Ｍｙ　Ｌｉｆｅ　Ｓｔｙｌｅ

とうとうやっちゃいました。家出。
別にする気はなかったんだけど勢いでとまらなくなっちゃいました。

今日は午後から子供の参観で疲れてた。
半分ずつ参観し、懇談も半分ずつ。
参観を経ることにどんどん懇談の参加者が減って行くので特に予定がない限りは
参加しないと申し訳なくって。子供の様子も知りたいし。
今回は夏休み前ってことで子供が育てている鉢植えを持って帰ることに
なってたんですが当たり前のごとく、兄弟分の鉢植えが2個。
次男はあさがおで支柱付で持ちにくく、長男はあほ程土を入れているらしく
めちゃめちゃ重い。
後日、取りに行けばよかったのよ。今、思えば。
でも、明日はエステだから頑張ったのよ。
日傘はさせない、両手に植木鉢で汗ダクダクのヘロヘロで帰宅。


休む間もなく子供達におやつを食べさせて公文へ送る。
昨日、亡くなった義母の友人からお中元が届いていたた。私とは一度も面識がなく
もう切れてもいい関係のはずなのに毎年、7月1日前後にきちんと届く。
私としてはお中元は7月の10日頃までに届けばいいと思っているので
非常に迷惑。だってお礼の電話をする時にはこちらも送っていないと
マズい気がして・・・。
毎年、早めに送ろうと思いながら送れていない私が悪いんだけど・・・。
今日、公文に行ってる間に送りに行く羽目になった。
ついでに明日の義父の命日にお寺さんにお供えするお菓子もと思い、
子供達には「買物に行くから終わったらママの携帯に電話してね」と伝える。

道も混んでいてお中元カウンターも混雑していたので思っていた以上に
時間がかかる。夕方だから余計かも。
イライラしながら子供からの電話がないかヒヤヒヤ。
帰りの車の中でもそわそわ。今にも雨が降りそうな真っ黒な雲が立ち込めている。
途中、公文の教室の前を通った時、前で子供が待っていないかをのぞくがいない。
どうやら間に合ったみたい。
いつもなら長男に鍵を渡して勝手に帰って来るように言うところだけど
夕方から雨になりそうな雲行きだったから雨の中を帰らせるわけには
いかなかった。

自宅に帰ると灯りがついている。
直帰でダンナが早く帰って来ていた。
家に入ろうとしたらダンナが「あ、迎えに行こうとしてたとこ」だと言う。
あれ程、携帯に電話してと言ってあったのに。
それならそうとダンナも私の携帯に電話をくれたら今、拾って帰って来れたのにと
恨めしく思う。
車を出した途端、大粒の雨が降って来た。
横殴りのバケツでひっくり返したような雨。
公文の前まで行くといつも待っている場所にいない。
ダンナが迎えに行く時は途中まで歩いて来させているのでもしかしたら
歩きかけているのかも知れない。
大人でも歩くのが困難なこんな雨の中を傘もささずに歩いていたら・・・・
気が気ではない。
大急ぎで車をＵターンさせるが見通しの悪さでなかなか道を遮れない。
だって雨で前が見れない。ワイパーmaxでも意味なし。
気持ちばかりが焦る。
歩いて帰るルートを探す。帰宅途中の大人が多数、雨宿りしている。
大人でも歩けないのに子供が歩いて帰れるわけがない。
車の中からじゃ視界が悪いので普通なら絶対にこんな雨の中を車から降りることはないけれど子供の為、仕方なく降りる。
風が強くて傘が役にたたない。
両脇からバケツで水を掛けられたみたい。
巻き髪はずぶぬれ、ジーンズは身体に張り付く、靴はぐちょぐちょ。
下着もびしょびしょだわ～。
雨宿りしている人達が私を見ている。
車の中にいたらいいものを・・・ってとこ？私だってそうしたい。
次男を探さねば・・・。
溝は水で溢れ、くるぶしまで水に浸かりながら歩く。特に水はけの悪い場所みたい。
見渡せる範囲を好奇の目にさらされながら探すが姿なし。
携帯でダンナに連絡。
「いないのよ。帰ってる？」
「まだや。」
「もう、どこで待つって言ってた？」
「雨やから中で待つって言うてたけど教室におらんのか？」
「はぁ？聞いてないよ」
慌てて車に戻り教室に戻る。
私の姿を見て先生は驚かれる。
そりゃそうでしょ。川で泳いで来たような姿。
そして次男は涼しい顔で本を読んでいた。
ホッとしたよ～。無事でよかった。
連れて帰ったのはいいけど水がしたたるずぶぬれの自分の姿を玄関の姿見で見たら切れた。

