2006/06/21(水)09:05
初夏のご飯
先日市内の産直の店「とまと」に買い物に行った。
開店してすぐの時間だったがかなりのお客様でにぎわっていた。
時節柄フキがたくさん出ている。その他にもウドや姫竹もちらほら。姫竹は最後の時期だけあって店にいる間になくなってしまった。
アスパラガスとエリンギ、エシャロット、笹もちを籠に入れていたら、米農家の小出さんににばったりお会いする。小出さんも「とまと」の出資者のお一人だ。
少し立ち話。
野菜を出荷する方が100人以上いるので、多種類の野菜が並ぶこと。中には珍しい野菜も少量ながら出ることをうかがう。
「今日の掘り出し物は何ですか」とうかがうと「これを食べてみたら」と勧められる。
茗荷の茎だ。
秋に収穫する茗荷は好物でよく食卓に並べるが、茎は初めて。「ソーメンの薬味等に」と紹介されている。
小出さんに他の食べ方を教えていただく。
茗荷の茎を刻み、ごま塩ご飯に混ぜるというもの。
農家では朝ごはんによく食べるという。
聞いただけでその香りがしてくるようだ。
さっそく帰ってから妙高産のお米を炊いて、炊き上がったところに黒ゴマを炒ったものと塩、刻んだ茗荷の茎を入れて混ぜ合わせる。
茗荷の爽やかな香りが立ち、それが食欲をそそる。
冷めてもおいしそうだ。お握りにしてもいいだろう。