今日の一日

2009/11/01(日)01:34

タイの列車脱線事故

旅行(52)

 バンコク近郊のマハチャイは漁港があり新鮮な魚が食べられるところだ。日本語情報誌でも時々取り上げられ「列車でマハチャイに行こう」などと特集が組まれる。今月29日にマハチャイからバンコクに向かっていた列車が脱線する事故があった。タイの列車はよく脱線する。バンコクーカンチャナブリ線では過去3ヶ月間に5回脱線が起きている。また10月5日にはバンコク西部のホアヒン付近で脱線転覆し7名が死亡、80人以上が負傷する事故もあった。 原因はいろいろあるのであろうが国鉄の労組は列車が古く乗客の安全が保障できないとして病欠ということでストライキを実施、3週間にわたり運行中止していた。また線路のメンテも悪いようだ。国鉄の関係者は補修に使用する部品がコピー部品ですぐ壊れるのも原因とも言っている。  かようなことでタイの列車には余り興味がわかず今まで乗車したことは5年ほど前に1回のみでバンコクからチェンマイまで片道乗ったきりである。3段ベッドの夜行寝台で発泡スチロールのパック入りの食事も配られ、そんなに悪い旅ではなかった記憶がある。 この旅では列車がピサヌロークをすぎると平野部から山間部に向かって行くためのぼり坂となる。われわれが乗った列車は乗客が多かったのか坂を登りきれずバックする始末。もう一回平地まで戻り勢いをつけてのぼるがそれでものぼれず平地の駅まで戻り機関車を2両連結してやっと登りきることができた。まあ日本では考えられないことだがそんなわけで予定時刻を1時間遅れでチェンマイ到着となったのはちょっとした思い出である。  景気付けでタイにも日本の新幹線を導入などという話でもあれば景気浮揚、活性化に役立ちそうだが、今のアピシット内閣はタクシン潰しに一生懸命で何もやらない内閣という評価で人気の沈下しつつあるようだが。日本も同じようにばら撒きで人気を取ったものの小改革つぶしに懸命で結局財源なくして何もできず、人気下降などということになりはすまいか。 友愛鳩ぽっぽが御殿からお金でも運んできてくれればなあ。

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