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2006年07月15日
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テーマ:Jazz(1887)
カテゴリ:JAZZ(Born In The U.S.A. )
むしむしと湿度の高い日が続いております。。ね?
「かよわい」私が、精神的夏ばて防止に選んだアルバムは、Brad Mehldauの新作です。
リリース的には、すでに旧作なのですが(新譜がでてますが、旧メンバーでの録音だそうです)、一応今のところは新譜ですよね?ちゃうのかな?
秋に来日するのは、この新メンバーなのかな?と、ここで疑問系にしてはいけませんね。
静かなアルバムで、うっとうしい時季を息を潜めるのもいいのですが、カツの入る湿度の少ないアルバムで私的覚醒でございます。

私にとってのメルドーは、毎日聴くようなお気に入りのピアニストとはちょっと違う。上手く表現できないけど、なんとなく、心の中のみたくないものものみてしまうような、、そんな何かがある感じなので、少し、距離感があるピアニストです。
超無機質な感覚が、彼の心奥に深く広がる溝の中をのぞき込まされる感じつうか、、でも、これまた時折みせる美しさなにも惹かれて、全く嫌いにもなれないお方だったのです。
で、このアルバムと、東京ソロは、こうやって、時折トレイにのせて、そのたびに、心を引き締まる感じがなんともいえず快感になっているのです。

全10曲、丁度真ん中に彼のオリジナルがはいる形で、本当にいろんな世界の音楽から選曲してます。

最初の曲は彼が「彼らが表現している閉塞感や虚無感は、僕自身が抱えているものであるから」(クリスさんのブログから拝借m(__)m)とシンパシーを感じてる英国のロックバンドRadioheadの曲。自分で言い切るだけあって、アルバム冒頭から、哀愁あるメロディから展開されてく彼の世界は、刃物の上を素足で歩くような痛みすら感じ、、いきなり両腕をつかまれてぐぃっと、無理矢理彼の世界にひき込まれる。。
と、一転、、2曲目は、バカラックのバラードを優しく素直に弾く。まるで初めてのデートで何を話していいのかわからない青年のような、無垢で、木訥とした感じすらする。こういう体験で、女性は結婚を決意しちゃったりするんだよねぇ。。
ソロのビートルズナンバーを挟んで、Nick Drakeという人のフォークナンバーらしいのですが、ドラムのたたき出すロック感覚のビートにのって、ベースにテーマとらせ、互いに交錯しながらメルドーの世界へ引きずり込んでいき、例のメルドー印ともいう右手左手の対位法的アプローチもまじえ、上り詰めていく、このアルバムで私的にかなり好きな演奏。9分を超える演奏なのですが、これだけ何度も聴き直しちゃいたくなります。壊れそうで、壊れない、落ちそうで、落ちない、、危ない橋を渡ってるような、際のもの感も随所にあって、かなり好き。
元唄ヴァージョンは、、どんな感じなんでしょうね。。想像がつきませんです。

と、オリジナル2曲つづきます。
まずは、感情を排して、疾走感にスリルとサスペンスもとめるようなメルドーらしいオリジナル曲、と、、なな~んと、ボッサのリズムで、妙な音楽的なゆれのあるメロディのTurtle Townなんてのもあり、やっぱ、この人、ただもんじゃない気がします。

再びビートルズナンバーでは、時折、彼らしい不気味な音をまじえながらも、曲のかわいらしさを素直に?強調しつつも、ただの綺麗なワルツにならん演奏。
メルドー的、ラテンパッションを感じるクリスチークの曲を経て、サイモンの曲です。ベースソロからはじまるこの演奏も私のお気に入り。途中、がんがん上り詰めていって、パーカッシヴで暗い彼のソロがピリピリと効いて、そのあとバンドサウンドでなだれ込んで瞬間三位一体状態は、我が愛しのサイモンさまも、、まぁ、お許しくださるでしょう。。
最後を飾るのはなんと、このアルバム唯一の?ジャズスタンダード。ジュリーロンドやアニタもうたう哀愁あるマイナーなメロディが素敵な曲でしたねぇ。。
力強いタッチで、おもいっきりジャズフィーリングたっぷりな演奏でブルージィな余韻でジ・エンド。
最後にこういう曲、そして彼としたらオーソドックスな演奏をもってくるあたりも、、、やっぱ、一筋縄でいかんです。

彼と私の距離は、アルバムをかけるたびにミクロン単位だけど、確実に縮まってるきがする。
手に入れて半年以上たっても、その関係は現在進行中。。。
いつか火花がちる関係になるのかしら?

1. Knives Out
2. Alfie
3. Martha My Dear
4. Day Is Done
5. Artis
6. Turtle Town
7. She's Leaving Home
8. Granada
9. 50 Ways To Leave Your Lover
10. No Moon At All

Brad Mehldau (P)
Larry Grenadier (B)
Jeff Ballard (Ds)


新潟は朝から大雨だったり、天気が悪い。
こんな中、新潟ジャズストリートが今日明日の二日間あります。
いけそうで、、いけない、、いろんな時間との戦い。。どうなるかしら?






最終更新日  2006年08月21日 12時38分04秒
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