まず、携帯に電話をしなかった子供達が悪い。
そして次男から連絡があった時点でダンナが私の携帯に連絡をくれてたら
雨が降り出す前に次男を拾って帰れたはずだと思うと腹がたった。
忙しい今日にわざわざお中元を送りに行かなければならなかった。
明日の命日のお供えを買わなければならなかった。
これって私の勝手な買物じゃないよね！と言ったら
「別に今日、送らんでもええし、お供えもどうでもいい」と言ったダンナに
愛想がつきた。
「分かった。もういい」と言った私に
「今から好きなだけ買物に行って来いや」と言い放った。
許せない。直帰が分かっていたならその時点で連絡をくれたら
こんなに慌てることはなかったのに。

実家に帰ろうかと思ったが追い返される可能性大。
明日はダンナが休みなので私がいなくても問題ないわ。
そう思ったら着替えなどをバッグに詰める。
怒っている割にはあれも要る、これも要ると冷静。
仏壇の掃除は完璧だし、お供え物もちゃんと用意してる。
お布施とお茶菓子、湯のみなどをお盆にセットし
これみよがしに出て行く。
ダンナは本屋にでも行くと思っているらしい。
絶対に帰るか！と車で出掛ける。

が・・・一人で泊まるとなるとどうしたらいいのかさっぱり。
男友達に電話したら出て来てくれるだろうけど、この年で、おまけに子持ちで
「今夜は帰りたくないの」はシャレにならない（笑）
どうしよう。
本屋などで時間を潰すがどんどん夜は更けてくる。
とりあえずお風呂にも入らずに来たので
「奈良健康ランド」へ行く。お風呂に入りながら考えようと思う。
夜なので道も空いてた。お風呂でゆっくりと温まったら落ち着いて来た。
でも、意地でも今夜は帰らない。
ジュースを飲んだり、ソフトクリームを食べたりしながら
ウロウロ。
二階ではみんな仮眠を取っている。
お一人様、タオルケット3枚までって書いてある。
電車などでは寝られるが一人でこんな所で仮眠を取る勇気なし。
一階に下りてマッサージをしてもらう。
終わったら広間のイスに座ってぼ～っと考える。
女一人でここにいるのは私だけで非常に居心地悪い。
お一人様が苦手な私は余計に苦痛。
ふと壁の案内を見ると「ミッドナイトステイプラン」と言うものがある。
隣の奈良プラザホテルへ格安で泊まれるらしい。
でも、これって女一人でも泊めてくれるんだろうか？？？
昔は女一人での客は自殺すると思われたとか・・・などなど
余計な世間話が頭をよぎる。
カウンターで断られたらどうしようとなかなかカウンターへ行けずウロウロ。
はっきり言ってそんな態度をとってる方が不審者よね。
意を決してカウンターへ。
「泊まりたいんですけど」
「何名様ですか？」
「私一人なんですけど」
「お部屋をご用意致しますのでこちらにご住所、お名前をお願い致します」
え？泊まれるの？！こんな簡単なことなの？
速攻、カードキーを用意してくれて直通の入り口から体一つでホテルへ行けるそう。支払いはリストバンドで最後に支払うらしい。
こんな簡単なのに何をグルグルしてたんだろ、私。
泊まれるって分かったらこっちのもの。車は置いたままでいいのか、
荷物はどうするのか・・・などなど質問する。
そして化粧品などもあるし、荷物を持って服は健康ランドのロッカーに入れたまま、そこの部屋着姿でホテルへ。
下の階かと思いきや、６階。４階から客室はあるみたいなのに。
エレベーターで６階に着くと普通のホテル（当たり前か）の廊下。
こんな部屋着で歩いてていいのかと言う気さえする。
中に入るとムゥ～っと暑い。
そりゃそうね。空いてる部屋を格安で提供してくれるんだから仕方ない。
自分で空調を入れて部屋を見る。６階の眺めを期待するがそこは田舎。
外は真っ暗。灯りもあまりない。大阪市内と比べるのが間違ってるね。
ホテルに一人で泊まるなんて働いていた時の出張以来だわ～。
せっかくだし、主婦のぷち家出に最適なのでレポートを。
夫婦ケンカもブログネタだわ～。携帯で部屋の様子を撮影。
ツインよ、ツイン。どっちで寝ようかと迷ったよ。

この部屋が３，５００円でおつりが来るなんて信じられる？！

郡山インターからすぐなので夫婦ゲンカの際はど～ぞご利用下さい♪