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2006年06月26日
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テーマ:Jazz(1464)
カテゴリ:JAZZ(Flight to Denmark)
発売をしってず~~と楽しみにしていたアルバム。
北欧はデンマークのベースJesper Lundgaardとユージンパオのアルバムで一目惚れしたOlivier Antunesのデュオのアルバムです。
ところが、到着してすぐかけたものの、なんだか、自分を素通りしていくのです。
そう、、素通り。あれま、って感じ。で、しかたないから、放っておきましたぁ。
それでも、この二人のアルバムを放っておくのは、やはり気になるので、再びトレイに置いたら。。。

と、、、アルバムは実に繊細で透明感あふれており、二人の互いを尊重しあった落ち着いた演奏に、最近、アルバムに強烈な刺激を受けるものが多かったせいもあって自分のほうが何処か麻痺していたのかなぁ~、って感じで、内容はとても良かった。もう少し、聴いてから、って思ったのですが、旬でもあるので。。

丁々発止、とか、スリリング、とか、そういう言葉とは、ちょっと距離を置く感じのアルバム。しかし、互いに互いの音、フレージングをよく聴いて、丁寧に「音やフレージング」を返していきます。綺麗な言葉でしゃべる素敵な会話を聴く感じ。
ルンゴーの正確なピッチで、きっちりとテーマをとると、教科書どおりでございます!みたいなイメージもあるんだけど、ところがどっこい、実はインプロゼイションの積極性や多彩さは、本当にすごいです。
ピアノは、端正で上品な優しさと柔らかでしっとりしたタッチだけど、相手をしっかり聞く耳のすばらしさをもっていて、ルンゴーの意外とくせ者のベースの動きにたいしても、常に的確な返答をかえし、自らも問いかけていく。
もう、エヴァンスを、、ず~~と、繊細にした感じ、、ってのが私のオリビェくんの印象。

聴きようによっては、イージーリスニング、お部屋の芳香剤ともなりかねぬ端正さと気品と、、そして、リリカルな演奏は、なんと、15曲、67:36なのです。
デンマーク民謡、賛美歌、、等から、エリントン、ナットアダレイ、オスカーピータソンなどの曲や枯葉、エスタテ、スピリチュアルソングまで入っていて、散漫になりかねない雰囲気なのですが、アルバムにがっちり統一感を与えてるのはやはり二人の高度で気品ある「性格」とそこから来る会話なのですはないでしょうか。


まるで、ピアノのレッスンでもはじまるような優しく丁寧なデンマーク賛美歌?にはじまり、マイナーな哀愁あるメロディがここにしみるナットアダレイのThe Old Country、4ビートになってからの小気味よいスィング感は、ジャズ心もたっぷりです。
エリントンのCome Sundayでは、ルンゴー弓弾きが曲の優雅さと相まって、心が解放されていく素敵な演奏。一転ミルトジャクソンのReunion Bluesでは、バップ曲をアップテンポでグルーブ感たっぷりに走りきり、ボサノヴァリズムで、切なさにとどめを刺すEstate。。
その後も牧歌的な曲も多く交えて、北欧の叙情豊かに二人の架け橋は続いていきます。
実はJesper Lundgaardは「X-MAS BASS」って、クリスマスアルバムを出していて、そこでも北欧の各地のフォークソング、賛美歌などを、すべて自分でテーマをとっているアルバムを出してるのです。そこで演奏してるものも何曲かあり、親しんできたメロディをとても大切にしている事がよくわかります。
それらに対するOlivier Antunesの解釈も素晴らしく、原曲を損なわずに自分の詩を朗読してるような感じ。
9,10と二曲つづく、デンマークの作曲家 Carl Nielsenの曲も御愛顧のようである。そんな中で、ふと、聞き慣れたメロディが走る。Autumn Leaves。ブルージィでジャージィな仕上がりに、やはり二人の力の高さを感じます。
アルバムは静かな中にも自分たちの国デンマークを強く意識した、デンマーク賛歌てきな感じにもなっているのかもしれません。(オリビェくんはパリ生まれだそうですが。。)

それぞれの立場を交互に入れ替えたり、併走したり、ユニゾンしたり、互いの歌心や演奏にインスパイアされながも、過度にエモーショナルになることもなく、親子ほど歳のはなれた二人のまさに二人三脚な一枚です。親友、まさにインティメイトな関係です。

1.Giv mig Gud en Salmetunge
2.The Old Country
3.Jes ser de Bogelyse Oer
4.Come Sunday
5.Reunion Blues
6.Estate
7.Lad Det Klinge Sodt I Sky
8.It's Me,Oh Lord
9.Mit Hjerte Altid Vanker
10.Tit er Jeg Glad
11.Hjerte Loft Din Glaedes Vinger
12.Autumn Leaves
13.Kirken Den er Et Gammelt Hus
14.Hymn To Freedom
15.I Danmark er jeg fodt

Olivier Antunes (P)
Jesper Lundgaard (B)

なんかね、疲れちゃった人にはお勧め。
荒れてささくれた心を、リフレッシュしてくれる、、、、「かも」
保証はしないけどぉ。。





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最終更新日  2006年06月26日 18時14分03秒
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