2012/07/22(日)23:41
「真珠の耳飾りの少女」マウリッツハイス美術館展
☆行ってよかった☆
学生時代のサークル仲間の女子会
ン十年ぶりの再会に散々騒いだあと
いったん帰路についたものの
フト 思い立って
電車乗り換えて 上野へ
特別見たかったわけではない
でも
昨年 私のハハと私のチョーナンが ヨーロッパ気ままな2人旅をしたとき
マウリッツハイス美術館に行った
と
聞いて
なんだよ アタシを飛ばして
などと
つまらない私憤が沸き起こってた
ならば
せめて
上野くらいは行かせてもらおーじゃないの
って
日曜日の夕方の東京都美術館は アナ場☆
待ち時間ナシで入れただけでなく
「真珠の耳飾りの少女」も全く待つことなく
最前列鑑賞ができただけでなく
そのすぐ後ろで
かぶりつきで観ることができました
特別フェルメールファンでもないし
と
さほど期待もしてなかったけれど
でも
ハッとするものがありました
あー
そーなんだ
この絵の魅力は 今まで見た絵画とはちょっと違うかな
なんだろう
元気をもらうとか
強さをかんじるとか
深い精神性があるとか
そーゆーのではなかった
不思議な魅力
言葉にならない言葉で少女に語りかけること十数分
堪能したね☆
絵を観に行くときは
たいてい
まずは ぶあーっと一巡
その間に 今の自分にしっくりする絵をいくつか選ぶ
それから 入口に戻って 再度 ゆっくりみる
さいごに コレと決めた絵とじっくり向き合う
今日は1600年代にオランダに暮らす人々に想像をめぐらす
と
MYテーマを決めて楽しみました。
風景画では
ホーイエン「ホーホエルテン近郊のライン川の眺望」
ホッベマ「農場のある森」
ポト「イタリア風の風景」
無条件で面白かった
想像の羽をいっぱい広げられた☆
肖像画は
絵自体というより
いちいちどんな人生だったんだろ
って
妄想で楽しみました
静物画は
深く考えるとつらくなりそうなのでスルー
風俗画は
文句なしに軽く愉快に鑑賞
もちろん最後に
「真珠の耳飾りの少女」に会いに行き
かなり満足
特に2巡目は閉館まで30分という時間だったので
ほとんどの絵が独占できるという贅沢さ!
ラベンダーの香りはなかったけど
17世紀のオランダに 時をかけたおばさん
真珠の少女と何を話してたかって?
それはナイショ(笑)
妄想癖はとまらない
唯一の後悔は
ミュージアムショップで売っていた
「真珠の耳飾りのミッフィー」ちゃんを
悩んだ末買わなかったこと
誰か~
これから行く人
買ってきてぇ~
ちっちゃいほうでいいから☆
http://www.asahi.com/mauritshuis2012/