テーマ:福祉医療関係(1061)
カテゴリ:仕事
知ってますか? この言葉
大学生や就活中の人にはわかる言葉 不採用通知は 「採用を見合わせる」という文言のあとに 「・・・今後のご健闘をお祈りいたします」と あるんだな いわゆるなんともその思いやりのない定型文 (発信者は精一杯の思いやりをこめたのだろうけれど ・・と信じたい・・が 受信者には決して伝わらない文言) この現代用語を教えてくれたのは もちろん今年大学4年になるチョーナン ・・・・・・・・・・・ この仕事に就いてから 何通もの「ご検討お祈り」通知を出している 3年ほど前は 求人を出してもウチなんか3、4人しか来なかったのだけど (職種によってはゼロもあった) 今回は15人を面接した なかなか重い仕事です 特徴的なのは30代後半以降の男性が多くなったということ 定年したばかりの元消防士さん 高齢者の介護施設で腰を痛めて退職した人 70過ぎた男性にも話を聞きました 面接で必ず聞くのは このお給料で大丈夫ですか ということ まあ それくらい低いってことで 恥ずかしい限りですが 女性もいろいろで 今回は初めて 今春有名大学を卒業したばかりの女の子の応募がありました 今日はその彼女に一日体験をしてもらいました 移動など付き添ったのですが 車中彼女の就活のはなしを聞きました 本来なら来るはずのない(先入観かな?)の地場産業に早慶が来ていたこと 事務職を希望したけれど 事務職採用なんて極少で ならば営業を と考えても 営業は女の子を採用したことがない と言われたりと 苦闘のごく一部を聞きました ワタシとしては ウチは 新卒を育てる土壌がなくって 福祉系学部卒でもなく 特に福祉職を希望していたわけでもない ウチで採用するのは彼女に申し訳ない と そんな気持ちでいっぱいでした が 彼女いわく 最終的にはみんな介護職やドラッグストア店員などで 自分で折り合いをつけていくしかない と 苦しんで折り合いをつけたとしても 今度は 親が納得せずに 親からガーって言われてしまうと なんて苦しい状況だろうと思いました 努力している 頑張っているのに 新卒の彼女だけでなく リストラにあった男性をはじめ それぞれに多くのものを抱えて こんな給料でも仕方ないと 折り合いをつけて応募してくださるのだろうけれど ・・・ 期待にはこたえられない 応募の人数を聞いて 肩を落として帰る人もいました が 採用する側としては 能力や学歴ではなく 職場の雰囲気に合ったうまくやってくれそうな人とか 作業を支援も仕事のうちなので 細かい仕事をいとわない人とか 今後事業展開に役に立ってくれそうな人とか 週末の出勤をいとわない人とか 車の運転のできる人とか まあ いろいろあるわけです が 子らの就職を目前に控える一個人としては 面接をさせていただきながら 思うことがいっぱいでした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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