2011/11/10(木)01:20
ラスベガス雑感
サンフランシスコを飛び立つと間もなく茶褐色の砂漠の上を飛ぶ、Las Vegasに着くまですっと似たような風景である。やがてちょっとくぼんだ地形に街が広がっている場所に到達しそこがLas Vegasだ。
何でこんなところに街があるのだろうと不思議に思うのは私一人ではあるまい。ウィキペディアを開くと分かるが昔、そこは砂漠の盆地でオアシスとなっていた。そこにゴールドラッシュで一山当てようと西部に向かう宿場町として栄え、不況になるとラスベガスから50kmのところにニューディール政策でフーバーダムが建設され栄えていった。たいして産業もない砂漠の町に町おこしで無税で遊べる合法化されたカジノが設置され、それ目当てに観光客が集まって興隆を極めてきた、ざっとそんな歴史の町である。
Nevada砂漠 Lasvegas空港
空港の入国審査の列が長くてタイでも問題になるのであるがその混みようはタイの比ではなかった。さらにタクシー乗り場がすごくて200mぐらいの列を4往復する長さであるが一度に20台づつ来るのであるが30分以上は待たされる。 カジノの街だけあって空港の待合室にはまでスロットマシンが設置されていて驚かされる。またホテルのロビーは遠くが見えないくらい広くてそこがカジノの場となっている。
空港ターミナルのスロットマシーン Hotel Bellajioのカジノ
どこのHotelにも大規模なカジノが設置されており、こんなにカジノ目当ての客がいるのかと驚かされる。またエンタメショーやアトラクションもすばらしくそれもまた集客のためなのであろう。広大なHotelの敷地の中でBellajioの噴水ショーやミラージュホテルの火山噴火ショー、海賊ショーなど無料で楽しめるのもまたラスベガスの魅力である。Hotelの中の劇場では毎日豪華なショーが開催されており、かなり前から予約していないと席が確保されないとのことだ。かつてエルビス・プレスリーや、フランク・シナトラなど有名人のショーが繰り広げられた。
Bellajio Hotelの劇場ショー「シルク・ド・ソレイユ」サーカスをドラマチックに構成したショー