Silom のSoi PramoanにThanyingという一軒家のタイレストランがある。今から21年前の1991年にタイに赴任したときにこの近くのSathorn通りのSaint Louis Soi 3(バチカン大使館の裏手)のアパートに住んでいたのでときどき訪れたことがあった。2度目の来タイ2001年以降この界隈には余り足を踏み入れてなかったのだが、旧友ご夫妻と一緒に食事に行こうということになって、そういえばあのレストランはまだあるかな?ということでこの店を訪れることになった。宮廷料理は20年前と変わりなく、北タイのカントーク・スタイルでメニューには特に宮廷とは記されてなくただセットメニューとなっている。
1986年にSilomのSoi Pipatで初めて3年後にSoi Pramuanに移転してそのまま継続しているとHome Pageにある。開店、閉店が著しいタイの食品業界にあって延々と続けていらるのはたいしたものである。Rama 7世時代スコータイ王朝時代に宮廷料理長を務めた方が始めたレストランで私が始めて食事した宮廷料理というのが印象深かった。デザートに頼んだIrish Coffeeのプレゼンテーションがすばらしかったのを覚えて今日もまた頼んでみた。が、20年前と同じようにプレゼン(ショーというべきか)してくれた。ライムでコップのふちを湿らせてシュガーをまぶし、Irishウィスキーを注いでコーヒーを注ぎIrishウィスキーを暖めて火をつけると藍白ーく燃え上がりそれを高所からカップに注いでくれる。絶品であった。感謝!感謝。
帰り道近くのState Towerに行き夜景を眺める。ここからの夜景はピカイチだな。