変る会議・変えたい会議
○○懇談会、○○審議会というものの委員になりました。住んでいる町の施策に関する公式な会議というのは初めてです。始まったばかりですが、このような会議の初心者として感じたことがいくつかありました。まず、発言される人が非常に少ないということ。メンバーの方たちはそれぞれの団体の代表の立場の方が多いのですが、自己紹介っきり何も仰らない方が多いので驚きました。発言がしにくい雰囲気、あるいは議事ということもあるかもしれません。ロの字に配置した会議テーブル、議題が漠然として大きすぎると、なかなか口が開かないものです。それから、議事内容に比べて会議開催数が少なすぎるということ。2ヶ月に1度とか、年に5回とかでは「一応市民の意見は聞いた」程度の実りしかないのではと思うのは私だけでしょうか。無闇に会議ばかりしていればいいというのではありませんが、だんまりの会議を数回したからといって、なんの審議でしょう。私は自分が参加するならしっかり関わりたいと思います。ただの数合わせであるなら、うちで本を読んでいたほうがいいです。ニューにいがた振興機構というところの地域通信員を任命され2年目ですが、ここでの会議は実りが多い。開催場所まで行くのに1日がかりなのは玉に瑕ですが、それでも行く価値はあると思うのです。ここでの会議は4,5人の小グループでファシリテーターをたて、記録は太陽紙にファシリテーショングラフィックなるもので書いていきます。全員がポストイットに意見を書いたり、フリーに話したりと、とにかく参加者の考え意見を引き出す工夫がなされています。好き勝手に話しているように見えて、ちゃんと本質から外れずテーマへの提言が集約される。最後は小グループそれぞれの発表を聞く。グラフィック化した記録を見ながらなので、参加してない議論内容もわかりやすいです。こういう方法を上記の委員会でも取り入れたらいいと思います。また、会議回数の少なさを補うためにインターネットの活用、なかでもブログの活用が出来るのではないかと思っているのですが、前例などご存知の方いらっしゃったらお教えください。