カテゴリ:マンガ タイトルあ行
![]() 唯ちゃん救出の後、再び成之を訪ねた若君さま。 敵・高山と内通していた(おまけに唯ちゃんも拉致しちゃった)成之を、ひっ捕らえるんだろうとワクワクしていたら… なんと! 成之に頼みがあるんですと!! 成之の代わりに、小垣への先陣の役目を務めさせていただきたいんですと!! 裏切り者・成之に先陣の役目なんて任せられないだろう!!と思うけど、若君は父上に何も知らせていないんですと!! そして、戦に勝利して羽木家が生き残り、無事新しい年を迎えられたら… 羽木家の跡目は成之に譲りたいんですと!! 何言ってくれちゃってるのよ、若君! 成之も「何を馬鹿なっ… そのようなたわ言っ」っていう程のたわけ具合… 続けて「…ともかく忠清出陣いたします」 「どうかこの城と父上をお頼み申します」 縁起でもないっ 縁起でもないよっ!! 若君っ!! 「何故そのようなことを申される!」って、成之じゃなくてアタシが聞きたいよっ! 若君の答えは… 「もう戦をしとうはないのです (中略) 此度の出陣を最後にすること 心に決めております この乱世 戦に出ぬ大将など無用でござろう」 まぁね、現代へ行って泰平な世の中を見ちゃったらそう思うのも無理ないよね… お世話になった先がとびきり平和な唯ちゃん家だったらなおさらですわ。。。 でも、まるで最悪の事態を覚悟しているみたいな口調&雰囲気なのですよ… これ、少女マンガなんで、そこんとこ要考慮で何卒よろしく、森本さんっ!! さて、若君に「できれば “ふく”になったあの夜のように お前の女姿を今一度 見たい」な~んて言われちゃってうっきうきの唯ちゃんは、ご無沙汰のあやめさん(※以前唯ちゃんに女物の着物を着せてくれたお方です)にまたまたお願いしておりました。 「今宵若君様と逢瀬!?」 あやめさんはすっごく驚いてましたが、この二人じゃなぁ… 色気ないもんなぁ… とにかく可愛い着物を着せてもらった唯ちゃんですが、なんでか足に締りがないのです。 案の定、あやめさんにダメ出しされてましたね。 「膝は合わせて! 内股はきっちり閉じておくんだよ! 開くのは若君が開けとおっしゃった時だけでいいのさ」 …これ、少女マンガなんで、そこんとこ要考慮で、森本さんっ!! 女姿の唯ちゃんを見て、 「ハハハハ 確かにあの時のふくじゃ」 って、そこ笑うところじゃないからねっ! 若君!! 二人で吹雪(若君の愛馬)に乗って、これぞ“白馬に乗った王子様が姫を迎えに来てくれるっちゅーやつだ!と唯ちゃんは大喜び。 まったく、全然わかってね~な… 生きて運命を変えてみせるという若君。 「わしが歴史を変えることができたかどうか お前も先の世で見ていてくれ」 唯ちゃんは、「若君を守るためにやって来たんだから、私も一緒に戦に行く」と言うのです。 いつもと違う若君の様子に唯ちゃんも気づいたのか「…若君 何か… 変ですね?」と言ったはいいけど、若君の「戻って来る時は 今度こそ 腹を決めて参れよ」の悩殺セリフにやられてしまい、結局そのままになってしまいました… 若君からお手紙を渡され、「それじゃ ちょっくら行ってきます」とトコトン能天気な唯ちゃんに向かって若君はこう言います。 「この世に わしの前にきてくれたこと 心より礼を申す お前のことは生涯忘れぬ」 …こんなこと言われたら、いくらなんでもわかるでしょ。。。 それなのに、「3分もしないうちに戻ってくるんですよ」なんて言ってる場合か?? 唯ちゃんを見送った若君の後姿がなんとも… 哀愁に満ち満ちてましたよ… ![]() こうなったら尊くんにもっとハイスペックなタイムマシンを作ってもらうしかないね。 そんな期待を胸に12月号(10月28日発売)へ続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年09月28日 18時25分41秒
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