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まいぺんらい・・・

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お年寄りのコーナー

April 21, 2006
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「らいさん アクマのような生き者のいる町で・・・」
ではじまる葉書の文章は 泥棒が多いことを嘆き続け
「町の弱い人達を死に急がせているアクマに洗脳されている方達の多いのに、気が転倒して心身共に、つかれきって、お年賀もまだ出し終えていません。改めて今年も(半年近くなりましたが)よろしくおねがいします。・・・・」と続きます

2年前の5月末に職場にワタシ宛てに届いたクレームの葉書(年賀状だけど)

差出人は60代の一人暮らしの女性
彼女 クレームの女王 で
クレームを受けるということはこちらに非があるのだから
本来はひたすら謝ると 相手も落ち着いてくるのだけれど
彼女はほんとうにしょーもないことで怒りはじめ 
いったん怒りはじめたら 止まらない
電話で30分ほどまくしたてて やっと終わったと思うと
5分もしないうちにまた電話してくる
そんなことが数回続くと
聞いているこちらもさすがにガマンの限界にきてしまう

認知症に含まれるのだと思うけど
とにかく被害妄想が激しく 常識を逸脱した言動が目立つので
彼女の話しを真剣に聞いているとこちらが参ってしまう
だからといって適当に話を合わせようと相槌を打つと
他人のことだからって 軽く考えている となじられてしまう
仕事だから仕方ないのだけれど 対応がむずかしくって
正直 利用を断りたいくらいだった

泥棒が入って冷蔵庫の中の物を食べてしまう
引き出しの奥に入れておいた布巾が一枚盗まれた
警察に言っても相手にしてくれない
電話は盗聴されているから と 何度も番号を変えてしまう
民生委員さんや市役所の人もみんな信じられない・・・
アクマの住む町で神経をすり減らして暮らしているのに と

高齢者としてはまだ若いほうなので
少し前までは一般のサークル活動などにも参加していたようで
そこでも たいへんなトラブルメーカーで有名だったとのこと
次第にみんなが相手をしなくなり 
身体も弱り・・・
孤独も深まり
そして
被害妄想が何倍にも膨らんでしまい
他人に攻撃的になってしまう
自分を防御し生きていくためには 
仕方ないのでしょうか・・・

テレビで騒音おばさんを見ていて
彼女のことを思い出しました

みんなはその葉書 気持悪いから捨てようと言いいましたが
・・・
なんだか捨てられずに 
つじつまの合わない奇妙な文章を何度も読み返していました






Last updated  April 29, 2006 10:39:26 PM
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February 10, 2006
「苦しいから早く死ねるように先生に頼んでちょうだい」と
病床の〇子さんは見舞いに来たケアマネに訴えたそうだ

いつも笑顔のたえない おだやかなご夫婦だったので
みんなが大好きでした

〇子さんが救急車で運ばれ心配していたところ
ご逝去の一報が入りました

穏やかで仲のよいご夫婦と 評判でした
身体が弱い〇子さんを いつも〇夫さんががいたわっていました

どちらかというとお家にいるのが好きな〇子さんと
サークル活動に参加して社交的な〇夫さんですが
支えあって とても理想的なご夫婦にみえました

〇子さんは 最後の最後まで
「私が死ねば あの人は自由になるから
早く自由にしてあげたい」としきりに言ったそうです

これが究極の愛情なのでしょうか

夫婦のあり方・・・深く考えさせられました

合掌







Last updated  February 14, 2006 07:01:25 PM
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June 2, 2005
激しいお怒りの電話を受けた
受話器から洩れてしまうくらい大きな声でまくしたてられた
またか という思いもあったのだけれど
ちょっと久々の電話だったので とりあえずお詫びに伺うことにした

もうすぐ90になる〇藤さんのお宅でベルを鳴らしてドアをあけると
待ってましたとばかり
仁王立ちの〇藤さんが なにやらゴルフのパターみたいなものを持っている
思わず怖くなって ドアはあけたままにして退路を確保して
まず「申し訳ありません」と謝った

