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贅沢な昼寝

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Sep 4, 2004
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カテゴリ:読書関連
すっかり涼しくなり勉強や読書のペースも上がる季節ではないだろうか。
私の読書時間は専ら寝る前と目が覚めてから起きるまでの時間だ。
横になって読むので、読書の姿勢としてはあまりよくないだろう。
最近はがん治療や医療事故などの医療関係のものを中心に読んでいる。

今日あるサイトから自然や環境に関する書籍でお勧めを聞くアンケートが来た。
その答えの中からいくつかをご紹介する。

■森をつくった校長 山之内義一郎(著)春秋社

現在行われている総合学習の先駆け。今から16年前に長岡市の川崎小学校で学校の森を作り、自然保護といのちの教育に取り組んだ山之内先生自らが語る足跡。
教育関係者は必読の書。

■日本の森はなぜ危機なのか―環境と経済の新林業レポート
田中 淳夫 (著) 平凡社新書

荒廃を続ける森林を経済価値のあるものに変えていくことが、環境保護にも繋がっていく。
目からウロコだったのは“間伐はしなくても森は育つ”ということ。密度を薄く植林し、藪や蔓に淘汰されることに任せれば、やがて適正分布の植林ができるというのだ。そのため下草刈りも間伐も必要ないというのである。
自然体験活動の主たるフィールドである森を経済と環境の観点から見つめ直す切り口は私たちの視点を豊かにしてくれる。

■山の霊力 日本人はそこに何を見たか
町田宗鳳(著)講談社選書メチエ

「山の体験は一種の宗教体験である。これだけ現存の宗教に期待がもてなくなった時代において、人が多少とも霊的なものに触れようとするなら、山に入るにかぎる。カミやホトケに無関心な人も山に入れば、目に見えない力が、天地を動かしていることに体ごと気づくかもしれない。」とあとがきにある。
山は征服するものという西洋的な考え方と対象的なこの感覚は日本人特有のものであり、山を精神的鍛錬の場とする修験道などはまさに日本独自の宗教だ。日本人が山と深くかかわりあいながら生きてきた足跡とその本質を探る。






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Last updated  Feb 4, 2006 07:09:44 PM
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