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2009.08.15
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テーマ:父のお葬式(52)
カテゴリ:日記・雑記
我が家は分家なので、特定の宗派には入っていません。

父の葬儀の時、どこのお坊さんにお願いするかの話になったのですが、

母の希望で、「浄土真宗大谷派」の「徳泉寺」というところに頼みました。



なんでも、母の友人の親族の葬式に出た時、

ここのお坊さんの話がとても面白く、いたく気に入ったとの事。



この宗派、とても変わっています。



まず、その思想ですが、

普通は、亡くなった人が死後あの世で幸せにいられるよう祈るものですが、

この宗派では、

「亡くなった人は既に仏様になっているので、とくに今後の事を祈る必要はない。

それよりも、残された遺族が幸せに余生を過ごせるように祈ろう」

というもの。。。



そのため、よくある

「通夜の晩は線香を絶やさぬように寝ずの番をする」

という事はしません。

「線香は絶やしてもよいので、生者はしっかり睡眠をとって体を大事にすべし」

という発想となっています。



参列者に振る舞う料理に肉類を入れるのも自由。

棺に入れる「三途の川の渡り賃」も不要。



通夜、葬式では、予定時間の半分でお経を唱えるのを終え、

残り時間は説法を始めました。^^;

このお話が面白い。

参列者や親戚も口ぐちに「面白い。めずらしい葬式だ」の連呼でした。



父が頂いた戒名は、「釈修道」。

この宗派では、戒名の1文字目はかならず「釈」が付くそうで、

実質的な父の戒名は、「修道」の2文字のみ。

普通なら、長々とした院号を付けられて、多額の戒名代を請求されるのが常ですが、

この宗派では、戒名は2文字と決まっており、お値段もリーズナブル。



お坊さん曰く、

「戒名とは、そもそも2文字であり、歴史上の有名なお坊さんの名も皆2文字である」
(空海など・・・)



本当に不思議で面白いお坊さんでした。

まだ、檀家になるかどうかは決めてませんが、

母がいたく気に入ってしまったようなので、

母のときも、ここのお坊さんにお願いすることになるのかな。。。






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Last updated  2009.08.15 10:48:39
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