|
テーマ:Jazz(1887)
カテゴリ:A Merry Jazzmas
![]() 2000年録音で、一昨年の暮れに注文したので、実際のシーズンは今年で二回目。 実を言うと、このアルバムを手に入れてすぐはなんだかあまり聴かなかったのです。 前後して買った、Jacob YoungのアルバムにいたノルウェーのペットMathias Eickがかっこいいなぁ、っておもっていたのと、たまたま、中古で仕入れたPeter AsplundのMelosって、アルバムにはまっていて彼のアートファーマーみたいな、柔らかで暖かな演奏がちょっと物足りない気がしちゃったのです。 しかし、シーズンにになってかけてみると、これがなかなかよいのです。もう、繰り返し聴いちゃう状態ですね。 Tore Johansen は、「暖かな」って言葉音にしたら、まさにこの音!って、感じです。 そして、演奏は誠実で丁寧。スリリングではないけど、真摯な気持ちが伝わってくる演奏。そう、、以前に「誠実、ってイメージの見本のような音」、って書いたケビンディーンは彼のお師匠さんでした!あまりに出来過ぎです。。 どうやら、この「Gemini RECORDS」って、レーベルの初クリスマスらしく、彼の初リーダー作にして気合いの入ったつくりです。メンバーなかなか巧いのです。 ゲストにカーリンクローグをはるばる呼んで「BODO」と言う町の教会でキャンドルたててて録音したようです。 曲は、定番のクリスマスから、彼らのオリジナル、クリスマスをイメージさせる曲、そして、賛美歌など多彩です。 タイトル曲は、カーリンと共演があるジョンサーマンの曲らしいのですが、実にのびのびした希望の光を感じる曲。クリスマスの定番になってもらいたいな。 ゲストといえ、カーリンは、13曲中7曲も歌っています。 ここで、彼女は、素直な曲の解釈でオーソドックスにうたっているのですが、実に「深い」のです。巧いとか、綺麗とかでなくて深い。 そして、もう1人の立て役者がJan Gunnar Hoffというピアニスト。 実に繊細で、丁寧で綺麗!集中力を途切れさせることなく、最後まで素晴らしい演奏でした。透明感のある叙情的なピアノと柔らかで暖かな音色のペット、そして、味わい深いヴォーカル、素晴らしいリズム陣のサポートが素敵なクリスマスワールドを作っていました。 通販で買ったのですが、教会のステンドグラス?をイメージした地味なジャケットおぼえてて、もし見つけたらお家につれかえってください。 1. When you wish upon a star 2. Man, woman and child 3. Have yourself a merry little christmas 4. Det har ei rose sprunge 5. Christmas song for children of Thelonious Monk 6. The christmas song 7. Snowfall 8. I`ll be home for christmas 9. Det forste lyset 10. Det lyser i stille grender 11. Snowbound 12. Silent night 13. Deilig er jorden Tore Johansen (Tp, Flh) Jan Gunnar Hoff (P) Bjorn Alterhaug (B) Finn Sletten (Ds) Karin Krog (Vo)!!イェ~イ!! 他2作は、 Scenes of Christmas / Ann Malcom and CoJazz ![]() スイスに住むアメリカ生まれのヴォーカルとコジャズの共演盤。 Merry Magic / Eric Reed ![]() スィンギー、グルビィなピアノ演奏とクリスマスを意識したサービスがたっぷりのお勧め盤。 でした。また、来年くじけず特集しよう。。。 ちょっと、恐ろしいマニア魂、ってばれちゃったけど。。 まぁ、どうせ、どれも新譜ってわけないし、、(^_^);; 来年につづく~♪
最終更新日
2005年12月27日 12時04分26秒
[A Merry Jazzmas] カテゴリの最新記事
|