2010/01/20(水)01:32
こじき
タイに旅行にこられた方、街のいたるところでこじき、物乞いを見かけたことでしょう。日本でも昭和20年代にはよく見かけましたが。
このこじき、物乞い最近数が少なくなってきています。以前には乳呑児をだいてコーラのカップや、缶詰の缶からを差し出す風景を見かけました。写真を撮ろうと思ってよく見かけるBTSの駅の階段に行ったのですがこじき、物乞いが居ないのです。
今日のラジオのニュースで都が今月中頃から乞食一掃をやっているという放送を聴きました。最近の3日間で570人をカンボジアに送り返したとのこと、そのうち202人が子供であったというのです。そうなのです、近隣諸国から出稼ぎに来ているということのようです。全部が全部外人乞食というわけではなく中にはタイのこじきもまじっているのでしょうが。インドに行くと物乞いが群がってくる状況よりはマダましでしょうが。
この乞食物乞いに対してタイ人の若者が小銭を与えている風景をたびたび見かけます。われら日本人はなかなかサーッと小銭をつかんで渡すこのタイミングがつかめず、やりそびれるのではないかと思うのは私だけか?
あるタイ人がいうにはお金を渡すときにタイ語で話しかけてきちんと受け答えが出来ればお金を渡すようにしているという人もおります。なるほど、出稼ぎ乞食には上げない方法のひとつかもしれません。
ある日本語情報誌によると彼らの1日の稼ぎは一人当たり300~1000バーツとのことで法定最低賃金206バーツを上回る額である。「業界」全体では月2000万バーツ(5400万円)ぐらいだそうだ。(こんな業界なんてあるのか?)