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カテゴリ:学校関連
先日、6月に自然体験をされる学校へ打ち合わせに行ってきました。
上越市の市街地にある歴史のある学校です。 昨年、老朽化した校舎の建て替え工事をしていましたが、完成していました。 驚いたのは南西に面した校舎の2階から4階まで、窓の下に太陽電池パネルがズラズラっと取り付けてあることでした。 屋根の上に1,2枚のパネルが取り付けてある景色はよく見かけますが、壁前面に数十枚も並んでいるのは初めてで壮観でした。 新しい校舎の玄関を入ると、またビックリ。 廊下も壁も木目美しい板なのです。 まるで自分が小学生の頃の学校のようです。 しかし玄関から廊下まで段差のないバリアフリーのところや、安全の為常に施錠してある玄関扉、インターホンで話した後に開錠されるところは、まさに現代風でした。 打ち合わせの後、太陽電池パネルの事を教頭先生にうかがうと、校内の電力をまかなっているとのこと。 ただし、4月から始動したのでデータは取れていませんがということでした。 学校というと白っぽいコンクリートの塊で内部も寒々としていますが、こちらの学校のように木を生かした作りだと、あたたかくて毎日学校に来るのが楽しいだろうなと思いました。 しかも電力は子どもたちの目の前にあるパネルで集められたものだとなれば、環境を考える機会になります。いや、6年間そこで生活する事により、エネルギーのことを考える事が当たり前の人になっていくに違いありません。 板橋区の小学校では、子どもたちが植えた植物で「緑のカーテン」を外壁に作り、室温を7度も下げたといいます。 エコとかスローライフという言葉が、お題目で終わらない人が確実に育っているのではないか。 そんなことを新しい校舎を見て思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 10, 2005 04:42:10 PM
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