カテゴリ:マンガ タイトルま行
![]() ましろのおと(7) 松吾郎杯個人戦も佳境に入りました! 梶君、雪、田沼総一の三人が登場します。 いつものことながら音が聞こえてきそうな臨場感。 演奏シーンを読んでいる最中は、息をするのを忘れてました。 圧倒的な迫力です。 梶君は、荒川の豪快な音に触発されて、 いつもより激しい音を奏でます。 「ニュー梶君」誕生なんですが、途中でアクシデント発生。 三の糸が切れてしまいます。 2本の糸だけで演奏を続ける梶君の音に、雪は思わず身震いするんですね。 それでも勝負は勝負。 楽器管理ができていないということで、梶君の勝ちはなくなってしまいます。 そして待望の雪の出番です。 この時の雪、とてもイイ顔してます。 (青森を飛び出した時のフヌケた顔とは全然違いますね。) そして演奏の方ですが・・・ 鳥肌が立ちました。 はじめに雪と松吾郎との回想シーンがあるのですが、これがとてもあったかい。 そこに流れているのはじっちゃんの音なんです。 じっちゃんが亡くなって「無音」になった後、雪は自分の音を奏で始めます。 う~~ん、スゴイっ!! 演奏を終えた雪自身、「いい音が出せだ」と清々しい顔でした。 一方、田沼総一ですが・・・ 圧巻です! 変人で友達がいなくても(笑)田沼はやっぱり天才でした。 “ライバルがどんなに強くても、結局最後は主人公が勝つ!”という 定番通りには進ませてくれないようですね。 田沼の演奏を聴いていた雪は、「あれに勝ちたい」と強く思います。 今までそんな感情を持ったことなんてなかったのに・・・ これが契機となって、雪の音がどう変わっていくのか楽しみです。 あっ、もちろん個人戦の結果も。 ただ、次巻は2013年4月発売なんですよ・・・ 随分先なんですよ・・・ 7巻の発売に当たって既刊を読み返したんですが、 そこで私気づいちゃったんです。 若菜ちゃんがとってもステキだということに・・・ 一歩間違えたら無精ともいえるあのヒゲヅラ(いや、無精だろう…)。 三味線の腕前もイマイチで、田沼や神木清流には及ばないし・・・ でも、父性のカタマリのような人ではないですか!! 時に厳しく、時に優しく雪を見守っていて、兄というよりもはや父っ!! それにあの気配り、とても10代とは思えません! その若菜ちゃんも、今回「雪の音が聴げで良がった」と言ってましたが、 どうも梅子ママは松吾郎の音にこだわっているみたいで、 「雪の音<松五郎の音」を期待している感じがしました。 梅子ママと雪との間で何かありそうないや~な予感が・・・ 若菜ちゃんの気苦労が絶えることは当分ないんだろうなぁ… 頑張れ!! 若菜ちゃん!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年11月19日 13時45分35秒
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