それから延々30分 〇藤さんは こちらの口をはさむ間も与えず
まくしたてた
凄かった

ことの次第は極めてカンタン 以下の通り

さかのぼること二時間ほど前
〇藤さんのお宅にお食事を届けた(届けたのは私ではないが)
容器に入った食事なのだが
食べようと思ったら中味がカラだった というお叱りである

   今日という今日は我慢ならない
   あんたの会社はいっつもそうなんだ 今日だけじゃないんだよ
   世話になっていると思うから我慢してたけれど
   あたしゃいつだってやめていいんだよ こんな食事
   PTAだとかの役員いっぱいやってるんだから
   あんたの会社はこんなにひどいことするって 言いふらしてやる
   こんなのあるかい みてごらん

容器を開けて見る
ご飯茶碗とお味噌汁椀は確かにカラ が きれいに洗ったあとがある それぞれの蓋にはご飯の湯気とおぼしき水滴やら味噌汁のかすがついている
おかずは かじりかけの魚や 歯型のついたじゃがいもが ちょびっとづつ残っている

今日お届けしたお食事をすでに召し上がっている ということは 明らか
  
   いいかい あんたんとこはホントいっつもなんだよ
   老舗だと思って信用して頼んでやってんのに
   娘たちがね お金出し合ってこの食事とってくれてんだよ
   これじゃ 娘たちに悪くて こんなこと言えないんだよ
   なにこの魚 こんなちっぽけなのが入っていて これは今アタシがかじったんだけど
   ほら この煮物なんてこれっぽちしか入ってやしない
   ご飯も味噌汁もカラだよ
   あたしゃ ウソついてないよ
   
ひたすら はい はい と聞きながら
申し訳ありません 新しいのを持ってまいりましたので こちらをお召し上がりください
と言うと

   いらないよ もう食べたくないっ! 

と 突っぱねられる
そりゃそうだ 食べちゃったんだから お腹いっぱいなはずだよ

そうです すでに食べてしまったことを忘れて
食事がカラだったと怒ってクレームつけているのです

同じことを 4,5回言いまくると
少しトーンが変わってくる
    (たいていのクレームはそう 言いたいだけ言わせると言ってもどうにもならないってこ     とに気づいてくる)

   あんたに言ったってしょうがない
   だんなをよこしな

だんなって誰だろ って思いながら
あいにく今日は出張で・・・ などと言うしかない

それでも終わらない話をどうしようと思いながら
とりあえず これをおいて行きますので と新しい食事を渡すことで
なんとか その場を辞することができた

本当に自分のミスでおこったクレームに比べれば気がラクだけれど
でも
イヤイヤ まいったまいったです
認知症なので仕方ないのだけれど

さっき食べたばかりだということを すっかり忘れてしまっている

「あなた食べたんでしょ」 なんて口がさけても言えない
本当に申し訳ないという気持をこめて 謝罪し今後気をつけます と言うしかない

帰り道々 とっても悲しくなった

カチョーに報告するとこちらに非がないだけに 
「そんな勢いであっちこっちに触れ回られたら困る」と言ったけど
絶対そんな心配はない
家から出る事なんかないんだから

隣の市に住む娘さんがよく〇藤さんの家にきていたので
とりあえず電話して こういうことがありましたということを伝える
こういう時のいい方もむずかしい
「ご迷惑をおかけして 本当に申し訳ありません」と詫びてくれるのだが
連絡したことによって娘さんが〇藤さんを責めてもらっても困る
「どうかお気になさらないでください ウチはかまいませんので」というしかない
娘さんによると 一分まえのことも忘れてしまうそうで
認知症はかなり進んでいるようだ

どうすることもできず
また同じクレームがきたら 気がすむまで聞いてあげるしかない・・・

これでワタシはお給料もらってる・・・・
ますます悲しくなった






Last updated  June 8, 2005 03:15:51 PM
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