思い出になってしまった。カルソニック・ニッサンがマイマシンカルソニックIMPULがマイマシン