2013/03/01(金)09:22
『極北クレイマー』海堂尊
『極北クレイマー』
著者:海堂 尊
すっかり忘れていたかのように、本を読まない時間がかなり過ぎてしまっていた。
しかも、途中まで読んでそのまま…。
図書館で借りた本だったから、どこまで読んだかも分からず(^^ゞ
なので、もう一度最初から。
「そうだ、そうだった。」
「あ、そんな名前だっけ?」
「姫宮~このキャラいいなぁ~(笑)」
なんて事を思ったり思い出したりしながら進めていく。
『マドンナ・ヴェルデ』と『ジーン・ワルツ』の頃の、極北市での話し。
財政赤字の市、極北市。
その極北市にある極北市民病院の存続危機。
そして、マリアクリニックの三枝まりあの息子、産婦人科医師 三枝久広の逮捕。
どっちも過去に実際にあった事を思い出させる。
だからなのだろう、とてもリアルに感じられる。
いつもの事ながら、ちょこちょことお馴染みの人物が出てくるところがこの著者の作品の面白いところでもある。