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先に英国ファンボロー航空ショーでタイ航空がA330型機の発注を記したが、報道によるとタイ航空は次世代をにらんだ航空機の大量発注をAirbus社と協議を始めた模様。それはAirbus社の次世代Jet機A350XWB Jetを30機、総二階建てのA380型機 6機の発注の可能性を検討しているようだ。 予算総額は91.2億バーツ(241億円)でタイ航空50年の歴史の中でAirbus社との付き合いも含めてアメリカのライバル社ボーイング社との熾烈な獲得合戦、ディスカウント合戦が予想される。 これらの計画が2026年に達成されるとタイ航空の保持機は102機となり平均使用年数は7.5年となる。現在タイ航空は88機を保持しておりその平均使用年数は11.5年となっておりエアランキングで上位のキャセイやシンガポール航空の6-7年と大きく離されているのが現状だ。 A350-900型機は3クラス制で314人乗り、運行距離15,000Kmの長距離Versionで1機のコストは240MB(6.4億円)の買い物だが引渡しは2013年に1号機がカタール航空に引き渡される予定ですでに33エアラインに530機が予約されておりタイ航空は2017年引渡しの可能性を探っていると報じている。 新型機の開発はいつも遅れるのが半ば常識化されているのが現状だが果たしてこの予定どうり行くのか疑問である。このA350型機に対抗するボーイング787ドリームライナーは1号機が全日空に一足早く導入されるはずであったがすでに2年遅れている。このドリームライナーはすでに850機のオーダーを抱えている。 タイ航空は他に総2階建てのA380 型6機がまもなく順次導入されるがこの計画では更に6機の追加を計画している。これらは主に欧州路線に導入としているが、この8月に計画より2ヶ月遅れで発表された日本航空の再建策では効率の悪いジャンボジェット機をすべて売却し中、小型機に入れ替えるとしているがこちらはジャンボより更に大型のA380を新規導入するというこの違いはいったい何なんだろうとこれらの記事を読みながら考えた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.09.05 23:26:55
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