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カテゴリ:植物関連
飯山市の伝統工芸品である内山和紙の工房を訪ねた。
原料となる「こうぞ」は山から採ってきたり工房裏の畑で育てている。 この株も半年後には3メートルの高さまで成長するという。 皮をはぎ、 煮て、 漂白したもの。 繊維がとても細かい。 この道40年の職人さんが35年前より改良を重ねながら使っている紙漉きの器械は見ているだけで楽しい。 液体が撹拌され、 繊維が集まって紙らしくなり、 均一な厚さで流れていき、 重ねられていく。 そしていつの間にか巻き取られていた。 この紙は同じ大きさに裁断され、服の型紙に使われるのだそうだ。 布を裁断して服を作る前に、練習として和紙で作る。色々な用途があるものだ。 手で漉いた葉書や卒業証書なども見せていただく。 野沢菜と菜の花を細かくしたものを漉き込んだ葉書はとてもきれいだった。 ハーブを漉き込んだ葉書は、こするといい匂いがした。 和紙の需要はあまり高くないという。 とにかく紙の事を多くの人に知ってもらいたいと職人さんはおっしゃっていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 18, 2007 07:17:44 PM
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