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へそまがりの読書日記

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2014年12月20日
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忘却の首と姫(6)


先日の拙記事の後、『忘却の首と姫』新刊が届きました。

いつもだったらうっきうきで読むんだけど…

今回は複雑です…

次の7巻(2015年2月頃発売)で、このマンガも終了なんでしょう…

リリアと王様のいちゃでれバ○ップルぶりを見ることはもうできません。



さて…

6巻はリリアのお誕生日エピ、リリアの心が他の女性の体に入りこんじゃった話、リリアの母の国・アネルケーナの宰相(かなり胡散臭い)が登場する話、番外編が収録されています。



まずは誕生日のお話から。

諸外国から届いた山のような誕生日プレゼント。

その中にはシュテファンからのプレゼントも。

中身は… 『初夜の所作』という分厚い本…

“そんなものをリリアさまに読ませるわけにはイカン! 気をそらさないと!!”と、三つ子の誰か(見分けがつきませんでした…)がリリアに差し出したのはトリティア王妃からのお手紙でした。

王様がトリティア国に城壁を贈った話は何度も出てきていますが、贈ったのは城壁だけじゃなかったようです。

国を立て直すための技術者を送り込んで下さっていたんです。

まったく。どこまで優しいんだ、王様! いや、切れ者というべきか。

手紙を読んだリリアが嬉しかったのは言うまでもありません。

肝心の王様からのプレゼント、これはもう前巻でちらっとバレちゃってますが、リリアの誕生花(※温室内にたっくさん咲いている)です!!

このエピの中で、リリアがいいこと言ってます。

「毎日これ以上ない程王様が好きなのに 次の日はもっと好きになるわ

 好きって際限なく続くのね」

…こんなこと言われた日には、世界まるごとプレゼントしたくなっちゃいますわ。 ね、王様。



次はリリアの心が他の女性の体に入りこんじゃった話。

細かいことは省くけど、亡くなった女性の体にリリアの心が入り込んでしまいました。

亡くなった女性の魂が元の体に戻ったら、リリアも元に戻れるのでは?というわけで、王様とリリア&三つ子たちは妖精の森へ向かいます。

ところが、この女性が意固地でしてね。なかなか上手くいかないのですわ。

最後はちゃんと解決するんですけど、こんな状況下でもいちゃでれっぷりは変わらなかったですね。

もうさ、ここまで仲良しさんだったら次のステップに進もうよ。

後継ぎをもうけるって王妃の大事な仕事だよ。

16歳で無菌培養ってどうなのよ。

と、やきもきしていてフッと気がついた…

あぁ、蛇の生殺し状態のまま、このマンガは終わってしまったんだと…

そうしたら一気に哀しくなってしまいました…

生殺しでもなんでもいいから、もっと続きが読みたかった…



そして、リリアのお母様の母国・アネルケーナの宰相であるダヴィトさんがヴァンフォーリエを訪ねて来ましてですね。

この方、見るからに胡散臭いんです。

王様とちょびっと(あくまでちょびっと)血が繋がっていて、魔力も持っているんですよ。

そして、その魔力でリリアを攻撃したりして!!

不穏な空気が流れだしたところで、7巻へ続きます。



番外編は、リリアが酔っ払っちゃうお話。

間違って果実酒をしこたま飲んでしまったリリア。

酔った勢いで“王様LOVE!!”にますます拍車がかかってしまいます。

リリアの行動に戸惑いながらもデレデレな王様…

まったくこの夫婦ときたら…





【内容紹介】

妖精のいたずらで、リリアの心が他の女性の体に入り込んじゃった!

首なし王に触れたいのに、他の女性の手で王様に触れるなんて許せない。

王様とイチャイチャできない苦しさにリリアはどうなる…!?

2014年12月刊。







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最終更新日  2014年12月20日 21時43分24秒
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