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カテゴリ:愛玩動物
こども達とリブランの森をスキーハイキングする日。
朝から冷え込んでいて、キャンセルの電話も入った。こども達を元気付けようかと犬を連れて行くことにする。大喜びで助手席に乗り込む。 Fさんの木の話を聞きながらの歩き。木の話をしだすと止まらない。 メープルシロップを取る木を探したり、燃料となる杉の枯れ枝を探しながらいつもより余計に歩いた。 積雪20~30センチで犬は先頭でラッセルするわけもなく、私とAちゃんの間をとことこ歩いている。 やはり犬がいて嬉しいのだろう、「家にいるペット」という話題を数人の子ども達が一斉に話し出す。話しながら歩くのでけっこう息も切れる。 今日はジャンプは誰もせず、雪を踏み固めて野球もどきをする。小学1年生が独自ルールを決めるので途中混乱も起こる。ストックに巻きつけていたガムテープを丸めて玉にしたのだが、メンバーに入っていないはずの犬がナイスキャッチを何回もしてくれる。 帰り道、木のところで消えている新しいウサギの足跡をMさんが見つける。 木の下にいるはずだという声に、Fさんほかが反応する。近づいてみると木と雪の間が割れて深い穴になっている。 ウサギの足が見えたとAちゃんが叫ぶ。 取って皆で食べたいねという子もいる。 様子を見たいがために近寄るが、技術が伴わなくて転倒している子もいる。 犬の出番だ。 しかし全く意に介さず、シュプールの上でこちらを見ているだけ。 ウサギが飛び出してきたら果たして追いかけることが出来るのだろうか。 猟犬のはずなのだが。 とにかくウサギの全容を見ることはならず、あきらめて帰路につく。 ウサギを食べたいといった子が言う。 「次の回はいつもの場所まで行かないで、ここでウサギ探しをしようよ」 かわいそう、残酷。そんな町の声が遠くから聞こえてくるような錯覚がした。 しかしこの提案に全員がのったのは言うまでもない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 13, 2006 07:03:07 PM
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