春が来る
2007年4月6日(金)今日は朝から青空が広がり気持ちのいい日でした。今日県のボランティアバスにのって能登半島地震の一番被害の大きかった門前地区に行って来ました。屋根にブールーシートが掛かった家が多数有り、柱が折れ、傾いたままの家もまだ多数ありました。地震発生からもう2週間近くたち現地は大まかなゴミ出しなどは進んでいるようでしたが、まだここの家で細かい不用品を出したり、出されたゴミの分別など細かい仕事をしてきました。その時数名の現地の方とお話をしたのですが、みなさん前向きで元気よくお話をされた印象を受けました。ボランティアの方が手伝ってくれるのが助かるとおっしゃってくれました。お昼休み公園で持参したおにぎりを食べた後フラフラしていたらジョウビタキがいたのでそっと追いかけていたら、落とし穴?に足をとられました。よく見たら落とし穴ではなく、地震によって出来た地割れに足を突っ込んでいました。震度5の金沢と震度6は大きな差が有ることを実感しました。帰り際まだ余震があったり、つい先ほども金沢で感じるくらいの地震がありました。現在も進行形なのです。門前をはじめ能登はまだ桜のつぼみも膨らんだくらいでしたが、ウグイスやシジュウカラ、ツバメが元気よく飛び回っていたし、畑や道端の隅に咲いているハコベやオオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウなどは地震とは無関係に春をアピールしていたような気がします。これから被災地の桜も開き、皆さんの心も春のように明るくなることを期待します。【お断り】被災地のみなさんのお気持ちを考えて写真は撮ってきませんでしたので、文章による報告だけです。今日の暦「地震無関係春来」(じしんにかんけいなく はるがくる)地震とは関係なく春が来ています。みなさんの心にも春のような明るさが拡がることを期待します。